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tough troublemaker
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
超有名作家さまの岩本さんですが、今まで読んだことがなくて初読み。どんな作風の作家さまなのかなと思いつつ読み始めましたが、すっごい面白かった…!内容はすでに書いてくださっているので感想を。
あらすじに書かれている『天然トラブルメイカー・シンゴ』。
個人的に『トラブルメイカー』ってあんまり好きじゃないんですよ。無自覚に周囲をひっかきまわす人っていうのがどうにも好きになれない。
のですが、このシンゴという男は非常に素敵でした。
自分のビジュアルに無関心で、人からの欲情のこもった視線に気が付かない。そして、すごくいい人なんですね。だからトラブルに巻き込まれてしまう。
そしてそんなシンゴを放っておけずに助けにいってしまう響もナイスガイでした。不遜な態度の彼がシンゴだけには強く出れない。響のシンゴに対する気持ちはダダ漏れなのに、当のシンゴだけがそれに気づかないというのもお約束感はあれど面白かった。
本編はシンゴ視点で進んでいきますが、終盤響視点での過去の回想が入るので、二人の気持ちが理解しやすく読みやすかった。
高校時代の『事件』から響に対して複雑な想いを抱えるシンゴ。ゆえにケンカもするのだけれど、様々な事件を通して少しづつ距離を縮めていく二人に萌えました。二人の軽快なやり取りも面白かったし、文章も読みやすかった。
それとぼすこさんの表紙もとてもよかった。
とにかく美しい…!ぼすこさんの描かれる登場人物たちがイメージにぴったりでした。
とりあえず1巻だけ購入しましたが2巻をまとめて購入しなかったことを激しく後悔しました。もうすぐ3巻も発売になりますし、まとめて購入しようと思います。
このたびの新装版刊行がなければ、こんなに面白い本を読み逃すところでした。
元は20年近くも前の作品だなんて信じられないくらい、読み味も新鮮で、改稿された岩本先生の、情熱とご尽力はいかばかりだったかと思います。
あとがきからは、復刊を希望する先生のファンの方々の声も、本作誕生の後押しになったことがうかがわれ、今まで一度も岩本先生の作品を読んだことがないくせに、棚ぼた式にこの本と出会った私は、先達ファンの皆様に足を向けて眠れません。
この出版不況の折、5冊連続刊行にこぎつけるため、出版社の方も、素人には計り知れない諸々のご苦労をなさったことでしょう。
私が最初に興味を持つきっかけになった、高崎ぼすこ先生の麗しい表紙イラスト、購読を迷っている背を押してくれた、こちらでの高評価や投稿、決定打になった、大量の試し読み公開にも、心から感謝しております。
今のところ、復刊が決まっているのは本編5冊で、そのうち、先生が改稿を終えられているのは4冊までとのことです。
どうか、番外編2冊も含め全7冊の、このBL界の宝が無事によみがえりますように。
カバーイラストの二人が印象的で好みだったので購入。
超有名作家の岩本先生ですが、お恥ずかしいことに初読みでした…。
シリーズものをこうしてリライトしていただけるのは非常にありがたいですね♪
新参者ですが、圧倒的な筆力とキャラクターの魅力、お話の面白さにぐいぐい引き込まれていきました。
ひとつひとつの事件の筋が面白いのはもちろん、カバーで惹かれた通りメインCPの二人がとっても好みでした!
保護者のような野獣のような、雄くさい魅力でシンゴのことを気に掛ける響と、超美人だけどちょっとぬけてる?でもかわいいシンゴのコンビがまだまだ色っぽい面は少ないですがどう発展していくのか気になります。
はやくこの二人のHシーンが読みたいですw
大好きな岩本先生、今回のこの作品タフも再会愛、警察官、ガマン攻めと私の好み満載であり、即購入決定しました!あらすじ、感想は秀逸なレビュワーさまにお任せするとして、私は早くも続編、番外編の希望を大いに叫びたいと思います!過去にこの作品は本編5冊、番外編二冊出版されてもいるらしく、今回はとりあえず5冊の発刊が決まっているようです。売り上げに貢献し、人気がもっともっとでれば番外編も出版していただけるのではないかと思います、あまり感想は得意でないのですがレビューもせっせと載せたいと思います!
読了した今、萌え尽きています…。(現時点発売の四巻まで)
純粋な一巻のみの感想にはならないかもしれないけど…
どうしても!皆様にこの腐った熱量を伝えたくてレビューを書いております。
20年近く前の作品ということで、人気シリーズといえど新たにほとんど書き直された今作。
腕のある作家さんの名作を、今の時代の作品として読めて、尚且つ書き下ろしまでついてくるなんて…新装版ってすごくない!?
こんなシステムあったら一生腐女子辞められないじゃん!!辞めませんけど!!!
という心の叫びが止まりません。
大まかなあらすじは皆様が書いて下さっているのでさておき、
この男前執着攻×強気美人受という王道CP!!
皆様おっしゃるように、如何せん受のシンゴが跳ねっ返りで見た目猫で中身サル。
この落ち着きのなさがダメかも…と一瞬弱気にもなりますが、大丈夫です。慣れます(笑)
というか癖になります。
彼のトラブルメーカーっぷりは、所構わずただ突っ走るというより、
「向こうっ気は強いけどその実小心者」という性格と「響(攻)に頼ってばかりいられるか」という男としての矜持と葛藤からくるもので、実に中身は普通の男っぽくてそれがいい。
そのくせ外見は超絶美人なもんだから、色々と無自覚で危機感が足りない。
また響のほうも普段は何事にも動じないくせに、ことシンゴに関してだけはめっぽう弱い。
シンゴが他人のトラブルを見て見ぬフリ出来ないと「関わるなほっとけ」と突っぱねるのに、それでも協力してほしいシンゴから「俺がボコられて輪姦されてもいいのかよ!」と脅される(笑)と、
「くそったれ!」と怒鳴りながらも根負けしちゃうシーンは秀逸です。
本当にシンゴには甘い…シンゴもシンゴで甘えてる…
でもそんな風になったのも、響の自業自得な訳で。
オオカミから守ってるという名目で、寮生活はずっと同部屋で俺の傍から離れるな、とシンゴを独占してきたから。これが無意識だったんだからビックリだよ!
割れ鍋に閉じ蓋。鶏が先か卵が先か…。
そんな響の視点がどの巻にも入ってる構成がとてもいい。
一巻では四編中の二編がそう。決別する前の二人の寮生活を書いた「オオカミとサル」と
響視点で二人の再会を書いた「トラブルメーカー神蔵version」
あのときあんな顔しといてそんなこと考えてたのね響…ともうニマニマが止まりません!
一巻はA、二巻はBと焦れったい二人の関係すら、長く楽しませてくれてありがとうございます!!!
という気分になってくる。
これぞシリーズものの醍醐味。
短い事件を挟みながら近付く二人の恋が中心になっているので、比較的ライトに読み進められます。
しかし、上記のCPがど真ん中という方は、積んでから読み始めないと後で後悔するのでご注意ください(笑)
番外編も絶対読みたい!!!
この情熱が出版社、岩本先生、そして未読の腐女子の皆様に届くと信じて。
一巻からの神評価です!
岩本薫先生の初投稿作にしてデビュー作、初シリーズ作が装いも新たに蘇りました!
と、さも以前から知ってるような言い回しをしてますがすみません、違います。
こんなにおもしろい作品が約20年前にあったんですね。
凄い!
「新作書き下ろしと言っても差し支えのないレベルの書き直しをしました」とはあとがきでの岩本先生のお言葉ですが、それもすごいことだと思います。
「危険な刑事」神蔵響と「超絶美人トラブルメイカー」平間シンゴは引ったくり事件をきっかけに八年ぶりに再会し、ストーリーが幕を開けます。
構成として、act1、2と話数カウントされ、本編後に書き下ろしが挟まれる形になっていて、本編の視点はシンゴであり、「俺」の一人称で語られます。
この一人称スタイルもそうなんですが、響とシンゴの設定は何気に難しいと思ったんですよね。
響は刑事でシンゴはグラフィックデザイナー。仕事が違うとシリーズで物語を続けていくのは大変そうなんですが、彼らの物語には無理な違和感がないんですよ。
ページを捲るごとに引き込まれて、気がつけば一冊読み終わってしまっている。
いくら全面的に改稿が成されているとは言っても、根っこは同じなわけで、それを思うと卓越した構成力を感じます。
初投稿作の雰囲気を壊さずにシリーズを展開させたというのは、本当に凄いなぁー。
ちょっとした事件(大事件でないのがミソ)を巡り、響とシンゴの過去と現在が交錯し、二人の思いにキュンとなりました。
好きです!とにかく大好きです!!
これまでの岩本先生の作品の中でも、ダントツで一番好きだし、これまでに私が読んだメジャーなBL小説の中でも、Best 5に入る作品です。改稿前のものも読んだことがありますが、今回の新装版の方がやはり読みやすいですし、何より高崎先生の色気だだ漏れの絵がこの二人のイメージとベストマッチしています。新装版が出て、全巻電子で即買いしてしまったにも関わらず、高崎先生の絵を紙で見たいがために紙版も全巻買い直してしまったくらいです。
メインストーリーは、凶暴かつ傲慢な俺様刑事・神蔵響と美人なのに天然でトラブルメイカーなグラフィックデザイナー・シンゴの再会ラブです。この二人が絶縁状態となった背景には、父との不和や兄の不可解な死をきっかけとした響の若さ故の破壊行動にシンゴが巻き込まれてしまった、という互いにとって苦くて辛い過去があるのですが、シンゴが巻き込まれた事件を機に8年間で開ききった距離が徐々に詰まっていきます。
美人でトラブルメイカーなくせにその自覚が皆無で無鉄砲なシンゴは、響じゃなくても放っておけませんし、葬り去りたい過去の自分と向き合う覚悟でシンゴとの距離を強引に詰めてくる響は、最高にタフマンだと思います。
まだ1巻の時点では、再会してようやく二人の8年越しの恋が動き始めたところです。これからもタフマン×トラブルメイカーの恋(対決?)から目が離せません!
ほぼ初めて読んだBL小説ですが、もの凄い嵌りました。これは面白い。電子でもイラストが入っているのもとても良かったです。
あまりの面白さに一気にシリーズ買いしました。
小説初心者も楽しめる良作です。
ジャンルとしてはコメディかな?
1話ごとにゲストキャラが登場して、その人物の問題にシンゴが首を突っ込み、響が巻き込まれ・・・みたいな感じです。
響が頼もしくて面倒見もよくて、彼氏力が高いです。
文章が読みやすいし、挿絵もきれいです。
1巻を読んでおもしろかったら2巻も買おうかなと思っていたのですが、2冊とも買っちゃえばよかったです(2巻が売り切れで買えなくて・・・)
響の包容力がもはや父性のようで、なんだかとても微笑ましいです!