ついにボーダーラインを越え、響とシンゴが抱き合う…!

タフ3 Borderline

tough Borderline

タフ3 Borderline
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神80
  • 萌×230
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
14
得点
549
評価数
124
平均
4.5 / 5
神率
64.5%
著者
岩本薫 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
高崎ぼすこ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
タフ
発売日
価格
¥920(税抜)  
ISBN
9784799730317

あらすじ

渋谷中央署の刑事・神蔵響と天然トラブルメイカーの平間シンゴ。
かつて響の〝暴走〟によって粉々に壊れた二人の関係は、
厳粛な誓いにも似た響の言葉で再びスタートラインに立った。
あれだけ不遜で強引だった男が、情欲の欠片も見せず、抱き締めてくる。
そのことに、安堵とは別に、不思議なもどかしさも感じるシンゴ。
友情と恋情の狭間で振り子のように揺れる想い――
だが、そんな時シンゴが凶悪なストーカー「OWL」に狙われ…!
お互いを欲し、ついに体を繋げる二人。
「俺にとって響の存在は、特別なのか。一線を越えて……確かめたい」
書き下ろしでは5.5話「アフターアフェア」のその後のお風呂エッチが読める!

表題作タフ3 Borderline

渋谷中央署刑事,27歳
フリーのグラフィックデザイナー,27歳

その他の収録作品

  • アフターアフェア
  • アフターアフェアアフター
  • あとがき

レビュー投稿数14

ラブ度、上がってます☆

『タフ』シリーズ3巻目。1・2巻ととっても面白かったので発売を楽しみに待っていました。3巻ではお話は二つ。どちらの話も「トラブルメイカー」のシンゴは健在。

前半は2巻で出てきた響とシンゴの友人・貴水が関わった事件でした。今までのトラブルよりもちょびっとだけシリアス度は高かったかな?という気はしましたが、ご安心あれ、今回も響がきちんと助けに来てくれます。
そして貴水がいい味出してます。飄々とした彼の、隠された優しさがとてもよかった。貴水と彼の恋人のスティーブの話もどこかで出てくるといいな。

後半は響の義姉のさくらさんがらみの事件。
『タフ』シリーズはシンゴ視点で描かれている話が多いですが、こちらは響視点で進んでいきます。
もうね、響がカッコいいのなんのって…!刑事であることの強みと、彼の野性的な男の色香にクラクラしました。ぼすこさんの描かれる敵方に踏み入ったときの響の挿絵がこれまたいい!不敵な笑みを浮かべる響にKOされました。

が、この話で一番萌えたのは、さくらさんの響への想いを通してシンゴが響への想いを自覚し始めたところでした。響に対して素直になれないシンゴが、ちょっとずつ響へと寄り添っていく過程がなんとも萌えます。
シンゴが自分の意志で響に抱かれるところまできていて、ラブ度がぐっと上がってました。

あと表紙も。
1巻・2巻と、それぞれ一人ずつだったのに対し、3巻では向き合う二人。シンゴを捕まえて優しく唇を寄せる響に、うつむき、控えめながらも嫌がる様子のないシンゴ。
やだ、もう!美しいし、意味深だし、とっても素敵な表紙でした。

早く4巻が読みたいです。

8

ボーダーライン

※核心に触れるネタバレしてます。






トラブルとしては、シンゴのストーカー事件と、ヤクザが絡んだ響の義理の姉のお店の地上げでした。
そしてタイトルから期待できるように、やっと・・・境界線超えました!
なのでいつもよりエロ描写もこってり増しましです♪
シンゴの嫉妬心も、ようやく気付いたか!とワクワクして読み進めました。
ストーカーに監禁され体中舐めまわされるキモイシーンもありますが、それはこの後響がちゃーんと消毒してくれます!
二人の心も通じ合ったセックスシーンはとっても素敵でした。
待ちに待った甲斐がありました!
トロトロになりながらも、中出しされてすぐ我に返るシンゴの通常運転ぶり可愛かったです。

※貴水の彼氏の怪我、シンゴから離すためにストーカーが仕組んだんだと思ってたら何にも関係無さそうであれ?ってなったのですが、単に深読みし過ぎでした(;・∀・)

3

良かったね響

もはや毎月の楽しみになっているタフの3巻目!今回は2人の関係が大きく動きます。あらすじは秀逸なレビュワーさまにお任せするとして、感想を、、過去にシンゴを傷つけてしまった所為で、大切にしたい為お友達から、と我慢に我慢を重ねてた響に非常に萌えました!その後、シンゴから誘われて事に至った時の感慨深さといったら、、良かったね響。そりゃアフターアフェアも盛り上がるものです。とにかく、毎月の発売が待ち遠しいのです!このシリーズ、本当に好き!

2

少しずつ変わる二人の距離

今や月イチ発売が待ち遠しいこの作品。
今回もトラブルメイカーは健在です。どこぞの体が縮んでしまった名探偵よろしく事件をおびき寄せるワケですが…。

少し。少ぉしだけ冷静になる頭を身につけたシンゴ。
まぁでも結果はいつものようにとんでもない目にあうのですが。
ストーカー被害にあい、犯人と思わしき人物に接近。
警戒し慎重になろうとするんですが…結果拉致られ痛い目にあう、という。
でもね、ピンチのときはハイスペック刑事な響が駆けつけちゃうんですよ、かぁっこいい!

響に対する感情が未だに掴めず、戸惑うシンゴ。
同じ『男』なのに、響だと嫌悪感もなくむしろもっと触って欲しいとまで思ってしまう。
だからこそ、確かめたい。
ボーダーラインを越えてでも。

三巻にしてやっと!響があま~い。えろ~い。意地悪~い。笑
そりゃもう無自覚シンゴに誘われたら据え膳ですよね。

この、シンゴから誘った、というところが二人の関係を大きく変えるポイントだと思う。
過去の罪に雁字搦めになる響を助けるため。
響に対する自分の感情をハッキリとさせるため。

決定的にはまだなっていないけど、響からはどこかシンゴに手を出す遠慮が薄れた感じ。
シンゴもまた、響と肩を並べて立てるよう成長した感じがします。

アフターアフェアアフターでの響の騙し討ち的なお風呂エッチに、あ、もうホント遠慮ないな(笑)とニンマリ。

まだラブラブではないけれど、どこか甘い二人。
響とシンゴにまだまだ振り回されたい!
来月がまた楽しみです。

8

エロいシーンが最高でした

タフ三巻目!これまでの話で一番面白かったです。この巻で、エロいこと沢山あって嬉しかったので、馬鹿になってエロいことの感想沢山書きたいと思います。笑
今回の事件は、無自覚ゲイが可愛すぎるシンゴをストーカーして誘拐した挙句、ペロペロするお話です。(説明があまりにもひどいww) 肝心な時に響がいないのはお約束。安心してください、ちゃんと助けにきます。
響と違う男にペロペロされても嫌悪感しか湧かないシンゴ。響に触られたらあんなに興奮するのに...これは一体どういうこと?! その気持ちを確かめるために、シンゴから響に抱いてくれと誘います。
これまで散々自制してきた響の理性はプチンと切れ....長いエッチシーン突入です。
響の乳首の攻め方がしつこすぎて面白いです。何より、シンゴがめちゃくちゃ感じまくってるのに興奮しました。こんなに感じちゃってもいいのかな、とか思ってるシンゴがめちゃくちゃ可愛かったです笑笑
初エッチの翌日、盛ってドエスになった響にシンゴがまだ痛いから...って弱々しく言うところも萌えました。響も反省します。
そして数日後、再びエッチ。 今度は騎乗位も挑戦。 挿絵がエロいです。感じてるシンゴの顔を食い入るように見る攻め顏の響もイケメンです。エッチに入る前、キスだけと約束するのですが、響がそれで満足するはずもなく。シンゴの身体を攻め始めた響にシンゴが、「しないって...言ったのに!!」て泣きながら感じてて、勃起しそうになりました。
その後の書き下ろしでは、中だしされたシンゴの中を綺麗にするという口実で、お風呂で響がシンゴを襲います。ここでの乳首プレイもかなりしつこいです。笑 掻き出される時に感じてしまうシンゴがめちゃくちゃエロいです。

4巻が楽しみでなりません。

7

シンゴの成長が垣間見え…た?

響とシンゴ、2人のターニングポイントなる第3巻。
2人の距離も一層近づいて甘さが増した巻でした。

トラブルメーカーの名を欲しいままにしているシンゴさん。
今回もトラブルに巻きこまれます。
ストーカーから狙われるという美形キャラの宿命。外出もできず精神的にまいっている中で、響の存在の大きさを実感します。
響がいないと心細い。側にいてほしい。しかし、そこまでいって何で好きって出てこない!もどかしい!今回も響への思いははっきりとせずでした。
でも、ストーカーの犯人に嗅がされた薬のせい?でちょっと素直になったおかげで、響と合意エッチまでこぎつけました!よかった〜!
なんだこれ。付き合ってんの?付き合ってない…か。ないよね。
はよくっついておくれ。

ストーカー事件のメインストーリーだけでなく、後日談、書き下ろしともに響とシンゴのエッチシーンがあって、まだまだカップルにはなってないにしても満足でした。

昔から響と貴水に守られっぱなしのシンゴでしたが、今回 響を支えたい、守りたいと思いようになり、実際響のピンチを救う場面も。無駄に突っ走る性格にも自覚を持ち、ちょっと踏みとどまることを覚えました(手遅れだったけど)。1巻あたりではシンゴの内面が高校時代で止まっていた印象でしたが、響との関係とともにだんだん変わってきたのかな。

響の義姉・さくらはどうやら響に思いを寄せている様子。響はさくらの思いに気づいてない…のかな?シンゴがさくらの思いに気づいてしまい、悶々としたまま次巻へと続きます。

あぁ〜 4巻が待ち遠しい!

6

はじめの一歩!!

響~!!おめでとう~!!
高校時代の友人:平間シンゴとの8年ぶりの再会から幕開けしたストーリーは半年を経てシンゴの隣人へとおさまった神蔵響。
兄とシンゴ、ふたりを同時に失った高校3年の夏の日へのフラッシュバックを繰り返しながら刑事を続けてきた響でしたが、今巻でついにシンゴと身体を繋げます。
良かった…響、まずは一歩前進!!

前巻までにあらかたの設定が表示されましたが、明らかになっていない響の家庭環境やふたりの共通の友人:貴水がふたりを気にかける心情が語られ、シンゴや響をはじめとする登場人物たちが多彩な表情を見せるようになります。
その変化ぶりに心つかまれてしまうんです!!

【ボーダーライン】
ある日、突然ネットストーカーにつけ狙われることになったシンゴ。
貴水と響にガッツリとガードされるも、シンゴの無鉄砲から拉致されてしまう…という定番展開。
シンゴにはいつも「シンゴー!!うしろうしろー!!」って声をかけたくなります。
バカワイイにもほどがある(笑)

響との関係にちょっと変化があったもののイマイチ、立ち位置がわからず悩む自分の滑稽さと空しさに悶々と自己嫌悪に陥るシンゴの様子が時に笑いを誘いながらも切なく綴られています。
シンゴは庇護される立場ではなく響と対等になりたいだけなんですよね。

ネットストーカー事件解決を機に身体を繋げたふたりですが、これはシンゴからのお誘い。
行動することで答えを探すタイプなんですね。
不安ながらも念願だった夜を過ごせた響の心の揺れも丁寧に描かれている作品でもあります。
最初から持ってなければ欲しがらないという感覚は、好きな相手の温もりにおいても同じなんだなぁ、としみじみ思いました。

【アフターアフェア】
一線を越えたあと、響の義姉:さくらの想いを悟ったシンゴの戸惑いを煽るように起きた彼女の店をめぐるトラブルに挑む響とシンゴ。

早くに母を亡くし、思春期において自分を愛してくれているはずの父親の前で「甘え」や「子どもらしさ」を否定された響の切なさや辛さが義姉:さくらの口を通して語られます。

そのさくらが響を密かに慕っていると知っているシンゴは体調が万全でないのに響に同行するんですが、なぜ着いてきたか?っていう自分の中にある答えを見つけられずにいるところが不器用で好きです。

響は響でシンゴの気持ちをつかみあぐねているし…好きって気持ちが一致しない曖昧な状況に焦れる~!!
あんなに気持ち良さそうにセックスしてるのに!!濃厚な対面座位ご馳走さまなのに!!

絶望まではいかないけれど希望のない毎日を過ごしてきた響だから仕方がないのかもしれませんが、甘酸っぱいはずの始まりなのに、ほろ苦い味わいを感じます。

【アフターアフェアアフター】
あとのまつり…という感じのシンゴ目線。
めくるめく…の事後からはじまるこのストーリーは響がシンゴを掌で転がす様子が生き生きと描写されています。
アフターアフェアというよりはあたふた~あたふた~としてるシンゴにクスクス笑わされます。

3

イラストの肌見せが!

このカバーイラストが全てを物語る第3巻。
二人はようやく「Borderline」を越える。
それは友人としての関係から、セックス込みの恋愛関係へ踏みだしたことももちろんだけど、
シンゴがもう、ただ閉じこめられて後ろに守られるだけの幼い庇護者ではなく、一緒に並んで、時には前に立って、共に闘う対等な大人だと自分を主張して、響が引いた守護の柵を力業で打ち破る。
いろんな意味での「 Borderline 」を越える山場の1冊。
シンゴも多少は頭を使うようにはなったけど、暴走っぷりは相変わらず。
そして、それを上回る響のエロ暴走も、描き下ろしでたっぷりどうぞ。


2

ようやくシンゴにも心情の変化が!

さて、三巻目です。
シンゴに向いている響の気持ちは変わらずですが、
今巻ではシンゴの気持ちに大きな変化が!

トラブルメーカーっぷりも健在ですが、
シンゴの場合はどう見ても自分からトラブル引き寄せてるよね!
そして、おいおいと突っ込みたくなる行動で状況をさらにややこしくしてる。

今回後半で初めて、響視点の三人称になっていて、
響の心情も見えて、新しい展開も。
なによりも大きく進展する二人の関係に、
腐女子的には気持ちいい展開。

さて、これからどんな風に二人の関係が深まっていくのか、
やっぱり、やめられない止まらない感じで、以下次巻!

ようやくシンゴが前を向き始めて、評価は「萌×2」!

1

折り返し地点二人の関係に変化も

やっと読了、ハァハァ。なかなかシリーズ一気読みできません。

3巻は作者さんの言うとおりターニングポイントであり、ボーダーラインを越えるお話ですね。

今回もシンゴがトラブルに巻き込まれます。

響がシンゴに本当に甘くてすごく心配してて関係が少し変わったなと。シンゴも何か物足りないキスしてほしいみたいで。

大きな事件は無事に解決。シンゴは巻き添え受難でした。
そしてとうとう二人が結ばれます。
シンゴも響を求めてますね。その気持ちの根底を見つめるのはまだ先なのかな?

そして甘いエッチの後のさくらさんの留守録を聞いてしまうシンゴ。あー、なんて間が悪い!やめてー!と思いました。かおりさんの時もだけどシンゴが遠慮しちゃうよと。

アフターアフェアでは逆に響がシンゴがさくらを?と誤解しかけてましたね。

でも再びエッチ。シンゴはさくらさんに譲らないのかな。良かった。

書き下ろしではお風呂場エッチも。甘々ですやん。

3巻はシンゴが響にちゃんと?向き合った感じですね。今までみたいに条件反射に反発したり避けたり逃げたりしないで。

さくらさんがこの先どう絡んでくるのか心配です。

そしてシンゴよ、ここまでしてされて自分と響の恋情に気付いているのかな?

1

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