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konya bokku wa chef no mono
サンタさんとの手紙のやり取りはとても素敵だったし、フィンランドの景色が浮かんでくるような描写もとても素敵だった。
なのに、後半!!
受けへの好感度がだだ下がり。
後半、恋人同士になってから、受けが帰国するんですね。
母親がガン検診でひっかかったと知って。
「一度、日本に帰る」から「(フィンランドに)戻る日が決まったら連絡する」
と約束して、攻めから「ずっと待ってる」と言われたのに、日本で就職活動を始めてしまう受け。
……えっ?!
半年の間、なぜメールの一通も、電話の一本もないのだろうって思ってるけど、自分から電話すればいいじゃん!
自分からメールすればいいじゃん!!
というか、なんで二人とも半年間音沙汰なしなの?
そして受けは聞けば一発で解決することを聞かずに疑心暗鬼に陥って結論出してる姿に、なんでそーなるよ……と。
前半は生真面目ゆえにちょいズレたところも可愛いと思ってたけど、後半は思い込み激しいし、変な頑なさが好みじゃないというか、なんかめんどくさいやつだなー……って思うようになってしまいました……。
攻めは一見、無愛想に見えて……というタイプでとても良かったです。
なんてドストライク!なお話なんでしょう!
すっごく良かったです。読んでて萌えて泣けて萌え尽きて。
冴久が最初はあんなに迷惑そうだったのに、面倒見が良くてちゃんと褒めてくれて。
だんだん碧人を構うようになって、独占欲とか出てきて萌えました。
碧人も素直で天然でどんくさくて生真面目で可愛くて。
やっと両思いになれたのに一度離れ離れになって…。
碧人よ何度も思ったけど、なぜちゃんと聞かない?確認しない?
昔のレストランの場所も冴久とエリーサのことも一言聞けば済んだのに!
しかしそれをしなかったからこそこんなに素敵なお話になったんですね!
誤解が重なって切なかった(泣)二人とも心が空っぽになっちゃって。だからなぜ…以下略。
冴久の覚悟。もし碧人が幸せそうなら身を引こう…ってやっぱり無理!俺のだ!な男気。
成田に着くまで住所も知らず、もし引っ越してたら?実家を留守にしてたら?だからなぜ…以下略。
バッチリ決めて良い部屋をとったのも碧人を今度こそ!て意気込みなのかな?
二人の縁も、冴久の義父も母も碧人の手紙で良い思い出ができたし、碧人も返事で救われたし、はぁ〜なんて良いお話なんでしょう。
冴久がカッコよくて照れ屋でだけど狼で碧人のことを襲いそうだったとか、リアル壁ドンや、伴侶候補とか帰ってこいっていうところとか。
碧人の夏至祭に真っ裸で湖を覗こうとする純真さとか、とにかくどこもかしこも萌えて萌えて萌えつきます。
碧人も色々自分を見直せて長年凝り固まった思い込みやらを自覚したりもしましたね。
はぁ〜良かった!とにかく良かった!本当に良かった!!
しかも私もフィンランド大好きなんです。
あ〜余韻が長引きそうです。
カワイチハル先生のかわいらしい表紙に惹かれて手に取ったのですが、内容も好きな萌えものでした(*´∀`)
受け様の碧人は、幼い頃サンタクロースからと称して受け取った手紙を心の支えとしていて、仕事を辞めたのを機に、フィンランドまで本当の送り主を探しに訪れた。
その矢先、ひったくりにあったのを助けてくれたのが、フィンランド在住日本人シェフとフィンランド人の医師ヒューゴ。
このシェフが攻め様の冴久で、そのまま碧人は冴久のところでお世話になることに。
お世話になるからには、と碧人は冴久が切り盛りするお店の手伝いを申し出る。
これが不器用ながらも真面目で精一杯の接客ぶり。
初めは無愛想だっのが、碧人を知る内に好意を持っていったのであろう冴久ににやにやです。
また、冴久の作るフィンランド料理がなんだかとても美味しそうで。
実際にフィンランドに行って、現地で食べてみたい、と思いました。
夜中に裸で湖畔を覗くと未来の伴侶が見える、なんて言い伝えを信じて、きっきり脱いだ服を畳んで挑もうとする碧人(*´ω`*)
さらには「俺じゃダメか」と冴久が言ってるのを、都合のいい夢だと思って「ご出演ありがとう」って(*≧∀≦*)
どんだけ律儀な天然やねんって笑いました。
えちシーンでの「お気づきかもしれませんが」ってイきそうになってる碧人のセリフも、かわいくて楽しい(*´ω`*)
慣れてない初々しさがめっちゃきゅんでいいわ〜。
帰国してからのスレ違い。
無理をしている碧人の様子に胸を痛めていたのですけど、冴久がシナモンロール持って来てくれて、やっぱり夢にしてしまってる碧人ですよ。
冴久としても、シナモンロールという言い訳がないと、送り出した手前、会いに来れなかったんだろうなぁ。
ほかほかとあったかい気持ちにさせてもらえるお話です(⌒‐⌒)
イラストはカワイチハル先生。
かわいい碧人とカッコいい冴久ににまにまでした。
カワイチハルさんのイラストに惹かれて手に取りました。
初読み作家さんです。
攻の冴久は手足が長くて仕草に艶がある美丈夫で
ぶっきらぼうで照れ屋だけれど優しくてエロいところが素敵で
作る料理は就寝前に読んだことを後悔するくらい凄く美味しそうでした。
受の碧人は、真面目で一生懸命で頑張り屋さんなところに好感が持てたし
人の話を真に受ける純真さは可愛かったです。
冴久の友人で店の常連客でもあるヒューゴさんは、親切で優しくて紳士な外科医。
学んでいる最中の日本語の間違い方が面白かったし
フィンランド人らしくない率直さが冴久や碧人との遣り取りを面白くしてくれました。
壁ドンを「壁丼」だと思っていた冴久が、碧人にマジの壁ドンをしたときには
その格好良さに痺れて萌え転げました!
湖畔で碧人に告白する冴久も素敵でした!
完成したシナモンロールを最初に碧人に試食してもらうために
クリスマスに店を休んで日本にやってきた冴久にはビックリ!
その時の服装にウットリ!
押さえたホテルの部屋のランクにはビックリ!
そして、目の前に現れた冴久に募る想いを吐露して泣く碧人にはもらい泣きしました。
フィンランドを舞台に繰り広げられる恋話はとっても可愛くて感動もできました。
内容展開には、不自然さも無理もなくて最後まで愉しめたし、キャラ設定も良かったです。
でも、この本の前に割と重めの内容の本を読んでいたせいか
重くはない割と軽めのこの話は大満足とまでは思えませんでした。
だけど!やっぱりお気に入りの話です。
カワイチハル先生の挿絵狙いでget。
挿絵だけの評価だと神レベルに美麗。
でも基本 ファンタジーに神はおいておきたいので、すいません、萌2で。
いいお話です~
が、料理もの。決して夜遅くに読んではいけません。
小腹すいた時にシナモンロールのエピソードなんか読むと
無性に甘いものが食べたくなるはず!危険です!!
童顔、几帳面 生真面目 童貞 ゲイくん の受けさん。(たぶんA型だ!)
味見してるところ見るだけで妊娠する(!) といわれているイケメンシェフの攻めさん。
攻めさんのお店の常連客 ヒューゴさん(日本好き お医者さん 一生懸命日本語勉強中)と
ヒューゴさんの姪っ子と受けさんのご近所の先輩が当て馬ちっくに出てきます。
受けさんがいい子で。涙もろいっぽくで。
攻めさんに「ちーん」とか言ってもらって鼻かませてもらって。
ヒューゴとのエピソードがまた面白い!
あまーいところあり、せつないところあり、笑うところあり でバランス良しでした!
BL初心者の方には とってもオススメなんでは?
好きなやつですコレ!!
フィンランドっていうと、ムーミンとマリメッコとなんかオリンピックやってた気がするっていうイメージしかないのですが、フィンランドをよく知らなくても心があたたかくなるお話です。
硬派で一途な攻め×健気で初心な受け!異国の地でのロマンス!人と人との絆!
大好物でございます。
あまあまな雰囲気の二人ももちろん良かったですが、私としてはサンタクロースからのお手紙のエピソードが印象的です。
冴久のお母さんとお義父さん素敵過ぎますね。フィンランドに戻ってから碧人と冴久母とのご対面も見たかったです。
シェフ(料理人)、旅行者、海外が舞台(でも主人公は日本人がベスト)・・・・・・と興味深いキーワードが並んでいた今作品。
興味を引かれて手に取りました。
安曇先生の作品は初読みです。
最後の部分を除いて(日本が舞台になっているので)、フィンランドでの日々が大部分を占めている作品です。
攻め様であるシェフが作るフィンランド料理の美味しそうな事といったら・・・物凄く食べてみたくなって思わずフィンランド料理店を検索してしまった程です。
それに、フィンランド自体にも大変興味が湧き、観光協会サイトを同じく検索してしまいました。
私は「かもめ食堂」(フィンランドを舞台にした邦画)を見たことはなく、今まで興味もなかったのですが、近々絶対に見てみよう!!と思った程です。
俄然フィンランドに興味が湧いてしまうぐらい、今作はフィンランドでの日々が美しく優しく描かれているんです。(もちろん受け様は攻め様への恋心を抱えて切なくなったりして心中穏やかではないわけですが・・・)
読むならとりわけ十二月がおすすめです。
臨場感があって、気持ちがさらに盛り上がる事うけあいです。
フィンランド在住の日本人シェフ×失職して日本から旅行に来ていた元会社員。
会社の人間関係により失職した受けは、自分が子供の頃に手紙を出し、励まされた恩人のサンタクロースに会うためフィンランドに旅立つ。しかし到着したとたんにひったくりに遭い、途方に暮れていたところ、現地でレストランを営む日本人シェフ(攻め)にバイトとして住み込みで雇ってもらうことに。
最初はぶっきらぼうで愛想のなかった攻めの優しさに触れ、だんだん惹かれていく受け。攻めも、天然で生真面目な受けを可愛く思うようになり…という話。
あらすじを読んだときは、サンタさん探しとかふわふわした話なのかなーと思いましたが、予想外にしっかりした話でした。萌えさせてもらいました。
とにかく、受けくんの生真面目さが面白くて可愛い。無愛想な攻めをしばしば噴き出させる天然さ。素直で何事にも一所懸命で、でもテンパリストでいっつもあわあわしてます。すごく愛しいです。
攻めは最初はクールだったけど、受けがあまりにも素で面白いのでツッコミに回らざるをえないかんじ。そして好きになったら甘やかす人でした。エッチ方面ではムッツリで、滴るような色気ムンムンでした。
2人を結ぶ脇役のヒューゴさんも、とてもいいキャラです。日本マニアのフィンランド人で、日本の少女マンガや官能小説まで読んでいて、受けとの「この漢字は何て読むの?」「…な、嬲るです」みたいな会話には吹いてしまいました。
甘々とすれ違いがお好きな人にはすごく楽しめると思います。
あと、この無愛想ムッツリ×天然コンビは、『許可証をください!』シリーズの前原×弘カプとかが好きな人はハマるのではないかと。
フィンランド・ヘルシンキの小さなレストランを舞台としたほのぼの系の物語。
あとがきによると某邦画に影響を受け書かれたお話のようで、確かに似ています。
フィンランド旅行中、カバンを盗まれた碧人(受け・23歳)は、現地でレストランを営む冴久(攻め・29歳)の店で、しばらく住み込みで働かせてもらうことになります。
碧人は、ドジで乙女で泣き虫だけど、意外と正義感が強く、そのため損をすることも多い人物。
女性社員をセクハラから守ったことで嫌がらせに遭い、勤めていた会社を退職。
子供の頃も、いじめに加担しなかったことでクラスで孤立していました。
当時の碧人の心の支えが、フィンランドのサンタクロースからの手紙で、それを書いた人物を探す目的もあって、フィンランドを旅行しています。
冴久は、ぶっきらぼうな職人気質の人かと思いきや、意外と甘々。
泣く碧人の鼻水を拭ってくれたり、尻を怪我した碧人を脱がせ喜々として(?)手当てしたり……
見かけによらず優しくて世話焼きなところに萌えがありました。
サンタクロースの正体については予想がつきますが、それ自体は物語のメインではなく、フィンランドでの生活や、帰国した碧人の再就職活動、冴久との再会などの日常が丁寧に描かれていました。
フィンランドが舞台ということで、観光地や行事、食べ物などの描写が魅力的。
特に料理は、マカロニラーティッコ、シナモンロール、シーデリなど定番のものが多く、食欲をそそります(サルミアッキ以外!)。
料理の描写がちゃんと物語の鍵になっているあたりも上手いなと感じました。
碧人のキャラクターの掴み辛さなどちょっと引っかかる部分もありましたが、ほのぼの甘々な空気感の心地良さ+ロケーションの魅力で萌×2評価です。