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血で結ばれた、吸血鬼たちの宿命の恋
yamii no seppun guren no houyou
あらすじ:
150年ぶりに目覚めた吸血鬼・アル(受け)は、彼の眷属でヴァンパイアハンターの紅月(攻め)と再会。
紅月を従え、奪われた心臓を取り戻す旅に出ることに…
主従モノ(従×主)で吸血鬼モノ。
シリーズ作となるようです。
見た目は美少年のアルですが、その正体は最強のヴァンパイア。
150年前、心臓を奪われる前は髭面の親父(!)だったそうで、若返った今も言動は常に老獪。
紅月をからかったり誘ったりと、年上女王様受けの魅力たっぷりです(ベッドでは可愛くなるギャップも絶妙)。
そんなアルと旅する紅月は、吸血鬼を狩るヴァンパイアハンターでありながら、アルに従う眷属でもあるという複雑な身の上。
若い頃アルに命を救われ血を与えられたことで、彼の眷属になったという経緯があります。
こんな二人が痴話喧嘩っぽいやり取りをしつつ、アルの心臓「賢者の石」を探す旅を続けるという物語。
アルを「オヤジ」と罵りつつも彼を大事にしている紅月のツンデレ朴念仁ぶりが良い味を出しています。
そんな紅月に対して余裕ぶりつつ焦れ焦れしているアルも可愛く、メイン二人ともキャラが大変よく立っています。
ラストには敵のヴァンパイアから心臓を取り戻し、一見落着。
本書で一応物語は完結していますが、この二人の続編が読めるのは嬉しいです。
出来れば番外編で、アルが髭面親父だった頃のエピソードも読んでみたいなと思いますv