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takumikun series
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最近のものが受けつけないという愚痴から、友人に原点回帰じゃないけど、タクミくんでも読んでみれば、と言われて、思うところもあり、戻ってみました。ただ、時系列順に掲載されているので、誰だこれという視点人物も多いし、最初は混乱・・・・久しぶりだから思い出せないのかと悩みましたが、最後に載っていた初出を見て、同人誌からの再録まであって、そういう番外編的なものも何もかも時系列に並べれば仕方ないかと納得しました。
名作として時おり話題に上がるこの作品を、初めて読みました。
爽やかで良かったです。BLとしてもキュンとしました。
現実にはこんな高校生は古今東西どこにもいないって分かってるんですけど、思わず「あぁ…青春だな」と浸ってしまいました。
きっと登場人物たちがいきいきとしているからだと思います。
会話が小気味いいですし、地の文も読みやすいのであっという間に物語に入り込めました。
爽やかな青春を描いたBL小説は、王道なようでいて案外貴重に思います。それもあって、より楽しんで読めました。
まだまだシリーズは続くので、これからもじっくり楽しませてもらおうと思います。
それと、完全版とのことで、番外編なども含めて作品を時系列順に再編成されているのですよね。そこは初出された順のほうが初めての読者にはより萌えられたかも?とも思ったりしました。それも好き好きですね。
巻末にある、年表になっている作品リストを見ながら、リアルタイムで初出順に読んでたらまた違った受け取りかたをしたのかな?なんて想像をしたり。
名作の呼び声に違わず面白い作品でした。読んで良かったです。
他の方がレビューで仰っているようにティーンズ小説っぽさがありますし、NLカップル(一応恋人未満)も書かれていますが、気にならないようでしたらおすすめです。
1巻の時点での二人を今風に形容するなら、「ハイスペックスパダリ攻め×トラウマ持ち受け」といった感じでしょうかね。びびっときましたら、ぜひ読んでみてください。
懐かしのBL小説で名高きタクミくんシリーズの愛蔵版を初読しました。
中学生くらいの時に読んでいたティーンズ文庫のBL版っぽいです。なつかしい。小説というよりは少女漫画の原作風です。ボリュームは多いですが、サラッと読めます。展開は王道中の王道ですが、不思議と惹きこまれました。
色々な人物やカップリングが次々出てきて、視点も場面ごとに変わるので、最初は戸惑いました。漫画に比べ小説は各人物像を文章からイメージしないといけないだけに、登場人物の数が多いので余計に混乱しがちでした。途中から慣れだし、全寮制の男子校が舞台で人類皆ホモ・・的なノリを積極的に楽しめるようになりました。一巻では恋愛もキス止まりで初々しく感じました。高校生なのにコロンをつけているギィに目が点になりました。後半でタクミくんに関わる意外な事実が判明して驚きました。過去が気になります。書き下ろしの小説は非常に良かったですが、時系列的に前の方に入っていた方が分かりやすく思いました。
最近のベテラン作家さんのように熟練された作品では無いですが、若さ故の勢いや甘酸っぱさもあるので、私はハマりました。漫画の方も気になります。巻数も多いので、時間のある時にまったり読むのにはいいです。読書中は思春期の頃に引き戻してくれます。おおやかずみ先生の時代を感じさせるノスタルジックな絵も、昔の少女漫画を思い出し懐かしく感じました。
以前から気になっていたのですがなかなかきっかけがなく、今回の完全版でタクミクンシリーズ初読みです。
新装版は時系列にかかれており、とても読みやすかったです。
1巻は高校1年生~高校2年生の5月頃までのお話。
1年時には人間接触嫌悪症で周りとほとんど打ち解けることができなかった託生も、2年でギイと寮の同室になってからは徐々に同級生や先輩との人間関係を築けるようになってます。
ギイがなぜ託生にこんなにも入れ込んでいるのかはまだわかりませんが、驚くほどギイが積極的でかつ執着ぎみ。
託生はそんなギイのペースにはまってしまった感じでしょうか。でも初々しくてかわいいです。
全寮制高校の話ということで、登場人物が多く正直把握し切れてませんが(笑)、それぞれ味があるキャラで面白かったです。
読んだ事がない自分でも、メインCPの名前は見知ってる有名なシリーズ。
読んでみたいなあ…と思っていましたが、あまりにもシリーズが長いので、途中で手を出す気にはなれず。
そんなところへ、完全版が刊行されるとあり、初めから読めるならと、1巻を手に取りましたが…。
残念ですが、この1巻で挫折してしまいました…。
乗れなかった自分が悔しいというか。
かなり昔の作品なので、ある程度の古めかしさは覚悟してましたが、これほどとは思わなかった、というのが一番です。
キャラは皆魅力的なのですが、言動がとにかく昭和の香り高くて、萌える以前に「ええ~っ!?」と驚いてしまう。
それと、さくさく読めるのですが、書き下ろしも含めて、素人の私でも突っ込んでしまいそうな文体があり、それも気になって仕方がありませんでした。
プロの作家さんですし、数多く作品を書かれてるようなので、そんなはずはない…と思いながら読むのですが、どうにも合わなかったです。
あと、時系列で再編集されてるとあって、初出では番外編として書かれていたような短編が先に収録されているのですが、初めて読む身としては、これが逆に分かりづらかったです。
とにかく、キャラがわちゃわちゃとたくさん登場してきて、次々と場面が切り変わるのですが、このキャラは誰なのか、どういう人物なのか、ほとんど説明がない。
名前と会話だけで推測するしかない。
本来は、そのキャラががっつり登場するメインのお話があって、この短編はきっとその後に書かれたんだろうな…という感じで読むしかなかったです。(置いてけぼり感)
多分、当時読んでいたら、まったく違った印象を受けていたと思うのです。
もしかしたら、いやきっと、夢中で読んでいたかもしれないな…と思うと、ちょっと残念でした。