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makeinu no ryoubun
あらすじ:
クレーム処理の部署で働く神木(受け)は、泥酔した翌朝、養豚所で目を覚ます。
警察に不審者扱いされる神木を救ってくれたのは、元刑事で私立探偵の苫澤(攻め)。
毎日のクレーム処理でストレスが溜まっている神木は、以後たびたび苫澤の事務所を訪れるようになり…
神木は、30代のイケメン会社員。
クレーム対応の上手さで周囲から一目置かれていますが、仕事のストレスで夜は泥酔しがち。
真面目なエリートですが、ドジで可愛いところもあるのが魅力のキャラクターでした。
苫澤が神木のことを度々「かーいいなぁ」と愛でるのがよく分かる感じです☆
苫澤は、男も女もいけるタラシですが、根は正義感が強く包容力あるオヤジ。
警察官をやめる原因となった某悪徳政治家のネタを何年も追っている信念の人物でもあります。
飄々としていますが、刑事時代の苦い経験を引きずっており、自身を「負け犬」と自虐する繊細な一面も。
苫澤が神木の愚痴に付き合ったり、逆に神木が辛い過去を持つ苫澤を受け止めたり……
お互いに励まし合い、影響を与え合っている関係性がとても素敵でした。
恋人同士になってからの甘い雰囲気もかなり好み。
ヤクザが出てくるような派手でドラマティックな展開を期待すると物足りないかもしれませんが、社会問題や、それぞれの仕事に地道に取り組む二人の姿が丁寧に描かれており、読み応えある作品。
冒頭の養豚所のシーンが後々の展開の伏線となっている点なども、上手いなぁと思いました。
ほのぼのした空気感とシリアスな展開のバランスが良く、地味ながら引き込まれる一冊です。
安定の中原節という感じ。
チョイ悪という風情の元刑事の探偵・苫澤(40代)と
クレーム処理担当のサラリーマンの神木(31)。
イケメンで、会社では頼りがいのあるエリートサラリーマンの神木だが
仕事のストレスは並大抵ではなく、飲むと泥酔して意識をなくし
あらぬところで眠ってしまったりする……
ある日彼が養豚場で豚に囲まれて目が覚め、豚泥棒と間違えられ
そこに丁度居合わせた苫澤に助けて貰ったことから縁ができる二人。
初っぱなの口絵からこの可愛い豚さん登場なのだが、
単なるネタじゃなくてあとからストーリーに絡むところも上手い。
苫澤の事務所には地域猫が出入りしていて、その猫達に癒やされる神木。
やがて、苫澤自身に惹かれているのに気がついて……
二人の関係が進むのに重なって
苫澤がかつて刑事を辞める原因になった過去の因縁の
暴力団や政治家も絡んだ事件に巻き込まれていく。
このあたりは緊迫感はあるが案外あっさりスピーディに展開。
社会派なストーリーなのだが、重すぎず、
中原さんお得意のオヤジ攻めなのだが
下品さや汚らしさが適度で格好良く、
受けの神木は「かーいい」(by 苫澤)けれど男前。
そんな適度にライトで楽しく面白く読める一冊でした。
ところで、デートで二人が選んだB級ホラー映画のタイトルが……
『飼料のはらわた』! 吹きました。!
追記: 主人公の名前だが、示偏に申で神なのだけれど、
何度入力しても表示が神になってしまうので、あしからず。
横から失礼します。
私の場合、Chromeでやったら「神」表示いけました。先ほどIEで試してみたら「神」になってしまったので、ブラウザの問題かもしれませんね。
こんにちは。
受けの名前、私もちゃんと入力しても、送信の際に神木になっちゃいます…。
最初のレビューのかたは大丈夫なのに…何ででしょうね。
クレーム担当のサラリーマン・神木(受け)。ストレスの溜まる職務で、酒を飲んだら泥酔し、時折とんでもないことをやらかしてしまう。その朝もなぜか養豚場で子豚にまみれて目を覚まし、養豚場の従業員に豚泥棒に間違われて警察へ突き出されたところを、偶然出くわした元刑事だという私立探偵の苫澤(攻め)に助けられる。以来、猫天国だった苫澤の事務所に、仕事のストレスを癒すモフモフを求めて訪れるようになった神木だったが…。
事件ものなんですが、モフモフや、受けのエリートのくせに天然な言動や、攻めの元同僚の刑事さんなんかが事件のハードさをいい具合に緩和してました。あと攻めが何かっちゃあ受けのことを「かーいいなぁ」っていうのがすごくよかった。受けも31歳のいい大人なのに、オッサン攻め(年齢は出てこなかった)にかーいいって言われて、「やめてくださいよー」とか言ってるのがそれこそ可愛い。
作中でもオッサンと大人がにこにこデート。映画見に行ったりバッティングセンター行ったり、ひたすら微笑ましかった。
でもせっかく受けが酒癖が悪く、カーネルサンダースならぬサーネルカンダースをお持ち帰りしたり、そういう武勇伝が話の上ではいろいろ出てくるのに、攻めが遭遇(しかも事後)したのが養豚場だけなのがもったいなかった。くっついたあととかくっつく前とかに、「俺が一緒だから飲み過ぎても大丈夫だろ」とか言いつつ飲ませ、リアルタイムで受けのとんでもない酒癖を味わってほしかった。
はるぽん様、
コメントありがとうございました!
Krovopizza様が、こうしたら表示できました〜という書き込みを下さっています。
目を覚ますと、そこは養豚場。
仕事はスマートにこなすけれど、深酒すれば記憶を失いとんでもない所で目覚めることが多々ある神木。
警察へつき出された神木を助けてくれたのは、癖のありそうな探偵、苫澤。
助けてくれたお礼に伺うと、苫澤と青年のキス現場に遭遇!
つい構えてしまう神木だが、猫が集まる事務所に居心地の良さを感じ、通うようになり…。
野性味溢れるオヤジ。不精ひげに漂うエロス。癖あり、包容力あり、意地悪で適当かと思いきや芯は熱い。
なんて好みドストライク!とオヤジ好きぃにはたまらん人物像で、それだけで5割増しの魅力。
神木は真っ直ぐで男前で純粋で、好感度抜群でした。
うん、「かーいいなぁ」と言ってしまう苫澤の気持ち、わかります!
「かーいいなぁ」とからかい半分、しみじみとつぶやく苫澤もまたかっこいいなぁ。
自分のやってることを神木のような純粋なやつに肯定されたりしたら、そらぐっとくるよね。好みならなおさら。惚れてしまう!
刑事時代、引かざるを得なかった事件。
苫澤は今もなおある人物を追い続け、真相に迫ろうとします。
苫澤と出会ったことで神木も巻き込まれていくのですが、これまた神木の肝の据わっていること。
二人の出会いの場がうまい具合に事件と噛み合わさり、ストーリーも読んでいてとても楽しかったです。
そして一番惹かれたのは、なんといっても癒しの猫!
寝てるところにゴロニャンと増えていき…
猫 ま み れ !
なんて素敵羨ましい……。わたしもしたい!
そんな微笑ましい情景、そら苫澤も癒されるわ、と納得してしまいます。
オヤジ好きぃ、猫好きぃにはたまらん一冊でした。
素直に一言『面白かったv』
導入部からなんだこの主人公⁉︎と思ったら、
酒癖の悪さとは裏腹に
実に『かーいく(可愛く)』出来るサラリーマンでした!
ストレスだらけの彼を癒すのが
もふもふの野良猫達というのがまたいいv
今回は神木さんサイドだけでなく苫澤さんのターンもあるので、
どちらにも素直に感情移入できて気持ちよく読破。
苫澤さんの後輩が『犬山』くんというのもいいv
相変わらず脇のキャラがいい味出してますv
苫澤さんは確かに昔「負け犬」ではあったのですが、
数々の中原オヤジの中ではダントツ好きなタイプですv
一つ大きな目標を達成した彼が、
今後どんなふうに生きていくのか見たい気もしますが、
そうそう物語になるような事件に遭遇していたら、
神木さんが可哀想な気もしますw
主人公の神木さんが、
本当に嫌味のないいい人なので、
最後まで気持ちよく読破。
もふもふの魅力も手伝って、
評価は神に近い「萌×2」で!
中原さんお得意のおやじ攻め、
低めの声を脳内で展開させながら
一気に読んでしまいました。
ネット通販のお客様クレーム対応の部署の主任、
神木は無茶をまくしたてるお客様に
毎日誠心誠意をもって応対しています。
その分やはりストレスが溜まり、
ついつい深酒して前後不覚になってしまうこともしばしば。
ある朝、なぜか豚舎の中で目覚め、
豚泥棒だと間違えられ交番に連れて行かれますが
助けてくれたのは見知らぬ無精ひげの男で…。
人物が魅力的でした!
神木は、酒さえ過ごさなければ仕事ではデキる男で
クレーム対応って噂ではかなりメンタルダメージ大きいらしく
胃に穴が開いちゃわないかなぁと心配になってしまいますし
酒に逃げたくなるのもとてもよくわかります。
良識があり、優しいごく普通のノンケが
自分にはない魅力のある惹かれていく過程、素敵!!!
31歳という年齢もまた若すぎず好ましかったです♪
無精ひげの探偵・苫澤が、
いかにもアダルトな雰囲気だと言うのが伝わってきて
神木同様にどきどきしてしまいましたよ!
ワケ有りの過去を抱えた元刑事の影、渋かった…。
神木に対して言う「かーいいな」は
正直お腹いっぱいになってしまいましたが(すみません)
自分の過去を聞いてほしいと思ったのは
神木だけだというのがグッとキました!!
事件に関しては、圧力をかけられ泣き寝入りしてしまうことが
実際にも沢山あるんだろうなとやるせなくなりましたが
探偵事務所付近の商店街の皆さんの温かさや、
犬山という若い刑事がとても良いヤツだったので
刑事ものというよりは
私は人情ドラマのような感じで楽しませていただきました。
人懐っこい野良猫も登場して猫と戯れたくなってしまいますww
萌ですが萌×2寄りです!
安定の「中原節」とも言える渋オヤジ攻め(推定40前半らしい)モノです。
主人公は、ネット通販会社のクレーム処理担当・神木(31)。←示へんに申すの神です。変換できない。
会社では厳しいクレームも穏やかに的確に処理する、頼れる主任。しかし実際は客には頭を下げ、社員には疲れた顔は見せまいとし、そんな日々のストレスを酒で紛らわす。しかも何度も飲みすぎて保護される警察署では有名人…
そんな神木がまた泥酔して今度は養豚場に紛れ込み、捕まった所を助けてくれたのが元刑事で探偵の苫澤。
当然「中原一也の攻め」ですから、渋くてセクスィーで、チョイ悪で優しくて大人で。(バイで。)
その上、苫澤の探偵事務所には野良猫、地域猫がゾロゾロと。
猫が寄る人っていい人なんですよね!
事務所に出入りするようになる神木も猫たちに受け入れられて、仕事でストレスがたまると猫に癒されに来る神木です。同時にノンケの神木は、苫澤の大人の包容力にどうしようもなく惹かれていくのですが、そんな時に神木の部屋に泥棒?が入って…
この辺りから、物語はハードボイルド調に変化していきます。
苫澤が警察を辞めることになった事件、そこに関連するある議員の汚職。その議員を密かに追う苫澤に迫る暴力団の影。神木もその危険に巻き込まれます。
この辺り、さすがBLエンタメ王。無理めな展開もなんのその、グイグイと読者を引っ張っていきますね。苫澤と神木が検察庁に急ぐシーンなど、もうハラハラドキドキ。
その後急に事件が落ち着いてしまうのがちょっと物足りなくもあるのですが、最後は2人のアツいHと、食えないスケベ心全開のラストシーンです。
中原さんのファンには安定、初めて読む人には「中原さんてこういうのかー」とわかるような作品だと思います。
『負け犬の領分』って、実に中原さんらしいタイトルだと思います。
丸々1冊、警察官崩れの探偵、苫澤の色気を楽しむお話。
酸いも甘いも噛み分けたオヤジを書かせたら抜群の中原さんですもの。
仕事がクレーム処理担当のため、かなり神経をすり減らしている神木と一緒に、苫澤の色気にドキドキしてください。
あと、猫ですよ。
私は筋金入りの『犬派』ですけれども、そんな私ですら苫澤の事務所にたむろする地域猫を「モフモフしたい!」と思いましたもん。
人疲れしている時なんか、これはもうたまらんでしょう。
正確に言えば、このお話はハードボイルドではないんじゃないかと思うのです。
過去に苫澤がはめられて、警察を追われることになった事件の調査が詳しく書かれる訳ではないので。
主人公はあくまでも『ネット通販会社のクレーム処理に疲れている神木篤成、31歳』なんですね。彼がやっている事って、ハードボイルドな苫澤を見つめることなんですよ。物語の後半には事件に巻き込まれますが、そこが中心じゃない。
多分、このお話は『ハードボイルドの空気を楽しむお話』なんじゃないかな?(あと『モフモフ』ね)
本格的なハードボイルドって、私は結構読んでいて疲れるのです。
でも、このお話はそんなに構えなくとも大丈夫。
むしろ読者に癒やしを与えてくれるタイプのお話だと思います。
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」なんていう名台詞にガツンと来ちゃうタイプの姐さま方、
お疲れの時にご一読いただければ、疲れが和らぐんじゃないかと思います。
またまた渋い男盛りの攻めの登場ですね。
大人の男の魅力を見せつけてくれてます。
今回の敵は強力でしたね。ただドタバタはラストに短く一回でした。
お互いに癒される出会えて本当に良かった存在になりましたね。
受けの真っ直ぐさに癒される攻めと、攻めの大人の魅力にはまり猫達に癒される受け。
攻めが8年かけて負け犬から這い上がり敵を倒すまで。危ない目にも合いましたが受けのおかげで頑張れました。
クレーム処理についてもお勉強になりました。
ちょうどいい感じに気が抜けた気怠さのある色気というのですかね。飄々としていて、大人の余裕がある雄の香りが強めの中年男性が登場するお話が読みたい時は中原先生!と思っています。
今作の苫澤もとても素敵なアダルト攻め。エロおやじ度はやや控えめです。
お仕事描写あり、癒しあり、猫あり、テンポ良しな1冊でした。
作中に登場する猫たちにとっても癒されますよ。
豚泥棒容疑をかけられる受けが登場するのはきっとこちらの作品だけなのではないかと思うのです。
酔ってふらふらと迷い込んだ養豚場で豚と共に一夜を共にし、豚泥棒の容疑をかけられた受けを通りかかった攻めが救ってくれて…と、なんとも不思議な出会いから始まる物語。
通販会社のクレーム処理を担当する受け・神木の、職場で尊敬を集めるクレーム対応のスマートさと、そのストレス解消に酒を飲んではどこでも寝てしまい、度々警察に保護されている酒癖の悪さのギャップったら。
地域猫たちが集まる苫澤の事務所に通っては、仕事のストレスを抱えて限界状態な神木が少しずつ癒されていく図に読み手側も癒されます。
神木の人柄もとても好感が持てるものでしたし、普段は頼られる側の彼が年上の苫澤に「かーいいな」と甘やかされ戸惑う姿もすごく良いのです。
大人な苫澤のワケアリ部分の描き方も、2人の関係性の変化も無理のないもので読みやすかったです。
雰囲気が良く安心して読める2人でした。
ムードメーカー的なサブキャラクター・犬山くんも良かったです。彼がいるだけで場面が明るくなります。
中原先生の作品は主人公たちの周囲の人物も非常に魅力的ですよね。
ただちょっと、後半は少々バタついた展開だったかなと思います。本来ならもっと読み応えがある展開のはずなのだけれど、突然始まって突然終わってしまった感があり勿体なく感じました。
神木の仕事描写は大変そうでありながら興味深かったのですが、お話のバランスを考えるともう少し控えめでも良かったのかも?
※honto電子版はカラー口絵・挿絵共に無し
snowblack
Krovopizzaさま、コメントありがとうございました!
なるほど。
まぁ、もう、通じればそれでよし!という雑な結論で参りますw
しかし、実際のお名前でこういう表示ができなかったりする字を
お使いの方は、なかなか大変でしょうね。