罪深く抱きしめて

tsmibukaku dakishimete

罪深く抱きしめて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%
著者
バーバラ片桐 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia super extra novels
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784894861657

あらすじ

罪に震える彰史を傲慢な性鎖で捕らえたのは、冷酷な瞳を持つ美しい義兄・玲二。彼は被虐の悦びを彰史に教え込んで。

表題作罪深く抱きしめて

小野玲二,姉の夫
香原彰史,姉に虐待され続けた青年

レビュー投稿数2

共犯者

いきなり彰史(受け)が姉を殺してしまうシーンから始まります。
彰史は姉に性的虐待を受けていて、姉が死んでしまえばいいと思っていました。
殺すつもりはなかったのですが、バルコニーにいる姉の背をふいに押して突き落としてしまいます。
そしてそれを見てしまったのが姉の夫の玲二(攻め)。
しかし玲二はショックを受けるでもなく、むしろ喜んでいました。
玲二は彰史をかばい、逃亡します。

とにかく攻めの玲二がありえなかったです。
妻が死んだのにそれを喜んでて、その弟・彰史を自分のものにしたいから助けて。
警察の事情聴取も楽しそうだし、人を殺すのも苦がないといった感じ。
まじでこの攻めは犯罪者です…。
そんな攻めを好きになってる受けの彰史もどうかとw
でも彰史もちょっとおかしかったかも。警察の1人が見逃してやるから抱かせろと言われて、抱かれて感じてる。

とにかく色々ありえなかったw
ちなみに3Pは二○挿○です。ちょっと痛々しかった;
最後は玲二の気持ちが変わってくれたのはよかったんですが、やはり犯罪を犯した2人。これから2人で幸せに…というわけにはいかず。ある意味BAD END?

2

義兄×弟

近親物大好物なので読みましたー。
姉の夫である義兄玲二[攻]と彰史[受]の逃亡劇話がメイン。
初っぱなから姉は殺されてしまってるので回想シーンでちょっと登場する程度、後は刑事が途中で絡んで来るもののほぼ玲二と彰史との逮捕されるまでと逮捕されてから逃亡を続ける部分が主です。
冒頭で姉ばかりかほぼ無関係の目撃者を殺してしまっているのでもうその時点で普通のハッピーエンドは無いなと推測は付きます。
更に逃亡する際に刑事も射殺している事でもう決定的。
平気な顔で歓喜の表情さえ浮かべて犯罪を犯す玲二が読み所の一つ。
彼は所謂サイコパスに部類される男で、そんな自身を自覚してもいます。
その彼がいわば気紛れで相手をしている筈の彰史といる内に次第に知らない感情が生まれ始めます。
警察に追いつめられて最後は子供を人質をとって立て籠もろうとする玲二から、子供を連れて彰史は警察に自首するも嘘を付いて再び彼の元へと戻って行く。
最初からハッピーエンドは無いと分かっているストーリーですが、それだけに刹那的な2人の関係がなかなか面白かった。
しっかりエロシーンも入ってます、どんな時でもエロは忘れず!なバーバラさんの作風には感心させられることしきり。
玲二の黒い部分の根っこをもっと読みたかった気もします、そこが物足りないといえば物足りないけど謎のまま終るのもそれはそれでいいのかも。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う