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ひと夏の経験しような、健太
seikatsubu e youkoso
小説ではキラキラ青春高校生のお話を読むのは初めてかも…?
なので高校生同士の学園物語はとても新鮮でした。
部活に学園行事に夏休み。青春っていいですねぇ。
青春を感じる流れとしては面白かったです。
が、個人的にキャラクターに魅力を感じることがなく、イライラが勝りました(-ω-;)
受けはコミュ障のボッチ。
自分を変えようと頑張るのは微笑ましく感じたけれど、如何せん行動が伴わない。
行動しない言い訳はワンサカ出てくるのに、行動する勇気はなし。
他力本願の構ってちゃん。
ウダウダ言い出すたびにゲンナリしちゃいました。
攻めの率直な感想は性格悪っ。
自分の言動は棚上げで理屈っぽくクドクド説教するのが鼻につく(-ω-;)
受けにキツく当たったのも一応後付けはあったけれど、
反応見てからかっていじめてるようにしか見えなかったです。
受けが自分に好意を寄せてるのに気付き、気を持たせるようなことをしながら、
勘違いし暴走気味の受けを「ウザっ」と一刀両断。
いやいや、アンタがウザいよ、勘違いさせることしなきゃいいんですよー(ヾノ・ω・`)=3
攻めが口癖のように「ウザい」を連発するので読んでて疲れました。
そんな攻めに対して受けは好意を寄せててポカーン( ゚д゚)?
そもそも、ボッチで友達できなくてションボリしてたのを気付いたのは副長先輩。
その後も副長先輩は落ち込んでるのに気付いたり、色々気遣う優しさが見られます。
対して攻めは物言いがキツイし、勘違いをバカにするし、「ウザっ」の連発。
受けの性格だと優しい方を好きになるほうが自然に思えて、イマイチしっくり来ず。
モヤモヤと読み進めてましたが、攻めザマァ展開があるのでチョコっとスッキリでした。
懐かしい。自分の高校時代を懐かしく詳細に思い出せる一冊でした。
滴り度合は低く、やや長いなあ と弛んでしまったところもあったので
萌でお願いします。
高校生活がとても懐かしいわ!という方にはとってもオススメ!
(おかしい、高校生ものなんて けっ なはずだったんだけどなあ・・・)
そもそもとりこ先生の挿絵目当てでget。
表紙のイケメンの流し目の威力抜群だし、
おめめくりくり豆柴状態の子も超可愛い♡
表紙の女子は、受けの同級生で、年上好きなぶっとび娘。
攻め受けに色恋沙汰では絡んでこないのでご安心を。
ちなみに豆柴がもってるのは掃除用の雑巾と思われます。
カラー口絵は、そんな二人の、波打ち際での
キス寸前シーンwith麦わら帽子(笑)
中の挿絵も今までのとりこ先生の挿絵の中で最も好きかも。
豆柴は可愛いし先輩はカッコいい!
エッチシーンは最後の方に1出てくるのみ。
もともとそういうシーン自体が少ないからね。。。
お話は入学したての受けさんが生活部(=生徒会活動)に巻き込まれて
先輩と出会い、可愛がってもらってるうちに、
仕込まれちゃうといった感のお話。
遠足あり、定期テストあり、文化祭あり、生徒会選挙あり とまあ学園生活が
たっぷり記載あって、わー懐かしい と思うシーンがどなたも一つはあるのでは。
後夜祭のキャンプファイヤーを屋上から二人で見るシーンなんか、
かわいすぎて、こっちが照れちゃう(笑)
攻めはキラキラ王子系ルックスですが、高校生ならではのエロ王子でもあり
受けがうぶうぶすぎるので、手取り足取りやりたい放題。
受けは受けで、最後はそれを嬉しく思って、二人ラブラブ。
一緒の大学行けるといいね、頑張れよ!受け!と思いつつ読了した
1冊でした~
二見シャレード文庫では2番目に長い作品らしく、お話としては読みごたえ満点の作品です。
春に健太くんが入学してから学園祭が終わって秋までのお話で、学生時代を終えた人が読むとキラキラとしたまぶしさやノスタルジーを感じる仕上がり、学生の皆さんも何かしら活力を受け取ってくれたらいいなと思います。
さて、この作品ですがお話の経過期間がそこそこ長い,イベント毎は逐一描写される,登場人物が内容の割にはやたら多いとBL小説というよりもジャブナイル色が強い部分があります。勿論、内容的にはしっかりBLなのですが、主人公たちと関わる人物が多く、ボッチでコミュ障な健太くん視点でお話が描かれているため健太くん以外の人の心情が読み辛い。健太くんの関心も話しかけてきた人に次々と移っていくので話の長さも相まって読者も健太くん並みにえーとえーとってなる人もいるかと思う。
そんな周りの人に翻弄されながらも健太くんは心身共に少しずつ成長して色々食べ頃な男の子になっていきます。ある意味生活部で栽培して一番よく育った作物はこの子です。
最初の一読目は健太くんと史哉先輩に焦点を当てて読むので先述したような健太くん視点であわあわしながら読了を迎えて唐突な展開に思える部分もあるけど、そこを踏まえて最初から読むと唐突に思えたところも大抵伏線はあるし、枝葉だったところにも想像の余地を残しながらちゃんと味があって一粒で二,三度おいしいです。
例えば、副長先輩から作中何度かある史哉先輩への目配せとか、大体最初に健太を逐一気にかけるのは副長先輩であるとか、好みじゃない相手であるはずの副長先輩と史哉先輩の健太を挟んだやり取りとか、よく一緒や少しの時間差で帰る会長とオグ先輩それぞれが使ってる香水が特定のラブホのアメニティで両方揃ってるなんてすごい偶然ですねぇとか、自分から取引を持ち掛けて入部したちゃっかり者のメリーさん以外は全員部員からの紹介で成り立ってる生活部の中ではみんな史哉先輩の性的嗜好を教えられてて、そのクセ先輩は誰にも言えない関係であることを強調したりetcと深読み妄想ポイントは枚挙の暇がありません。
体育祭の騎馬戦のやりとりで副長先輩に関しては若干確信できるような気もするし、再読することでの気づきのポイントが多くて一読目で全部把握できる人はなかなかいないと思います。
行間読みが好きな方やBLと関係なくジャブナイルが好きな方にはオススメです。
『あー懐かしい!』と、何度も思い出してしまうキラキラ青春ラブストーリーで。
高校生って初々しいけども好奇心旺盛だったり、悪いことだと分かっていても止められなかったり、感情を上手く発散出来ずに当たり散らしたりと…自分が経験してきた事を改めて読み返してる感じがして、本当に懐かしく感じました。
受けさんの健太が、ひたすらに可愛い!
なにこの子!?と、何度も思ってしまうほどの無知で天然で素直で謙虚で…。
でも、自分の気持ちを自覚したら自分から告白出来るカッコよさも持ち合わせていて、ボッチだったのが謎なくらい好きな子でした。
確かにこのまま大人になったら攻めからしたら不安でしかないかも…というくらい、気になる嫌味なとこもなく好感の持てるキャラで。
対する攻めさんの史哉先輩の方が、イケメンなだけという感じで特に魅力を感じることもなく。
あざとい・腹黒いまでは許容範囲だったのですが、健太に対する度々の『ウザい』発言やら、健太に対する気持ちがいまいち分からず、本当に最後まで惹かれる要素がなく…。
史哉先輩には健太は勿体ない!と思うほどでした。
むしろ、ゴッチとか副長先輩のが私的には好きなキャラだったので、史哉先輩じゃなくてもいいかも…と未だに思うところはあります笑。
攻めさんのキャラ設定に少しモヤモヤはありましたが、話自体は好きだったので、最後までニマニマしながら読ませていただきました(^^)
やっぱり高校生のキラキラした青春はたまに読むと純粋な駆け引きが心に響くので、とても楽しませて、癒させてもらいました( *´︶`*)
中学でボッチだった反省を胸に高校に入学した健太(受け)。しかしボッチ少年は場所が変わってもボッチ。友達ができないことに焦りを感じていると、上級生から「生活部」へと勧誘される。その部にいた白鳥(攻め)に構われるようになり、うれしい健太だったが…。
高校二年生×高校一年生という、昨今小説ではなかなか見かけない年齢の低いカップリングです。
作者の花川戸さんは、時々問題作というか意欲作というか、まるっきり萌えのない作品を書かれたりするのですが、今回もなかなかにぶっ飛んでいました。
途中までまったく萌えなし。ただひたすらボッチで空気読めない主人公が空回りする展開が続きます。クラスでなかなか溶け込めず、こんなはずじゃなかったのになぜ、という自問自答の嵐。
そこに生活部に誘われ、ちょっとボッチから解き放たれてうれしい受け。でも、受けのちょっとした言葉のあや的なことを攻めだとかクラスメート女子だとかにこき下ろされるのが可哀想だった。そこまでウザいと言われたり、非難されるようなことを言ってるようには思えなかったのに、結構クソミソに言われてるので気の毒で、萌えるどころじゃなかったな。
正直、最初に受けに対して優しくしてくれない攻めに好意が持てなかったので、攻めが受けの反応に期待を外されたり、受けが他の人に懐いて嫉妬したりする攻めの姿にはザマァという気持ちを覚えたりしました。くっついてからも振り回されたりするとスッキリしました。
そういう点では楽しめたのですが、気になる点も多かったです。
文章的な問題として、受けの視点なのに攻めの気持ちがちょいちょい入ってくるところが気になりました。
あと、男同士で付き合うことになって、攻めに受けに「男同士なんて、周りや家族誰にも言えない秘密の関係なんて我慢できるのか?」的なことを言って諭したくせに、ラストのほうで「あれ? 俺ゲイだって言ってなかった? みんな知ってるけど」みたいなことを言い出したのにもズッコケました。
エロは、途中までまったく期待していなかったのですが、やり始めたらなかなかエロくて、それは良かったです。梨さんのイラストも、受けくんが可愛くて良かったな。
あらすじ:
高校入学を機に脱ボッチを目指すも、シャイな性格故なかなか友達ができない健太(受け)。
知り合った先輩に誘われるまま生活部に入部し、部員の白鳥先輩(攻め)と仲良くなるが…
ボッチ体質の健太の悩みがなかなかリアル。
友達が欲しいのになかなか積極的に動けなかったり、仲良くなった白鳥先輩のことを独り占めしたくなったり…と、慣れない人付き合いにアレコレ悩む姿がいじらしいです。
そんな健太にもフレンドリーに接してくれる白鳥先輩は、大人っぽく面倒見の良いイケメン。
健太に対して「ウザい」と言ってしまう等、ちょっとハッキリしすぎなところはありますが、裏表のない好青年です。
草むしりやスイカ植え、といった生活部の活動を通じて仲良くなり、やがて付き合い始める二人。
健太がHばかり求められて不安になったり、
白鳥先輩は白鳥先輩で健太のことが好きすぎて歯止めがかからなかったり…と、
高校生カップルらしい初々しい悩みやすれ違いが大変微笑ましいです。
白鳥先輩が健太を好きになった理由は(ゲイだということを差し引いても)よく分かりませんが、外見やスペックで人を判断しない白鳥先輩の懐の深さはよく描かれていたと思います。
生活部の他の部員や、健太のクラスメイトの女子など脇キャラも個性派ぞろいで、なかなか楽しい世界観。
ほのぼの甘酸っぱい青春ラブコメとしてオススメの一冊です。