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shouwaru ookami ga koi wo shitarashii
小野さん×松岡さんカプということで、購入!
私はBLCDを買うときは必ずといってもいい程、雑誌のアフレコインタビューや作家さんのレポ漫画、サイトのHPを見てから購入する事が多いです。
この作品も、雑誌の役者さんのインタビューを見て、楽しそうだなぁと思い、購入したのですが、この作品は、聴き終わって、すぐ原作を購入するくらい良かったです。
まず、小野さんも松岡さんも演技がお上手ですし、お二人ともTHE、声優さんという声質をお持ちの方なので、すぐ現実逃避のファンタジー世界へ飛び込む事ができました。
特に良かったのは松岡さんの泣きの演技。松岡さんは本当に泣きの演技が上手いですね。
こう…なかなか少女漫画だと男の子が泣くシーンってあまり見かけないのですが(おそらく女々しいし、頼りないから?か、解りませんが)BLは、男性が相手を想い、これでもか!という程、涙を流すシーンが多数存在し、それが醍醐味だと思っている私としては(男性が泣く事ってそうそうないと思うので)松岡さんの泣きのシーンを聴いて、あぁ…香坂が松岡さんで良かった…と思えました。
喜怒哀楽の演技の中で、私が一番心を惹き付けられるのは哀しみの演技です。
(BLCDは特に繊細な心理描写の演技が求められると思うので)松岡さんは人物の心理描写や感情のこもったモノローグ、泣きの演技が特にお上手で、引き惹けられますし、本当にBLCD向きな声優さんだと思います。
小野さんも安定してましたし、切り替えも見事にされていて、流石~!と思いました。原作のイメージぴったり!
キャストの熱が伝わってくるCDです。車の運転中によく聴いています。
原作既読。
原作は人気みたいでも、CDのレビューは何故少ないのがわかりません。声優たちの演技は素晴らしくて、イメージ通りです。
純粋な香坂、ちょっと意地悪な赤城。性格違いですけど、同じの寂しさ(他人や家族とは深い絆はいない)、優しい本性(好きな人を守りたい)は通じます----だから自覚ないうちに相手の芯を分かっていて、互い引かれています。最後にふたりは本気の笑顔ができて、感動します。赤城が
キャンディを香坂にくれるシイーンも。
ひとつだけの残念は、原作の番外編がないのことです。番外編に、赤城が「ゲス顔」しながら、香坂の弟に言った「もう遅いよ、お前のかわいい兄ちゃんはもう食べちゃった」の台詞をとても聞きたいです!
原作既読。
脚本はほぼ原作通り(巻末のお宅訪問と妄想少女はカット)。
原作を読んだ時に感じた尻切れトンボな感じはCDでもそのままでしたが、キャストさんの演技がハマってて楽しく聴けました!
香坂@松岡禎丞さんは、儚げで大人しそうな口調がイメージ通り(まさに貞淑妻声!)。
たまに声がハスキーになるところが色っぽいです。
いきなりキスされて呆然→徐々に抵抗し始める感じとか、
「先輩…やめて…やめてください
せ…んぱい…先輩…」
とずっと懇願するシーンとか、
ウブな反応が可愛くて可愛くて紅城でなくても嗜虐心を煽られる(?)いたいけな子羊のようでした。
紅城@小野友さんは、最初は気持ち高めの好青年声。
それでいて、
「チッ…うっとうしい女」
という一言でグッと声が低くなったり、
教師の声真似したりするシーンなどで紅城の多面性が見えて◎
そして本性を表してからの演技で本領発揮?
「冗談だ馬鹿」
とか、
「次はこーいうお土産的な物を持って来な」
とか、ぞんざいな口調が原作以上にカッコよくて素敵。
香坂の乳首を舐めるシーンが本物のオオカミのようでしたw
弟と対峙したときの飄々とした感じも良かっただけに、描き下ろしカットは本当に勿体ないなと思いました。
弟@江口さんは、無感情な低音が役に合っててわりといい感じ。
原作と同じく弟との和解についてスッキリしないまま終わってしまったのは(仕方ないとは言え)残念でした。
他の面々も、声がつくことでキャラの個性がよりハッキリして、学園のシーンがより楽しいものとなっていました。
萌×2寄りです。