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kougun koiuta murasaki no sitone hana zo sakikeru
困窮した宮家の当主である受け。嫁いだ姉が不注意から婚家の家宝であるイヤリングを盗まれ、それを取り返さなければならなくなるが、世間知らずなため行き詰まっていたところ、昔なじみの攻めに手を差し伸べられる。受けが代償として何かさせてくれと言うと、婚約を控えた攻めは、婚約者が変態的な性行為を好むため、練習させてほしいと言い出して…。
最初は耽美調シリアスかと思っていましたが、全然違いました。すんごいエロコメディです。いや、コメディというのはちょっと違うかな…真剣にアホなことをやってるかんじです。
とにかく攻めの変態度が際立っています。そして、経験が少なかったのにその変態にきっちりついていく受けがすごく面白い。生真面目なのにエロ方面には柔軟で、どんなプレイも受け入れます。しょっぱなからおもらしだし、攻めにおもらしの宮なんてあだ名をつけられたくらい、いろんなものを尿道からしぶかせています。
汁気たっぷり、擬音語たっぷりです。最後には受けの尿道から何が出るのかわからない状態になってて爆笑してしまいました。
非常に楽しめたのですが、ちょっと納得いかなかったところもありました。
勃起した状態で放尿はできないのでは、とか、そんなことは言いません。ファンタジーですので。
そうではなく、最初に思わせぶりに出てきた、攻めを目の敵にしている受けの従兄がそのあとまったく出てこないとか、怪盗にイヤリングを盗まれたって設定が微妙だとか(ただ単に「泥棒に盗まれた」でいいのでは…)、受けのお姉さんの設定が込み入ってたわりには最後の扱いがあっさりすぎとか、受け攻めの家だけでいいのにやたら凝った皇室の設定があるとか、まあ端的に言えば書き込むべきところとあっさり流すべきところの配分がおかしい。展開に生かされない設定をこまごま書き込みすぎてて、伏線なんだか何なんだかわからない状態。
スピンオフシリーズになるんだったらまだわかるんですが、そういうかんじでもないみたいだし、もうちょっと書き込みをすっきりさせてほしかったな。
鳥谷しずさんの作品は何冊か読んだことがあったのですが、その時は正直どハマりしませんでした。
エロに特化した印象もなかったので、花丸BLACKから出てるのをみて本屋でしばし悩みました。
結局、軍服とか、皇族とか、ファンタジー設定に後押しされて買ってみたのですが…すごかった。
作品情報では「エロエロ」になってますけど、これはもう「変態」でいいんじゃないかと思うほどアブノーマルプレイの連続。
最初のエッチでおもらし。馬上プレイに野外プレイ。バイオリンを弾きながらのエッチに潮吹き。
おもらしも、漏らしてフィニッシュじゃなくて漏らした後も行為が続行したり。
馬上プレイは馬が出てきたときから期待してたので大満足だし。
バイオリンって…プレイ内容的にはハードじゃなかったのですがマニアックですよね。思いつかなかったわ〜。
モブに尿道責めと獣舌責め、媚薬責めされるシーンもあります。(個人的にモブレ◯プが苦手なのですが、ち◯こは挿入されてないのでセーフでした)
取り引きという形で身体の関係を持った攻め様と受け様ですが、お互いに好意を持っていることが最初から感じられたので、切なさや苦しさはさほど感じず。(受け様は気付いてなかったけど、攻め様の受け様にぞっこんな感じ、だだ漏れでした(笑))
ちょいちょい出てくる変なニックネームとか、ギャグ要素もあって、ラブラブ変態プレイを安心して堪能できました!
ピュアっこな受け様が、ハイスペックな攻め様に囲いこまれていやらしく花開いていく感じも大好物でした!
皇族で。閨房述指南で一回だけ性行為を経験した受け様はほぼ童貞の処女。
それが、王子様なのに酒もタバコもセックスも大好きな攻め様に開発されちゃって、エロいおねだりしちゃったりとか…萌え萌えです!
がっつりエロいの読みたい方にオススメします。
軍事ものというか、ぱっと見タイトルもあらずじも固い印象があるものは苦手でどうしようかと思っていた本なのですが、花丸ブラックさんははえろに特化したレーベルで大好きなレーベルだしということで購入。結果、かなりよかった!
鳥谷さんの作品の中でもインパクトがあってかなりお気に入りの本になりました。
確かにちょっと堅苦しくはあります。架空の帝国を舞台にしていますが、そこの派閥争いやら、皇族についての説明などが冒頭、やたら長くてまどろこしい。
説明を頭に入れるのがちょっと大変でした。
その上、頭に入れたら入れたでそんなに大事な設定でもなかったり。
最初の数ページを過ぎればあとはすらすら読めるかな、と思います。
国の設定がしっかりしてるのにイラストから雰囲気をあんまり察せなかったのは残念かもしれません。
(舞踏会やら皇族やらクラシカルな世界と、スマホやコンビニなどが混在してるその雰囲気とか)
あと、やはりえろがメインのお話だったのでここまで堅苦しい世界の説明は最初に要ったのかなあという気もしますね^^;
主人公の星華と紫苑は共に敵対する派閥に組する皇族ですが、とある取引のために身体を繋げる関係になります。
無くした姉のイヤリングを探してもらう代わりに、アブノーマルセックスの練習相手になるという取引です。
あくまで「練習相手」という名目なので、よくある「取引で身体を差し出せ」などという無理やり攻めじゃないのが紳士でよかったです。
紫苑は、潔くてかっこよくて酷い攻めキャラなどでは全然ないけど、最後まで見るとかなりの変態。でも鳥谷さんの変態攻めはデフォルトですので、その辺りはまぁ普通な範囲かな、という気も。
このお話は受けの星華も、クールで潔癖感があるキャラにみえてある意味でノリノリだったのがよかったです。
乗馬プレイにおもらしに潮吹きに獣攻め尿道攻めバイオリンを弾きながらの騎乗位etc…。
下手すればちょっと笑ってしまいそうな場面もあります。
何より男性のアレをうなぎに例えているのが笑えました。
もう何度うなぎという言葉が飛び交ったことやら。
互いに「うなぎ王子」と「お漏らしの君」などあだ名つけているのがツッコミを入れたくなるくらい面白かったです。
本人たちがきちんと自分たちを変態じみてると認めているので大丈夫(?)だとは思いますが、見た目が堅苦しい印象で、喋り方も皇族っぽくて多少大仰めいているのでそのギャップがさらによかったです。
「俺がうなぎ王子じゃ嫌か?」て紫苑の台詞はかなり笑えました。
変態プレイには特化した作者さんですが、いつもは恋愛部分もきちんと重点を置いて、えろだけがそこまでひたすら続く印象はないんだけど、このお話は最初から最後までえろえろ。
今まで読んだこの方の作品で断トツでえろかったです…。
でも恋愛部分もおなざりでなく、きちんとしていると感じました。
ちょっとぶっ飛んでいるので好みがわかれるかもしれませんが、えろえろだけじゃないマニアックを求める方にはものすごくオススメだと思います。
鳥谷しずさん初の軍国BL。ちょっと痛いシーンもありますが、ノリはいつもの鳥谷さんで、楽しく読めました。
舞台は皇帝統治の軍事国家。
陸軍中佐の星華(受け・28歳)は、敵対派閥皇族の養子で大佐の紫苑(攻め・28歳)から、アナルセックスの練習相手になってほしいと頼まれ…
紫苑いわく、婚約者がアナルセックスを好む特殊な性癖の女性なので、星華に練習相手になってほしいと。
引き受けた星華は、最初の絡みで放尿するほど感じてしまい(!)、その後も馬上セックス、結合してのヴァイオリン演奏など、様々な変態プレイを経験することに。
特に馬上セックスは、二人乗りの状態で軍服を着たまま(臀部の服を切り裂いて!)挿入するという図が、挿絵も相まってすごくエロかったです☆
紫苑は、外見は理想の王子様で性格も男前ですが、真面目な顔で変態発言を連発する変わった一面もあります。
うなぎ釣りが趣味で、星華に
「これから釣り上げるうなぎより俺のほうが大きければ、今晩もう一度やってくれ」
なんて珍発言も。
実際の珍子も、亀頭冠の段差が高い名器で、暴れ方もうなぎ並…らしいですw
そんな紫苑に惹かれていく星華。
子どもの頃から紫苑と仲良くしたいと思っていた(けれど親に禁じられ叶わなかった)エピソードがあるので、この気持ちの流れにはさほど違和感を感じませんでした。
クライマックスでは、星華が姉の盗まれたイヤリングを取り戻すべくオークション会場に潜入。貿易商らに見つかり、尿道に棒を入れられたまま犬に犯されてしまいます。
そこを紫苑が助け出し、誤解も解け両想いに…という展開。
ラブラブになれたのは良かったですが、冒頭から引っ張ってきたイヤリングの件はこれで終わり?
没落しつつある星華の家のことなど、作中出てきた設定がさしたる進展を見せないまま終わってしまうため、ややスッキリしない読後感でした。
しかし、「うなぎ王子」こと紫苑の変態っぷりや、「お漏らしの宮」こと星華の放尿、その他数々の変態プレイは読んでいて楽しく、発想やワードセンスに鳥谷さんらしさを感じました。
電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。
純愛です。
放尿、馬上、野外、いたしている最中のヴァイオリン演奏等々、変態プレイのオンパレードで、おまけに麗しの涼白宮星華さまは悪漢に捕まって媚薬を盛られ、尿道責めやら獣姦未遂やら……悪ノリと言っても良いほどのてんこ盛り。
舞踏会で麗しの涼白宮星華さまがダンスのお相手を誘ったご令嬢は、星華さまのあまりの美しさに次々と気絶されるシーンなどは「コントかっ!」と突っ込みたくなりますが、しかし間違いなく純愛ものです。
まあ、そういう所が非常に鳥谷さんらしいお話ではないかと思ったのですが。
蓬萊帝国は万世一系の皇帝が二千年にわたり統治してきた東洋の帝国。皇族は三つの派閥に分れ敵対しています。涼白宮星華は『東洋一の花のかんばせ』と謳われた母に瓜二つの美貌を持つ陸軍中佐でありながらも家計は火の車。妻をめとらずに自分の代で涼白宮を廃そうと考えています。臣籍への降下を選ばないのは他家へ嫁いだ姉のためだったのですが、その姉から嫁ぎ先の家宝のイヤリングを盗まれてしまったので取り返して欲しいと懇願されます。手段も解らず途方に暮れていた所に助け船を出してくれたのは、陸軍情報局長の如月宮紫苑大佐。彼はアリステア王国に嫁いだ皇帝の姉の第三王子ですが、子どもに恵まれなかった如月宮家の養子として蓬萊国の皇族になっています。星華は幼い頃に出会った美しい紫の瞳を持つ紫苑と楽しい時間を持った事があるのですが、敵対する皇族家であったばかりに強引に引き離された記憶がありました。紫苑を好ましく思いつつ、宮家のしきたりから逃れられない星華は、協力するという紫苑の申し出を断ろうとするのですが、紫苑から取引を提案されます。近々公爵家の令嬢と婚約をするが、その令嬢がアナルセックスなどの特殊プレイ好きなので、彼女を満足させるためにその練習台になって欲しい、という紫苑の依頼に『背に腹は替えられない』だけではなく、紫苑の役に立ちたい気持ちから星華は同意するのですが……
もう、設定からしてぶっ飛んでいます。
でも、いじらしいのね、星華が。
そして、真っ直ぐなのよ、紫苑が。
この荒唐無稽なお話が悪趣味にならないのは、二人の純愛がちゃーんと解るからだと思うのです。
しかし、鳥谷しずさんは不思議な作家だなぁ。
プレイはとっても変態なのに、そこはかとなく上品なのですよねぇ。
恋する二人の会話はとてもお馬鹿なんですけれど、どこか粋で時折知性すら感じてしまう。
このお話では互いを「ウナギ(イチモツがらみのエピソードがあるのよね)王子」「お漏らしの宮」なんて呼び合う所まであるのに、何で下品にならないんだろう?せいぜい「あら、お下劣(うふっ)」止まりなんですもの。
魔法だな。
鳥谷マジックの神髄が発揮された一冊だと思います。
架空の国家で現代設定のお話でしたり
敵対派閥の皇族同士(ロミジュリ的な関係性)。
皇族設定が若干和風なので現代なことに違和感を抱いてしまい、世界観に最後まで馴染むことが出来ませんでした(説明はされる)。
しかし世界観はそれほど重要ではないと思います。
とにかくエロが凄かったです。
設定からしてエロは多いだろうとは思っていましたが、ここまでとは思わず若干困惑しました(笑)
最初のセックスからおもらしシーンがあり、その後も馬上セックス、ヴァイオリンを弾きながらの騎乗位、敵に捕まっての獣姦、とかなり突き抜けた内容でした。
特に主人公が拘束されての獣姦(舐められるだけ)は人を選ぶ内容だと思います。
私はエロシーンの多さ自体に若干胸焼けしてしまいました(笑)
同性婚の認められている国家で、性別と言うよりもロミジュリ的お家事情を覆す最初の二人になろうというオチのつき方。
どうせなら結婚式まで見たかったなと思いました。
ハッピーエンドには間違いないです。