タクミくんシリーズ 誘惑

タクミくんシリーズ 誘惑
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
18
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
ごとうしのぶ 

作家さんの新作発表
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イラスト
おおやかずみ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
タクミくんシリーズ そして春風にささやいて
発売日
価格
¥495(税抜)  
ISBN
9784044336264

あらすじ

大人気!2学期バージョン!! CLーDXコミックス同時発売☆

2学期が始まり文化祭前のせわしない雰囲気が漂う祠堂学院。タクミの接触嫌悪症の元凶にもなった今は亡き兄・尚人に似ている1年生・渡辺綱大の存在で、タクミとギイ2人の関係は静かにすれ違いはじめ…!?

出版社より

表題作タクミくんシリーズ 誘惑

ギイ
タクミ

その他の収録作品

  • Under Moonlight
  • ごあいさつ
  • 薔薇の名前
  • ごとうしのぶ作品リスト

レビュー投稿数3

シリーズ22作目

ああ、ついに最新刊だ。シリーズの最初から一気に読んでたけど、ついに追いついてしまいました。

ギイがタクミを好きすぎて、頭がおかしくなってきてしまってました。完全に変人の域です。
でもそれがオモロイw
やっぱ私はラブラブイチャイチャを見てホッコリするより、心のすれ違いやら嫉妬やらで切なくなってるところを見てるほうが好きみたい。
二年生のときは一冊ずつ完結してる感じだったから、どこから読んでも大丈夫だったけど、三年生になってらは複数の恋愛がゆるゆると同時進行です。
だから、順番に読まないと訳がわからなくなると思う。
ギイは何を企んでるのか、ギイに××した人は誰なのか、三洲は何を考えてるのか、気がかりな利久カップルはキスぐらいするのか、いろいろと疑問を残して、次巻へ。

4

3年生版は、続きが出るまでが待ち遠しい

3年生になってから、時間軸がゆっくりです。
それだけ、イベントが沢山&カップルが沢山出てくるので、必然的かも。
ギイと左智の幼馴染の友情はいつもと同じで、そこだけは安心感があります。
いつもの余裕があるギイじゃないので、これからどうなるのか読めないので、続編も気になる所です。

3年5月「Under Moonlight」
文化祭での劇を決めるギイの仲間たちの算段です。
気心のある仲間の中なので、ギイがくつろいでいるのがわかります。
ほんとにギイはいつもタクミの事を考えているんだなと、公開イチャイチャが甘かったです。
1年生編の暁~に繋がるエピソードがあるので、覚えておくと嬉しいです。
タクミも大事にしていたんだなとわかり、心憎い演出でした。

3年9月「誘惑」
タクミが渡辺綱大の事を気にしているとあるのですが、実際に渡辺からのアプローチもないし、一時期に比べてタクミも気にしている様子が見られなかったです。
それだけに、ギイがタクミを好き過ぎて先走っているように、感じてしまいました。
金銭や実力や英語等の現実的な問題でニューヨークへ留学は難しいと言うタクミに、俺が側にいなくて平気なのかと強引だったり、タクミが知らない内に親にカミングアウトを計画していたり、愛情が空まわっている気がします。
ギイは人知れず片思い期間が長いだけに、一度手に入れたと思っただけに、少しでも自分から関心が逸れるのが苦痛なのかなと。
家柄完璧、容姿端麗、性格もそつがないギイのようなタイプが、タクミにこだわってしまう理由が知りたいと思う。
それが明かされていないので、このシリーズが無性に気になってしまうのかも。
密かに目をつけていた都森にも恋の予感到来で、予想的中で楽しみです。

3年5月「薔薇の名前」
聖矢×左智
留守番電話に残された左智からのメッセージで、聖矢視点です。
18になったら、許してくれますか?って左智との約束って、もしかすると、まだプラトニックなんでしょうか。
年の差がかなりあるだけに、攻めの自制心がある事に好感がもてます。

エロ:★1 薄め
総合:★4 いつものギイじゃないみたいで心配なのと、続きが気になる引きがよかったです。

2

文化祭に向けて

前巻「プロローグ」からの続き。

一年生の渡辺くんに感じる錯覚の原因も分かり、託生の心のざわめきも無事に収まった様子。
これでお互いの気持ちが打ち解けて仲良くなったことからギイにとってはあまりホッとできないみたい。
この渡辺くんと中郷くんの一年生コンビのやり取りは読んでいて微笑ましい。

皆が賑やかに文化祭の演劇合戦の準備を進めている一方で、夏休みに託生と将来についてじっくり話し合えなかったと、ギイのほうに焦りが出てくる。
やたらと「覚悟」って連発したり、託生の海外留学を企もうとしたり、父親に打ち明けようかとかゴチャゴチャ悩んでいる姿があって珍しい。
ギイに関しては見た目とバックグラウンドが華やかすぎて歳相不相応な部分が大きい分、内面に抱えている悩みも根深い。
(託生自身が自分の事で精一杯なせいか、ギイの側にいるわりに彼が悩んでいても無頓着な訳なんですよ…)

すれ違いのほうはあっさり解決したのでもの足りないようだが、実はこちらのギイの一面と隠し事が二学期編の鍵だっだりする。

また、この巻で登場した一年生の上からちゃん、ラストにちょこっと出てきた正体不明の生徒がクライマックスに繋がっていて、少しずつ最終に向けての動きがあるのが分かる。
悪役っぽさを匂わせた子が出てくるのって珍しい。

1

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