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ookamisan no kajou na kyuai
佐倉先生の極道さんシリーズが好きで、番外編SSが掲載されているサイトを見つけて読んでいたところ、「極道さんとオオカミさん」というタイトルが目に入り、オオカミさん??と思ったのが最初です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880848971
それを読んでみたら極道さんシリーズの攻め・賢吾と、オオカミさんの攻め・慎が、受け自慢&ウチのが一番だとお互い一歩も引かずに張り合ってまして、こいつは溺愛攻めに違いない……と思ってこの本を購入したのですが、その通りでした。
仲良く暮らすイケメンハーフの三兄弟。
受けは次男坊の海里です。
ある日、末っ子が大きな犬を拾ってくるも、どう見ても狼にしか見えず困り果てる兄と海里の前で人間に変身。
ぶっ飛ぶ兄弟たちを前に、自分は人狼&一族が経営する世界的大企業の統帥だと言い、とある事情で一族から逃げているから、匿えという人狼・慎。
断ったら社員である長兄のクビが飛ぶと言われ、渋々受け入れることに……。
この人狼の慎は、若くして一族の長という立場に収まった人物なので仕事ぶりは抜群だけど、家の中ではただのポンコツ。
手間ばかり増やすお荷物なくせに、ナチュラルな俺様っぷりで偉そうなんですよ。
だけどかわいいところがあるんです。
構ってほしいのに自分そっちのけで家事に励む海里を見てピコンと閃いた慎。
家事を手伝えば海里の手が空く=構ってくれる!とこっそりお手伝いをするも慣れない故に大惨事を引き起こしちゃう。
それを見て、ついに堪忍袋の緒がきれた海里にゲンコツを食らった慎は、驚きのあまり尻尾と耳が出ちゃうんだけど、そこがめっちゃかわいいの!!
(挿絵があるんだけど、デカイ図体&ケモミミの慎がしゅん……となっててかわいい!)
最初こそ、兄の上司だし……と慎に遠慮していた海里ですが、途中でお前を家族として扱う!として宣言して以来、容赦無くピシピシ調教ならぬ躾をしちゃいます。
そこのやり取りがなんとも微笑ましいし、トンカツ差し出したり、洗濯物干すの手伝ったり、野菜食べたよアピしたりという慎の求愛行動がこれまたかわいくて萌え。
海里の匂いで発情間近の狼としての本能を制御できなくなった慎が絞り出すように言う「嫌いに、ならないでくれ」にキュン。
それに寂しいと死んでしまうんだからな!と兎のようなことを言うオオカミさんがかわいい。
海里は腹を括ったらめっちゃ男前というタイプでして、発情期に突入して苦しむ慎を前に「さあ抱けよ。」というところがいさぎよくて好きです。
俺様のくせに受けに対しては激弱で受け様一筋というのが大好きな人は、きっと楽しく読めると思います。
3兄弟で暮らしている翻訳家で次男の海里(受け)。ある日小学生の三男が大きな犬を拾ってきたが、どう見てもそれは狼だった。元のところに返してきなさい、と言っても聞かない弟に困り果てていたら、なんとその狼は人間に変身。しかも正体は長男の会社の若き総帥だった。兄のクビやら何やらを盾にとられ、しばらく家に住まわせることになったが、尊大で偉そうなその人狼・慎(攻め)は海里にべったりで…。
人狼一族の総帥×3兄弟の次男25歳の、もふもふ同居ラブコメディです。
攻めは大企業グループの総帥で、日頃周りの人間にかしずかれている立場なので、ナチュラルに命令してくる&家事やら何やらまったくできない人。一方次男は、両親が海外転勤中で、在宅ワーカーなため家事を一手に取り仕切っている主夫。
受けは家事を増やす攻めにイラついていたけれど、ある日家を泡だらけにされて激怒し、脳天にゲンコツを落とします。
普段から怒られることも、ましてや殴られたこともなかった攻め。あまりの衝撃に耳と尻尾を出してしまいます。
エラそうなオレ様キャラなのに、その時点でどちらが上か叩き込まれたような感じ。(笑) 時には理不尽な怒られ方をして気の毒な面もありました。でも受けが大好きで、四六時中まとわりつき、怒られたので家事を手伝えるよう学んだり、苦手な食べ物を食べて受けに褒められようとしたり、いちいち可愛いヤツです。受けより年上なのに年下ワンコみたいなイメージ。
受けもですが、受けの兄(28歳サラリーマン)や弟(小学生)と攻めのドタバタ同居生活がすごく微笑ましく、面白かった。
攻めは、発情期に結婚相手をあてがわれるのが嫌で受けの家で匿ってもらっているのですが、やがてその発情期がやってきます。
発情期の攻めはフェロモンムンムンで、これまでのワンコなキャラとのギャップが素敵でした。
受けも、ロシアンハーフのキラキラ美形なのに性的な経験が皆無、というギャップキャラ。ギャップカップルのエロはなかなか読みごたえがありました。
実は再会もので、攻めの意外な純情に萌えました。スパダリなのに受けにだけはゲキ弱な攻め、という甘々BLがお好きな人にはかなり楽しめるのではないかと思います。
評価は神に近い萌×2。
海里(受)はロシア人とのハーフで美形三兄弟の次男。両親はラブラブで父親の海外赴任に二人で行ってしまっているので子供だけで住んでいます。とはいえ長男は28歳、海里は25歳、三男は小学5年生なので子供だけという大変さはないです。
ある日、三男が狼を迷子の犬だと思って連れて帰ります。狼だと気付いた兄たちは慌てますが、突然人間に変身してしばらく居候させろと言いだします。実は慎(攻)は世界的企業グループの総帥で、長男もそこのグループ傘下の会社に勤めているのでクビにすると脅され仕方なく同居することになります。
実はもうすく発情期がきて、結婚させたい親類たちが婚約者候補を送ってくるのでそれから隠れるために来たのです。
海里のところに来たのも、たまたまではなく、昔一度だけ会ったことがあり、わざわざ三男に見つかるように画策しています。
海里はロシア語の翻訳家で、在宅勤務なのでほぼ一日中一緒にいて生活するうち惹かれていきます。
慎の方は昔出会った時から気になっていて、わかりやすく求愛してきます。でも鈍い海里には伝わりません。
そうこうするうち発情期がきてしまい、部屋に閉じこもります。中々発情期が終わらないと焦れているうちに、婚約者候補が乗り込んできて連れて行かれてしまいます。
海里は鈍い子ですが、慎の従兄弟兼秘書に言われたことや一族に連れて行かれて初めて自分の気持ちに気付き素直になります。それからはちょっと頑張って迎えに行けました。
もふもふもちゃんとありました。とても気持ち良さそうで、三男が狼の慎に抱きついて寝てるところはなんて羨ましくて身悶えしそうでした。
人狼の人口が減らないよう同姓間でも子供が出るようになったという話が最後にあったのでベビーも見たかったな。
神10も付いてるのにレビュー0なのが不自然で、組織票っぽく見えると言われれば、そんな感じに見えなくもないです。本の内容は設定がイマイチで萌えれなかったし読み辛い文章です。今流行りのモフモフと子供、バタバタして終わりって感じで斜め読みしてしまいました。