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hetareshachou to goutei chibikko model tsuki
あらすじ:
駆け出し劇団員の凛音(受け)は、偶然出会った芸能プロダクション社長・桐谷(攻め)に頼まれ、女装し女性モデルの代役を務めることに。
一緒に撮影されるキッズモデルの少女は、実は桐谷の娘。
撮影後、桐谷に住み込みのハウスキーパーとして働いてほしいと頼まれ…
まず会ったばかりの男性に女性モデルの代役(それもママ役)を頼むという展開にびっくり。
そして、いくら娘が懐いたからと言って、初対面の人間に住み込みのハウスキーパーを頼むというのも、不用心すぎるように思えました。
桐谷がプライベートではヘタレで不器用という設定があるにしても、冒頭の出会いのシーンではもっと常識ある大人の男性としての描写が欲しかった気がします。
更に、ゲイでもないのにかなり早い段階で桐谷を意識し始める凛音にも驚き。
親子を仲良くさせようと頑張る姿は健気ですが、人の家で自慰をして見つかったり、桐谷に八つ当たりしたりと、あまり良いハウスキーパーとは言えない面も目立ちました。
凛音が思い余って桐谷に告白し、両想い→ラブラブに〜という展開も捻りがなく、ちょっと物足りないかも。
その後、桐谷の元妻の出現で一波乱ありますが、娘を渡さないと桐谷に宣言されたらアッサリ引き下がってしまい、盛り上がりに欠ける展開。
凛音の劇団員としての日常が申し訳程度にしか描かれていないため、彼が本当にただのママ要因に見えてしまうのも残念。
これなら劇団員設定は必要なかったのではないかと思います。
また、短期バイトで女装しモデルの仕事をやることに〜という設定ですが、ちゃんとした女装のシーンは冒頭くらいにしか出てこないため、ラストの「カッコいい凛音」のシーンでそれまでとの違いが分かり辛く、いまいちピンとこないのも惜しい感じがしました。
展開やキャラクターの言動で躓くことが多く、ややストーリーに入り込み辛い一冊でした。
すみませんが、中立評価とさせていただきます。