Krovopizza
aho no moto
真っ赤なバインダーノートに手書き文字のようなフォントが本物のネタ帳みたいで素敵な装丁。
番外編二つと、作品のメイキングノートが収録されています。
各話タイトルは長いのでデータベースを参照下さいw
■番外編その1
ピン芸人として復帰した片山。
カミングアウト済ということで色物仕事が多く、先行きに不安を感じています(年齢的にもそろそろ女装はキツイし…w)。
そんな片山に、お笑いファンとして冷静にアドバイスする広川が素敵。
それでいて、片山に見つめられたら真っ赤になって取り乱すところがやっぱり可愛い。
イチャイチャしながら、
「らんな〜ず片山は、昔っから好きな子を笑かすためだけにお笑いをやる芸人やねん。知らへんかった?」
「……存じております!」
こんなやり取りがコミカルで可愛くて癒やされました。やはり関西弁はズルいなぁ。
■メイキングノート
プロット、キャラ設定、作中エピソードの元ネタなど。
ここまで詳らかにされると想像の楽しみが減ってしまう気もしますが、作家さんの作品にかける熱はすごく伝わってきました。
あ、でもキャラ設定集の「モデルとなった芸能人」はやっぱり知らない方が良かったかも…w
実在の人物を出されるとイメージが固定されてしまうし、"赤福亭"の翔平のモデルとなった芸人さんは先輩芸人への発言内容まで翔平と被るので、ちょっと似せすぎなような(;^ω^)
■番外編その2
片山からの初デートのお誘いに、
「デートって!どのデートですか!?」
と興奮する広川。
片山にキスが上手くなったと褒められたら腰を抜かすし、本当に可愛いw
「ほんま君いつまでもおぼこいよなぁ……そういうとこほんっま可愛い!」
と爆笑する片山ですが、
広川がフェラしようとすると
「嫌やあああああ!!ムリムリムリムリムリ!!」
と激しく取り乱すw
片山も好きな人とちゃんと付き合うのは初めてで、テンパって照れ合う二人が可愛すぎました。
そしてデート当日。
街中で躊躇いなく手を繋ぎ、
「人に見られたからって何?デートというのんはこない仲良ぅ手ェ繋いでするもんちゃうん?」
と言ってのける片山がカッコ可愛いし、
「望む所です!!」
と緊張のあまり決闘並のテンションで握り返す広川も面白かったですw
ラブラブなだけでなく、テンポの良い漫才のような二人の掛け合いが相変わらず楽しくて、読めてよかったと思える同人誌でした。
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