妖精と夜の蜜

yousei to yoru no mitsu

妖精と夜の蜜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×26
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
89
評価数
19
平均
4.7 / 5
神率
68.4%
著者
杉原理生 

作家さんの新作発表
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イラスト
高星麻子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
薔薇と接吻
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784344836624

あらすじ

ヴァンパイアの中でも友好的な氏族グラの地を訪れることになった櫂と律也。グラの長であるユーシスには悲しい秘密があるようで…。

表題作妖精と夜の蜜

ヴァンパイア氏族の長
櫂の伴侶で浄化者,大学生

その他の収録作品

  • 清らかなるもの
  • あとがき

レビュー投稿数4

女子の夢と希望が詰まっとる。

大好きです、このシリーズ!

櫂の氏族と友好的な関係にある“グラ”を訪れた二人。グラの長であるユーシスに案内された先で見たのは、妖精王の卵。その卵はもう500年以上も孵ることなくそこにあるという。

櫂と律はあいも変わらず甘々でラブラブなのですが、このシリーズでは脇のカップルは悲恋である事も多いので、もしや今回も…。と恐る恐る読み進めました。
初めて会ったときから妖精王に惹かれ、500年卵を守り続け、毎日話しかけていたユーシスの願いが叶うかどうかについては、描かれてません。
もし、ユーシスの願いが叶い妖精王が卵から孵ったとしても、もう彼と契りを交わすことは出来ないし、長く生きたユーシスに残された時間はそう長くないのでしょうけど、それでも二人の幸せを願わずにはいられません。
その後の話が知りたいものです。

私としては、今は亡きカインの過去のエピソードとかも見たいです…。まだ感情が残ってた頃のロマンスなんかあれば…。
あと、美形揃いなのは大いに結構ですが、たまには異形の存在とかいても刺激があって面白いかも、とか思います。フランケンとか?ホムンクルスとか?

3

素敵な世界

ファンタジーの世界全開ですのでリアルを求める方にはお勧めしませんが、その世界に抵抗がない方には、是非、読んで欲しいシリーズです。

あらすじは他の方が書いていらっしゃるので割愛しますが、
全編を流れる甘くやさしく物悲しい世界は癖になります。
かくいう私もセカンドシリーズからすっかりはまりました。
最後のssがまた毎回良いんです。(今回は妖精王の視点からのssでした。)

精霊アニーも実にいい味出していて、アニーと主人公の律也との会話にはいつも笑ってしまいます。
一応一話完結ですが、シリーズを通して繋がる謎や背景が凄く気になります。
このシリーズ大好きなので出来れば次の回は早く出て欲しいと思います。



2

妖精王!

夜の種族シリーズ、今回は、妖精王とヴァンパイア氏族「グラ」の長のお話。
妖精の森とか、大好物!
人間界と夜の世界の異変の繋がりを探りながら、少しずつ夜の世界のことを知っていく律也。
律也と一緒に、読者の私も夜の世界を知っていく、このワクワク、ドキドキ。
1冊ごとのメインエピソードと、徐々に迫っていく大きな謎。
こういう、世界観がちゃんとしたファンタジーって、やっぱり好きだ。
高星さんのイラストも、現実離れした超絶美形感があって、お話の雰囲気を盛り上げている。
願わくば、刊行ペースがもうちょっと速いと嬉しいな。
他のお仕事との絡みもあって難しいのかもしれないけど、ちゃんと完結を見届けたい。

1

このシリーズ大好きです!

シリーズの4作目です。
待ってました。このシリーズ大好きなんです。もう嬉しくて一息に読んでしまいました。

今回は、櫂(攻)の氏族〈スペルビア〉と友好的な氏族〈グラ〉の地で、薔薇が枯れるという異変があり、
人間界では、オオカミ族が人間を夜の種族の世界に攫って連れて行くという事件が起こっていました。

櫂と律(受)は〈グラ〉の地を訪れますが、夜の種族の世界で唯一妖精の棲む地であり共存している氏族でした。
しかし、妖精王は今は卵の中に500年前からいる状態で、いつ卵が孵るのかはわかりません。
〈グラ〉の長であるユーシスは500年前から卵を大切に見守っていましたが、今迄なら妖精王はそんなに長く卵の状態にいる筈がなかったのです。

〈グラ〉は妖精の棲む神樹の森がある為、不思議な効果をもつ植物や果物の宝庫で、いなくなったオオカミ族の男は、麻薬を使用して興奮状態にあったらしいという事で、〈グラ〉が何か事件の手掛かりに繫がるかもしれないという事で…
というお話でした。

とにかく今回も、右をみても左を見てもキラキラと美しい存在がてんこ盛りで(笑)
癒し系の語り部の石の精霊のアニーも可愛いし、精霊である為価値観が律と掛け離れ今回も思いっきりボケていて面白い(笑)
櫂と律のベッドの中でのイチャイチャを、合体する前の小芝居と言ったり、アニーの自尊心を擽られる事を言われると精霊なのにコロッと飼い慣らされているし(笑)
でもやはり偉大な精霊です。最後はやはり精霊の力で律の力になっていました。

今回で又ストーリーの全体の黒幕的な存在がチラチラと出て来て、律の将来に大変関係がありそうな存在も判ったりと続きが本当に気になる所ですが、律が持っている七色の欠片もあと五つ。
まだまだこの美麗で幻想的なお話しは続きそうで嬉しい限りです。

吸血鬼、妖精、精霊、浄化者、破壊者等、もう萌ワードてんこ盛りで、一時的にも現実感がない世界に浸してくれるこのシリーズが大好きです(あまりにも現実感がなさすぎて好き嫌いが分かれるかもしれませんが)
しっかりとした世界観が設定されていて、ファンタジーとしても、都合の良い展開や都合の良い道具が話を白けさせることの無い展開に次がワクワクします。
一応、一巻完結の形になっていますが、やはりシリーズ一作目から読まれる事をお勧めします。全体的な世界観や櫂や律の葛藤や成長も垣間見れてより面白く読めますので。

早く続きが読みたいけれど、このシリーズ結構間が空くんですよね…(泣)
でも、キラキラこってりファンタジーなので、この位のペースがいいのか…でもやっぱり少しでも早く読みたいなぁと続きがとても気になる作品です。

4

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