結婚したいと言われても

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結婚したいと言われても
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×219
  • 萌23
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
16
得点
172
評価数
50
平均
3.5 / 5
神率
10%
著者
秀香穂里 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
シリーズ
結婚したいと言われても
発売日
価格
¥890(税抜)  
ISBN
9784773088199

あらすじ

結婚相談所の相談員・那波が担当する里見は背が高くルックスもいい年収三千万の人気作家。釣書はパーフェクトだけれど、寝癖だらけの頭にいつでもスウェット姿、女心にはかなり鈍感で振られてばかり。そんな彼を磨くため、那波は髪型、服装、デートコースと二人きりで恋のレッスンを始めた。みるみる垢抜けていく里見だったが、最大の問題はH‼︎
夜のレッスンは、那波がくらくらするほど里見の甘い言葉攻めで始まって……♡

表題作結婚したいと言われても

32歳,人気ミステリー作家
28歳,結婚相談所カウンセラー

その他の収録作品

  • 愛撫したいと言われても
  • あとがき

レビュー投稿数16

言葉攻め

絵師買い。初読みの作家の作品でした。
言葉攻めが得意な小説家と、結婚相談所スタッフの恋。
面白かった。

1,結婚したいと言われても
2.子育てしたいと言われても 
3.結婚したいと言われても【番外編】 旅立ちたいと言われても 「クロほん」

の順で、発刊されています。

外観に構わない、ほぼ毎日缶詰で執筆する人気作家の里見が、
結婚相談所に来所する。
相談員の那波に一目ぼれして、里見は言葉攻めで那波を陥落、相愛になるまでの工程の描写がとても面白かった。

2

めちゃくちゃ溺愛されてます

神判定したのは、攻めが受けを好き過ぎるところ。ダサ男なのに凄いお金持ちで実はイケメンで、受けくんに惚れきってるところが私はめちゃくちゃ大好物です。
愛されてる話って、読んでる私も幸せになる。
受けくんは結婚相談所に務めていて、その仕事が好きというだけあり、結婚している男に言い寄られても受け入れないところが、とても良い。
結婚を目指す人、結婚している人の幸せを願っているところが、この人の心の美しさを表しているようでとても好きです。
両想いになってからの2人のバカップルぶりには、いっそ清々しくて気持ちがいいです。
この話、続編があるんですね。是非読みたいです。

0

面白い!

結婚相談所に勤める受けの那波。
相談所に訪れた里見はスペックはいいのにセンスがない小説家。
女心がわからない里見は、那波からレクチャーを受けてだんだん磨かれていく…

もうね、里見がいい!
Hの時にしゃべるからって振られると。だから確認してって、、、、そんな口説き文句あるのか?(笑)そしてそれを受け入れちゃう那波もですけど。
あんなのに迫られたら那波じゃ無くても絆されちゃうよー。
でも、手痛い失恋をしていることと、あくまでも「結婚相談所の相談員」が、お客様に手を出したみたいになっちゃいけないという気持ちもあって、離れようとする那波。でも、里見を思いながら一人でしちゃう。。。

人の結婚観というか、カップルが出来ていくことをそばで見ている那波は、凄く良いアドバイスをしたりするんですが、やっぱり自分のことはね、難しいんですよね。結婚するからと振られた元カレクズ男からは復縁を迫られたり。

最後には、勢いから本心を吐露した那波を里見が受け入れてハッピーエンドですが、里見の甘さにニンマリしてしまいました。

0

甘ーい言葉責めが(//∀//)b

結婚相談所の相談員・那波勇(ななみゆう)と、相談者である人気ミステリー作家・里見一彰(かずあき)の、結婚相談所を舞台にしたラブコメです。
恋愛に発展しそうにない出会いですが、帯にあるように”恋に落ちる相手は選べない”んですよね。
立場とか理屈を軽々乗り越えてしまうほどの2人の気持ちが甘くてキュンとしました。
設定が面白くて手にとった作品でしたが、メインの2人や相談者達が前向きで読んでいて良い気持ちになれるお話しでした。

メインカプがロマンチストなので(特に攻めの里見)基本的に甘く感じました。
なんと言っても、里見による那波へのあまーい言葉責め。
序盤の「そろそろ身を固めないと思って…」という、結婚や恋愛に対してのやる気のなさが嘘のような豹変ぶりでした。
那波と出会い恋を知ったことで里見の恋愛体質が開花したように見えます。
自分の気持ちに素直な里見が微笑ましくも可愛かったです。

受けの那波はゲイですが、結婚にほのかな憧れをもっています。
しかし、自分勝手な恋人(バイセクシャル)との別れに傷ついたばかりの那波は、男を見る目がないと諦めムードです。
せめて一人でも多くのカップルを誕生させたいと仕事に打ち込んでいましたが、そこにダサくてもっさりした里見が相談に訪れます。
那波は自らの手で里見をイケメンに仕上げていきますが、同時に2人の距離も接近していきます。
しかし、結婚を相談しに来ているノンケなんてもってのほか。
里見に「好きになってしまった」と言われても、一時的な気の迷いだと信じられません。
それでも、自身の理性とは裏腹にどんどん里見のことを好きになっていく那波…
那波の最終的な決断は、相談者達から学んだことでした。

散々迷ったり那波の元カレが現れたりと一悶着ありましたが、結ばれるべくして出会った2人だと思います。
巻末に収録されている2人のその後のSS(旅行に行く話)では、見事なバカップルとなっていました。w
結婚がテーマになっているので、個人的には2人の結婚生活も読みたかったです。

6

嬉し楽しエロし

結婚相談所を舞台にしたお話が好きでして。
コミックでも小説でもついつい買ってしまいます。
相談員はゲイ、客はノンケ、という設定の場合が多くて。
好きになった男性客の結婚のお手伝いをする、ツラい立場のゲイの相談員…。
というシチュがツボみたいです。
こちらも、タイトルとあらすじに惹かれて購入しました。

みずかねりょう先生の表紙、かなり楽しそうな雰囲気で良いですね。
貧乏人(失礼☆)っぽい服装が印象的な背の高い男性と、パリッとスーツの似合う黒髪の男性。
この二人を中の挿絵で是非見たい!
と思ってしまいました。
そういえば、秀香穂里先生のお話を読むのはちょっと久しぶりだなぁ。
秀先生のお話だから、期待も大♪


那波優(ななみゆう)は、青山一丁目にある結婚相談所に務める優秀なカウンセラー。
ゲイであるため自身は結婚出来ない分、人一倍結婚には憧れている。
しかし、数ヵ月前にバイの恋人とは結婚を理由に振られたばかり。

里見一彰(さとみかずあき)は、那波の務める結婚相談所に新規で入会してきた男性。
ボサボサ頭に着古したトレーナーとスエットという、とんでもない服装。
だけどイケメンな、勿体ない男子です。
実はミステリー小説を執筆している、年収三千万円の人気作家、と釣書は好条件。

服装と髪型さえなんとかすれば、性格も良さそうだしモテそうなのに…。
なぜ結婚相談所に来たのか不思議がる那波。
里見は、自宅で部屋にこもっての仕事なので出会いが無いという。
年齢的にそろそろ結婚を考えなければと、相談所にやって来た。
しかし、何故か里見は那波のプライベートにばかり興味を示してきて…?


ネタバレになっちゃいますが。
このお話の場合も相談員の那波がゲイで、客の里見はノンケです。
なのに何故か?ノンケの里見の方から那波に惚れちゃいます。
ここからタイトルがきているわけですね!
那波の方は、まだ失恋の痛手が癒えておらず、トラウマになっています。
そして紹介した女性達よりも自分にばかり興味を持つ里見を、とても不思議がります。

里見の、残念すぎる服装やデートでの行動パターン。
女性客にモテるよう、那波は服装や髪型を整えるアドバイスや店を紹介して。
どんどん里見のイケメン度を上げていきます。
自分が磨いた原石が、どんどん洗練されていく姿に満足し、里見からも感謝されます。

この快感は私にもわかります!
しかも里見は高収入で、お金に糸目をつけない分やり甲斐もありますね。
服でも何でも気を使わず勧められます。
銀座とか青山とか、ギリギリ東京都民の私にも遠~い世界の高いお店やホテルなんかが出てきて。
ちょっと羨ましい世界です。

また那波も里見に影響されて。
次第にやり手カウンセラーから親身なカウンセラーへと変化していきます。
客や先輩から、良い意味で変わった、と言われます。
お互いがお互いを変えていく、変えられていく…。
理想の形だなぁ~、とつくづく思います。
そして那波と里見だけではなく、那波の受け持つ客達の恋模様も描かれていて。
那波と客達もまた、共鳴しあって変化していって。
そこが一番読んでいて楽しかったです♪

それから大事なことがもう1つ。
エロではなんと、69シーンがあります!
里見はいつでも那波の気持ちを大事にしていて、ほんと紳士なんですが。
エロが濃いぃ!
ノンケのはずなのに、なかなかやる事はチャレンジャーさんです。
しかも甘い言葉をはきまくり、かなり楽しいエロシーン満載でした♪

読みやすくて楽しくて、あっと言う間に読み終わりました。
秀先生、とっても楽しいお話をありがとうございました~(^^)/

4

理想的な攻め様・・・

秀先生の作品は「くちびるに銀の弾丸」で知って以来、他の作品も少しずつ読んでいます。

今回の作品は、攻め様が私の中での理想の攻め様でした!!!
天然でずれているけれども、上品で見目も良くて、ハイスペックで、でも凄く純で、そして受け様にとっても一途で・・・
受け様を溺愛する姿、たまりませんでした。
「くちびる・・・」では、ドS言葉攻めに萌えました(笑)が、今回は物凄く甘い言葉攻め・・・で、この言葉攻めがまた萌えるんです。

そして、受け様、私は個人的には初心な受け様が大好きなのですが、今回の受け様は初心受けではなかったのですが、考え方は初心で純だった(遊びで寝ることは好きではない。好きな人と添い遂げたいetc)ので、とても好感が持てました。

2

攻めを育成

結婚相談所を舞台にしたお仕事系BL?
結婚相談所に勤めてい那波は、幸せな結婚のお手伝いができる自分の仕事に誇りと喜びを持っているが、自分自身は腐れ縁のクソ男に振られたばかりのバリバリのゲイ。
そんな那波が担当することになったのは、身なりを全くかまわない、でもお金はしっかり持っている、人気作家の里見でした。
と、那波が、この、さえない外見の里見をなんとかしようと奮闘するうちに、お互いの間に恋愛感情が育っていく展開自体はBLらしくて安心して楽しめます。
まあ、里見が、あまりにも自然に那波に夢中になってスーパー攻め様化していきすぎるあたりが、過ぎたるはなんたら的に萌を削ぎ勝ちといった感じで、萌2は結構オマケです。

1

人気作家様は言葉を惜しまない!

秀さんとみずかねりょうさんのタッグも色っぽいです!!

結婚相談所に勤める相談員の那波はゲイですが
お客様に幸せになってもらいたい一心で
無理難題を言うケースに内心困りつつ
常に誠心誠意で接している努力家です。
年収3000万円という人気作家の里見が新規で登録して来て、
清潔さはあるものの無頓着な見た目から
那波が個別に美容院を紹介したり
服やデートコースまでアドバイスをしていきます。
元彼と別れた那波に里見の優しさが沁みて
どんどん惹かれていきますが…。

那波はとても健気なゲイなので
素直に応援したくなりました!
里見に惹かれていても自分の気持ちを優先させてはいけないと
ブレーキをかけてしまうあたり、
思いやりのある魅力的な受けだと思いました。
しかも、手軽に夜のお相手を探すようなタイプじゃないので
そこにも誠実さが出ていました。

里見は、世間ズレしているというか…。
二回デートしただけの相手に
300万のダイヤのネックレス贈ろうとするとか
感覚だいぶおかしいから!!ww
そういう面も含めて、那波が心配になって
親身になってあげるんですけどもね。
過去に、Hの最中に色々喋ってしまう癖のせいで
元カノにうるさがられたらしいですが
実際はこちらまでも照れるようなド甘な口説き文句でした!

惜しみなく注がれる愛の言葉に
那波自身はとかされそうになりつつも
簡単に落ちないのが那波らしい気がしました。
しかも、自分で里見を突き放したのに
里見に愛撫された感覚を思い出して自慰とか…エロい…!
想いを通じあわせたあとは当然自慰以上に感じさせられ
いつまでも甘いカップルだろうなと思いましたww

那波の元彼が当て馬で登場するのですが
結婚を機に別れたような嫌なヤツで
少しも素敵だと思えなかったのがちょっと残念です。
嫌なヤツじゃないと、
那波も気持ちの切り替えが出来なかったでしょうけど、
そんな事関係ないくらい里見が甘かったから!ww

あとですね、個人的に結婚には一切夢も希望もないのですが
(失敗しちゃってますからw)
作中に出される男女の条件とか
なんか……ははは…ってなってしまいました…。
そこまでして結婚したいって思うものなのかなーって。
だから本当に那波は辛抱強く要望を聞いたり
励ましたりしていて、
いくら仕事とはいえ偉いな!!!と言いたくなりましたよ☆

みずかねりょうさんのイラスト、
優しさがあふれていてセクシーで
今作にぴったりだったと思います!

6

言葉責めがうるさくて好みではなかった…

超絶甘々で受けを超〜溺愛してるワンコ攻めということなので、楽しく読めるかなと期待したけど、後半はほぼ流し読みしてしまいました。
エッチ時に攻めが喋りすぎて五月蝿いのと、喋っているかエロしてるかの内容(あくまで後半で前半はそんなことないです)に飽きてしまって……。

身だしなみに無頓着だからムサイけど、ベストセラー作家でカネは唸るほど持ってて、素材はピカイチという攻めだから、決して女性に縁が無いわけではないのに、エッチ時のうるささで嫌われてしまうという攻め。
「うるさい!」とはたかれた事もあると言うけれど、本当に五月蝿かった。
叩く気持ち、わかる……

イヤラシイ気分が盛り上がる言葉攻めというよりも、エロの実況中継か?!みたいな感じでクドい……。

そして恋人同士の箱根旅行編と番外編。(コミコミスタジオ購入限定特典かき下ろし小冊子が電子には特別版として収録されています)
思っている事を一つ残らず吐き出さないと気が済まないのか、この二人は?と何度も思ってしまった程、のべつまくなしにデロ甘なやり取りをしていて飽和状態となってしまいました。

それと残念イケメンとして登場した攻めが、あっという間に激甘なただのイケメンになってしまって残念……。
素直で学習能力も高く、店員に勧められるがままお買い上げできる財力をお持ちなので、微妙だったファッションセンスもあっという間にファッション雑誌から抜け出たモデルのように……。
もうどこからどう見ても完璧な攻め様の出来上がり。

私自身がスーパー攻め様然してた攻めが、受けの事が好きすぎるあまり残念になっていくようなのが好きなせいもあり、どこかに残念要素を残していて欲しかったなぁと思います。超個人的な意見ですが。

例えば元カノ達に大不評だった言葉責め。
受けは満更でもなさそうなんだけど、口を開くと受けを愛でるが余り変態チックな事をつい口走ってしまうという残念要素(ただしキモすぎす、読んでて笑えて時には萌えるという高度な技が要求されますが)としての言葉責めみたいな感じなら良かったなぁ。
「ご、ごめん……我ながらキモいんだけど、きみが可愛すぎてつい言わずにはいられないんだっ……!!」みたいな。
攻めのキャラじゃないけど……

後半は残念ながら自分の中での評価がガクンと下がってしまいましたが、前半は攻めの素直な人柄が伝わってきたり、微妙にズレているのに一生懸命な様子が伝わってくるところが良かったし、受けのお仕事に対する熱意が伝わってきて良かったです。

4

さすが作家様

里見が結婚相談所にやってきてカウンセラーの那波に一目ぼれ。 最初はダサかった里見を磨いていくうちに…。だけど彼はゲイではなく…。何となく先の見えるお話だったので、最後まで安心して読めるお話。 エッチのときはうるさくなるという里見の言動もなるほどな。逐一報告の言葉攻めみたいな? 那波の前彼がろくでもなかったので、ここまで相手に愛してもらえたら幸せだろう。その結果が後半のショートになるんですが、ここまで来るとバカップルなのかなぁと…。

2

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