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ude no naka de oboretai
作家さんの新作発表
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つくづく片瀬に我慢なりませんでした。
こんなにキャラクターが嫌いで、読むたびに気分が悪くなるのになんで読んでるんだろう。まあ、インターバルが長い(最低1年は空く)ので、その間に自分の中でイメージの改竄(?)があるのかも。とにかく、今までにも書いて来ましたが赤坂さんのイラストの力が大きいとも思います。
深里は、あまりにも学習しないあたりがどうしようもないとは思いますが、シリーズものの宿命でキャラクターを簡単に『成長』させられない事情もあるでしょうから(もちろん『成長』がテーマのシリーズなら別)、もうこういうものと思うしかないのかな。
でもまだ深里は可愛いと思えるからいいんですけどね。あまりにもアホで呆れはしますが。
ホント、シリーズなんだからある程度は仕方ないんですが、ストーリーのパターンも同じことの繰り返し。まさしく『これぞワンパターンの極み』って感じです。
今回は、深里が片瀬には内緒でホテルのパーティスタッフのバイトをしたのがバレて、いつものごとくお仕置きされて・・・
そこに、片瀬を一方的にライバル視する(以前にも似たようなヤツいたな・・・)松永が脇キャラクターとして登場します。深里がバイトしてたパーティで、片瀬&深里と対面するんですね。
深里は松永にしつこく付きまとわれ、そしてお約束通り襲われるわけです。今回は深里が自分から乗り込んだ船の中で監禁されるんですが。
ただ、パターン化したシリーズの中でも少しずつ変化があるんですね。まあ、そうでもなきゃ到底読めないです。
まずは、前巻で一応詐欺師から足を洗って(だからと言って、清廉潔白とは言えないあたりがまた胡散臭い)、今巻ラストでは2人の関係に大きな一区切りが。
片瀬が深里に愛情(かなりの部分は執着かも)を抱いているのはよくわかるんですが、それをもっと深里に対して見せてやれよ!と腹が立つんですよね。
やっぱりこういうキャラクターは無理だ、と読み返すたびに痛感します。