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ani ga kitsune de omukosan
甘くてふわふわです。といっても、絢人は性格が結構男前なので、受け受けしい受が好みでない方でも大丈夫ではないかと。王道もふもふラブ。意外な展開とかはないと思います。溺愛モノが好きな方にはオススメです。
狐BLは大好きです。ユキは千年の時を生きた、半ば神様の様な存在で獣の姿になることがない為もふもふ要素は少なかったです。でも、たまに尻尾で絢人をじゃらしたりはしてるから私としては満足してますww
神評価に届かなかったのは、シロとユキが人の記憶を自由自在に操作してしまう点。ユキも含む神様側の都合で絢人や、絢人の周りの人たちの記憶を奪ったり取り戻させたりするので、途中ちょっと混乱してしまいました。
あと、千年も生きたシロが、絢人を嫁にしたいと思ったエピソードがやや薄かったかな?いや…理屈じゃないんだ、と言われればそれまでなんだけど。
結婚はしたけど、絢人は不老不死になったわけじゃなさそうなので、この後どうなるか気になります。
花嫁モノです。ヘタレな攻め×やんちゃで男前な受けで、花嫁の方が主導権を持っていて強いというパターンです。人外の花嫁モノでは割と珍しいと、意表を突かれました。しかし、攻めが受けを溺愛しているというのはお約束通りで、攻めは受けに嫌われたら生きていけないといった感じです。攻めが弱腰で、受けが強気という意外性も楽しいお話でした。(*^^*)
神社の次男である絢人(受け)は16才の誕生日に、ユキ(攻め)が兄ではなく狐である事知らされます。5才の頃、山で遭難した絢人を助けた事と引き換えに、16才になったら求婚する許可を得ていたユキに迫られて、お嫁さんになる事を了承し…という展開です。
受けは天真爛漫で、攻めと離れ離れになるくらいならと、割とあっさり結婚を了承します。しかし、実際の夫婦生活等は全然考えてないのですね。16才という年齢のせいか、割と幼く感じます。
そして、攻めは臆病でヘタレ。受けをひたすら甘やかし、何も出来ない子どものように考えているふしがあります。
この二人で、小さな一軒家での新婚生活が始まりますが、これがまるっきりおままごとのようなのです。一緒に買い物をして家具を選ぶ。攻めが料理をし、受けの面倒を見てと甘やかしまくり「早くお嫁さんの自覚を持って」とほっぺにチューです。ひたすら甘い!!
そんな中、ずっと人間の世界で暮らしていた攻めが消滅の危機に陥ったり、攻めを助ける為に、受けが幼い頃預かったはずの攻めの霊力を探したりと波乱の展開があり、フワフワしていた二人がしっかり現実と向き合うようになるのですね。
現代の日本が舞台なのですが、ちょっと気になるのがちょくちょく不思議が混ざる事。受けの実家の神社に神様がおり、ナチュラルに出て来て受け達と会話したりします。受けの友達とも普通に会話。
そして受けが、「兄のお嫁さんになる事になった」と友達に普通に話し、友達もそれを受け入れる。微妙に、ん?!となるんですね。
あと、個人的に微妙だったのが、エッチの時の攻めのセリフ。「お耳の後ろが気持ちいいんだね」とか「おねむになっちゃうでしょ」みたいな。これは全く好みの問題ですが…。
攻めの霊力の件が、意外にひねりが無く簡単に済んじゃったりしたのも残念かな。
細かい事は気にならず、受けをひたすら甘やかしてる攻めと、その二人の新婚生活を楽しみたいという方にお薦めします。
個人的には赤丸注目のさん、モフモフファンタジーということで
かなり期待して手に取ったが、モフモフ度は薄め。
裏に山を控えるとある神社の息子・絢人。
16歳の誕生日に、ずっと大好きな兄だと思っていたユキが、
実はキツネで、幼い頃山で出会った絢人に一目惚れし
長じたら嫁にするべく、ずっと側にいたことを知る。
最初の方は、え?この設定をこんなに容易く受け入れちゃう……?
しかも、アッサリ友達にも話すし、
夫婦って一緒に暮らすだけじゃなくて、夜の生活もあるって
分かってないのか?という幼さ(16歳でそれは天然記念物)にあんぐりし
おいおい、という気分になったのだが、
読み進むうちに、なんとも男前な絢人の性格には好感を持てた。
一方のユキ兄ことキツネの方は、実は途方もなく長寿だからなのか
優しくて溺愛っていうことなのだろうけれど、なんだか真綿に包むように
愛して何もさせず……、しかし記憶は操作したり、みたいなのが、
ちょっと厄介だなぁ……という気分に……。
普段もHの時の台詞も、なんだか赤ちゃん扱いな感じも好きじゃない。
そんな訳で、ちょくちょく引っかかるところもあって
個人的にはのめり込んで楽しむとはいかなかったのだが、
市村さんの文章は相変わらず読みやすく、
さらりと甘いファンタジーとして読むには悪くないと思う。
童水干にポニーテール、子ども姿で話し方は老人?の
神社の神様、シロさんが好みでした。
サマミヤアカザさんのイラストも、
少女漫画テイストで雰囲気に合っていたと思います。
※加筆訂正です。
個人的には赤丸注目のさん → 個人的には赤丸注目の市村奈央 さん
漢字を確かめてから書き加えようと思って、忘れたままアップ……
(>_<;)
タイトルがすでに出落ちのような感じで
兄攻めで、(でもホントは兄じゃなくて)、モフモフかぁ~!
ーーーと、萌えセンサーが働いたんですが。
うーん…(。_。;)
期待していた兄弟っぽさは皆無だし、
モフモフはそれほどでもないし、
受けが何も疑問を感じないにも程がありすぎてモニャる…;
普通に楽しめた部分もあるのですが
設定のわけわからなさに置いてけぼりをくらった気分も少々あり。
評価に悩んだのですが萌え寄りの中立です。
さて。内容をザックリ。
16歳の誕生日、受けは両親から改まって話しがあると告げられます。
両親・兄・そして父が宮司を務める神社の神様であるシロさんが顔を揃え、
・受けが5歳の時に神隠しのような行方不明になったこと
・その時にいっしょにいたのが兄もとい禁足地に住む狐だったこと
・その狐(兄)が受けを嫁に連れて行くと言うので、16歳まで猶予をもらったこと
などを聞かされます。
猶予期間、狐は兄として一緒に暮らしていました。
突然【兄と結婚するかor未来永劫離れるか】の選択を迫られる受け。
条件を聞く限り、嫁に行く方が丸く収まりそうだな~ということでアッサリ承諾します。
ならばこれからは兄弟ではなく夫婦として。
本宅から少し離れた一軒家に移り住み新たな生活が始まったけれど
居を移したコト以外は以前とまったく代わり映えのない生活で受けは呑気に構えています。
そんな折りに兄の姿が突然フッと消える現象が起きてーーーと展開します。
人外モノで「受けを嫁にする!」と現われる攻めは
傲岸不遜な態度で強引に奪っていこうとするイメージが強かったので、
温和で受けの気持ちを優先しておっとりと待ってる人外攻めは新鮮で良かった!
(神格を備えた「天狐」と呼ばれる狐なので獣感が薄いです)
受けはサッパリした性格の男の子で
発言がちょいちょい男前で、受けだけど嫁というより婿っぽいかな。
花嫁モノで受けが女々しく描かれていないのは良きですね◎
上記2点キャラクター部分は好感があって萌え評価なのですが
モニャる点がいくつかあってマイナスさせてもらいました。
まず神様・シロさんの存在。
人ならざぬ存在ですが説明もなしに当たり前のように現われます。
神社の人間だけに見えるのかな?と思ったら、受けの親友も気軽に挨拶していて謎すぎる。
え?この町に住む人は普通に神様が見えてるの???(混乱)
狐の嫁になったコトを教室で普通に話してるのも戸惑う。
(一般的に聞かれちゃ困る内緒話じゃないのかぁ…?)
何かカラクリがあるなら補足が欲しかったです。
受けの呑気さも引っかかる。
なんで兄が全く年を取らないのか10年も気付かなかったって有りなの…?
自分は毎年誕生日祝ってもらってるのに、兄の誕生日は家族スルーして疑問を持たないの?
兄自身が嫌がったとしても、愛情深い両親がシカトするわけないという考えに至らないのが謎。
夫婦になったあとの天然っぷりも親友が呆れる気持ちがよくわかりました;
また散々ページを割いていた攻めの霊力の在処について。
激しくツッコミたい。
「それで終わりかーーーーーーーい!!!」(叫)
いやいや;もっと、こう、あるやん?
このエピで散々ごちゃごちゃしとったやん?
ごちゃごちゃしながら、受けが夫婦としての考えを深めて、成長出来たのはわかる。
わかるけど、キッカケに繋がる大切なエピなら終わりも大事にいこうよ…orz
(完全個人的嗜好ですが)兄弟感がまったくないのが;;
「ユキ兄」という呼び名以外に兄弟のような振る舞いは感じられませんでした。
疑似的な兄攻めを期待して読んだだけに少々肩透かしかな…(´・ω・`;
他にもちょこちょこ「ん?」となる箇所があって
全体的に面白くないわけじゃないけどなんか惜しい印象でした。