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人気俳優×引っ込み思案な次男の、運命の宝石を巡るシンデレラロマンス!
hisui no hanayome haiyu no dekiai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前作よりもこちらの方が、自分に合った“萌え”が多くて楽しんで読むことが出来ました。
あとがきには、前作を読まなくても…と書かれてはありますが、前作の話がかなり盛込まれており、設定なども改めて説明されてはいるものの端折られてる部分もあるので、私的には前作を読んだ方がより楽しめるかと思います。
受けさんの咲は、前作の受けさん(晴季)の結婚式でヤーデンブルク王国に再来日するのですが、もうその頃には自分の恋心に気付いていて、でも人生を変えた大好きな人から嫌われるのが嫌で、健気にも気持ちを隠しながら、自分の仕事を全うしようとする真面目で素直な気持ちのいい性格で。
そんな咲を救ったのが攻めさんでもあり、現俳優現王子のはとこという凄い肩書きの悠大。
悠大は悠大で、咲からパブリックイメージと本来の自分の違いから幻滅されることを怖がり、一歩前に進むのに物語終盤までかかってしまった、実はヘタレさん。
そんな、どちらかが踏み出せば変わる関係性もなかなか進まずどうするんだろう?と思っていたら、この本で1番の貢献者でもあり、癒しでもあった次期王子候補の『ちび王子』。
『ちび王子』に真剣に対抗して嫉妬してる余裕のない悠大は、とても可愛くて見物です!!
特に大きい事件などもなく、今回は王族問題も皆無に等しいので、溺愛甘々を所望の方には堪能出来る1冊かと思います。
最後に、三男の充希がヤーデンブルク王国の大学に行くかも…という話が出ていたのと、叔父さんもヤーデンブルク王国に来日したので、私的にはこの2人の話も読めるのかと楽しみにしているところです。
充希は、やっぱり順当で行くならリヒトかなあ?とか。でも、ちび王子とも仲良く出来そうだなあとか。
叔父さんは、グラディウス師匠しかいないなあ…とか。
まあ勝手な願望ではあるのですが、辻占家はみんな幸せにみんな一緒に暮らして欲しいなあ…と想像力を掻き立てられる、楽しいファンタジーシリーズだと思います( *´︶`*)
『翡翠の花嫁、俳優の溺愛』のスピンオフ。
前作受けの弟・咲が主人公です。
単独でも読めますが、前作カプの出番が多いので、前作既読の方がより楽しめるかと思います。
あらすじ:
占い師一家の次男・咲(受け)は、王子と結婚する兄の付き添いで、ヤーデルブルク王国に滞在中。
王子の従兄・悠大(攻め)は、世界的に有名な俳優。
咲は彼の長年の大ファンで…
前作には、占い師の兄を補佐するしっかり者(しかしかなりの口下手)として出ていた咲。
本作では引っ込み思案な性格はだいぶ改善されたものの、世間知らずで天然ボケな一面が露呈。前作よりだいぶ可愛らしいキャラクターになっています。
悠大は、人気俳優という自身の肩書きを全く鼻にかけない気さくなイケメン。
閉じ込めて独占したいほど咲を愛していて、度々気障な台詞を吐きますが、咲にはなかなか伝わらず。
そんな鈍い部分も含め、咲を可愛く思っているような包容力ある人物です。
二人で翡翠の鉱脈調査に出かけたり、ラブラブな王子と兄を見守ったり…と、前作同様、これと言って大事件の起きないほのぼの展開。
しかし、攻め受けのキャラが立っており、兄編ほどぶっ飛んだシンデレラストーリーでもないため、前作よりは読みやすい印象。
気障なイケメンと天然君の可愛いやり取りに癒やされる一冊です。