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田舎の方言バリバリの高校生と羊。
カワイチハル先生のイラストときたら、ほっこりかわいいわ〜(*^^*)
受け様は、片田舎の叔父夫婦の元で暮らしていた高校生、空。
羊の"雲"を家族同様にかわいがっている普通の高校生だったのに、名門一族の後継者選びの一人として東京へ。
攻め様は、遠い親戚筋から空を見つけ出し、後継者の一人として連れてきた弁護士の国原。
誰一人として知っている人のいないお屋敷で、不馴れな生活を送る空。
東の方のバリバリの方言で話す空に対し、もう一人の後継者である裕弥はせせら笑いを隠さないし、編入した高校でも、話す度に笑われてしまう。
そんな中、空の言葉の教育係として国原が来てくれる。
寂しさの中にいた空は、国原の指導を受けながらどんどん国原になついていく。
なんといっても好きなところは、国原と裕弥の話を立ち聞きした空が、声が出なくなるところ。
国原が、空が当主になった方がいいとは言わなかった事で、見限られたとショックを受ける空。
一方で国原は、のんびり幸せに暮らしていた空を、自分の今後のため、言葉巧みに後継者選びに加わらせた、という罪悪感で自己嫌悪に。
この、攻め様の国原の後悔やらが、とても私の萌えでした(≧▽≦)
仕事抜きで、空の為にできる事を考える国原。いいわ〜(*´∀`)
ショックで声が出なくなる中でも、どうして見限られる事になったのか。
自分で考え、自分に必要な事を考える空は、実はとても芯の強いたくましさがあったんだな、と見違える思いでした。
野心家で、他人を寄せ付けない頑なさがあった国原は、空の笑顔や頑張る姿をいとおしく感じるようになっていく。
お互いを必要とし、求め合い助け合う2人に、きゅんでございました(*^^*)
イラストは、カワイチハル先生。
かわいらくて、体格差のある2人のイラスト、大好きです。
今回も、表紙からほのぼのかわいいし、2人のキスシーンでの、国原の抱きしめ感にいいわ〜とにやにやです( ☆∀☆)
「プロポーズは花束を持って」が良かったので、他の作品も読んでみたいなぁと思い、二冊目は「溺愛」がタイトルに入ってるこちらを読んでみることにしました。
でも、攻めの溺愛ぶりを楽しむというよりも、受けの空の純朴さ、健気さ、一生懸命さを愛でるお話だと思いました。
というのも田舎で育った受けの「おら、行がねよ」「おら、〜だす」といったお国訛りがたまらなくチャーミングなんですよ。
この純朴さよ、フォーエバー!!って思っただけに、超巨大グループの次期当主候補に抜擢された空が、慣れない都会生活の末に声が出なくなるまで心身ともに追い詰められる様子には、ちょっと泣きそうになりました。
だって、もう一人のライバルには一挙一動を田舎者だとバカにされ、学校でも方言を笑われ、家でも学校でも孤立無援なんだもん。
だけどここに残って次期当主になれば、自分を親代わりに育ててくれた伯父夫婦への恩返しになると思って頑張るんですね。
めっっちゃいい子で健気なの、空。
自分の野心のために、空を都会へ連れてきた弁護士の国原(攻め)。
冷徹な野心家だった彼が、空と過ごすうちに人として少しずつ変わっていくところも良かった。
すっごくいいなと思ったのはところどころ攻め視点が入るところ。
ここが萌えるんですよ。
自分のせいで純朴な田舎の少年だった空を傷つけてしまった攻めの後悔とか決意など、攻めの嘘偽りない気持ちがわかるので。
攻めざまぁではないけれど、改悛する攻め萌がある人は楽しめると思います。
ほわほわして可愛らしいお話だったのですが、恋愛要素的に少し物足りなさも感じました。
受けの独特の方言は珍しくって、こんな言い方する?とちょっと笑ってしまいました。
ただ、田舎からいきなり都会に出てきて周りは敵だらけでって相当キツイだろうと思うので、それに耐えた受けは芯の強い子ですね。
とはいえ、それで当主になれるものなのかは疑問です。
攻めの印象は正直薄くって、あまり魅力は感じませんでした。
健気受けがお好きな方におススメです。
カワイチハル先生挿絵狙いでget。
可愛らしい表紙(しかもなぜか羊・・・)で、その印象まんま な子でした!
王道中の王道 って思うお話なんですが
読後感よかったし、バカな私(笑)は黒幕がまんまとそのシーンになるまで
分からず、おおー と思ったので、萌2でお願いいたします。
(なんで、黒幕がわかるの皆さん・・・(泣))
頑張る可愛い高校生に弱い方には、たまらんお話かと。
カラー口絵は二人のべろちゅー♡受けさんは高校の制服かなあ。可愛い・・・
おかしい、高校生以下は範囲外だったはずなのに。
イタしておられるのは最後の1枚のみ。初めての受けさんをすごく気遣って
攻めさん頑張っておられるシーン。優しいのー。
そこまでは着衣の日常シーンが多く、もう受けさんが可愛くて可愛くて。
困ってる顔なんかされると、おばさんいい子いい子したくなっちゃうわ(笑)
けっ かわい子ぶりやがって! って私がならなかったのは、
やっぱり 方言?が効いているものと思われます。
(作者様曰く 特定の方言をイメージしたわけではない とのこと)
「あ、わがった、早く帰っぺ」ってほわわん 言われると腰くだけっどー(笑)
まあ、いい子なんで、頑張っているこの子を読んであげてくださいまし。
天然童貞ちゃんなんだけど、恋に目覚めて思いが通じた後は
「触れたい・・・」とちゃんと自分で言って、
我慢してた攻めさんの努力は水の泡。
幸せそうだったので、こっちも ほわほわ幸せ気分になりました。
攻めさんは、人との交流は避けてるタイプのゲイ(必要な時にセフレだけ)で
仕事上、今後有利になるか と思って、
受けさんの保護者役をやってるような人でしたが
すっかり頑張る天然ちゃんにノックアウトされてました。
最後に。なぜ羊かというと。
もともと田舎で酪農やってて、そこで飼っていた子。
お利口なんだよな、この羊。
空ちゃんを途中まで迎えに行くんだって。まじか。
寝るのも空のベッドの下らしく、受けさんの心の友 でした。
ファンタジーじゃないんで、しゃべんないっす。
途中で、豪邸の方に連れてきてもらい、
豪邸の庭の芝刈り機 と化してました。
ちょっとそのシーンを早送りで見てみたい気がする(笑)
田舎で伯父伯母とともに暮らす空(受け)は、ある日亡き母の親戚である仙谷家の当主候補に抜擢される。仙谷家の屋敷で他の候補と競うことになり、弁護士の国原(攻め)に方言を矯正されつつ礼儀作法を仕込まれていたが、他候補や学校の生徒に方言をバカにされ続け、ショックで声が出なくなってしまう。そんな空を国原が救ってくれて…。
直系の子でもあるまいし、田舎で暮らしていた子をわざわざ候補者に仕立て上げる必要性があまり感じられませんでしたが、受けが飼ってる羊は可愛かったし、素朴な方言が可愛かったし、楽しく読めました。一人称が「おら」の受けってすごく珍しいと思います。
受けはホワホワだったのに、受けと当主の座を競う裕弥ってキャラがすごく嫌なやつでイライラ。なのにラストでいきなりころっと人格変わってて、これはいくらなんでもご都合展開すぎると思いました。あと実は○○が黒幕、的な伏線が、あからさますぎて伏線の体裁をなしていませんでした。
受けは文句なしに可愛いのですが、攻めもなかなか美味しいキャラでした。ただのエリートじゃなく野心家で計算高く、それが方言男子の素朴さにころっといっちゃうのが微笑ましかった。