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tamerai to itazura
あらすじに「再会した男の背中にはなんとランドセルが」とありますが、本当に小学生でした。小学生攻めでした!
12歳の小学生×26歳という14歳差のお話。
受けの朝陽は26歳。会社を辞職し居酒屋で深夜までアルバイトをしている。相手から一歩引いてしまう性質があるゲイ。
攻めの岳は目を瞠るほどの美形の持ち主。12歳。大人のような外見に反して、中身は幼くどこまでも無邪気。
岳の「見た目は大人 中身は幼児」というチグハグさがなんとも際立っていて読み進めるごとに愛しさが湧いてきました。
普通の小学生より群を抜いて大人な外見なのに、中身は人一倍幼いままなのです。
最初、朝陽は純粋に岳の世話を焼きたくて、一緒にごはんを食べたり水族館に行ったり、何気ない日々を過ごします。
親に放っておかれて寂しいはずなのに、寂しさを見せずにはしゃいだり、控えめに様子を窺ったりしてくる岳。そんな朝陽と岳の姿は兄弟や親子のように見えて微笑ましく感じられました。
しかし、二人の関係性に次第に浸食してくる「色欲」。
まだ勃起も射精も知らない純真無垢な岳が、朝陽を想って初めて体を熱くしている姿は、途方もなく扇情的でした。
あと、想像以上に小学生攻めをガッツリ堪能することができました。「小学生」だからその辺はふわっとしているのかな、と思いきや、です…!
幼気で真っ白さな岳が雄の表情を見せたり、下半身は立派だったりと本当に至る所にギャップ萌えが張り巡らされいて…!
朝陽と岳は紛うことなき相思相愛。しかし、どうしても小学生と大人という立場の違いにはどうしても抗えません。
「小学生に手を出すという禁忌」を犯すまいと岳と距離を置いている時の、岳の悲しさ、朝陽の胸が張り裂けそうなほどの罪悪感がひしひし伝わってきました。
まさに「可愛くて切ない、究極の年下攻。」
可愛さに萌えて癒され、切なさに胸が絞られ、読了後には二人の一生を傍で見ていたくなる、宝物の一冊になりました。
泣きました。。
岳を愛しく思いながらも、それゆえに岳の将来を考えて、
朝陽が葛藤する様は胸が張り裂けそうでした。
葛藤するだけでなく、朝陽は行動します。
朝陽の大人としての決断と行動に好感が持てました。
そこに行き着くまでの葛藤には読んでいて涙が止まらず。。
また、岳の生活環境が明らかになるにつれ、
岳の健気さが切なく、痛々しく、
彼の幸せを望まずにはいられませんでした。
夏生タミコさんは初めて読んだのですが、
文章が読みやすく、展開もうまく、物語にグイグイ引き込まれました。
恋愛ものではありますが、同時に、
人間ドラマを堪能させてもらったという感じです。
読み終えて、ひなこさんの表紙を改めて見ると、
この作品がうまく表現されていて、また胸が熱くなります。
青年にも見える大人びた容姿を持ちながら、
一般的な小学6年生よりも幼い言動の岳という複雑な人物を
的確に描かれていて、うまいな〜と思いました。
挿絵のひなこ先生もツイッターで「ほろりと泣きました」とおっしゃってましたが、たしかにせつないです!
岳(攻)は小学生にしては大人びた顔つきと長身で、知らない女の人に声をかけられたりしてけっこうモテます。でもモテる張本人の岳は嬉しくもなんともなく、朝陽(受)と一緒にいる時が心底楽しいと健気です。次第に朝陽に対して今まで感じたことのないような気持ちが芽生えます。
岳の初めての発情のとき動揺するのですが、朝陽のことを考えると性器が収まらなくて嫌われたらどうしようと苦しむ様子が、子供の心境として鮮やかかつ複雑で印象的でした。
終盤、大人の男である朝陽の決断力と葛藤が切なかったです。まだ小学生の岳を前向きに歩ませるための苦渋の決断です。
それにしても、岳の父親がクズすぎる(怒)
これはショタ攻め萌えを超えた、ふたりの人生の転換期を記したお話ではないかと思っています。
夏生タミコ先生の著作は初めて拝読しました。BL小説は衰退しつつあり残るはベテランばかりなどと噂する声もありますが、夏生先生はこれからますます活躍されることを願っています。今後も楽しみにしてます!
この本は、年下攻めの魅力がとても詰まっていたと思います。かわいい岳がかっこよくなっていく様子、色気を出していく様子にドキドキしてしまいました。
攻めが小学生というとんでもない設定だと思いますが、その分、これからどうなるんだろうというように小説の世界にひきこまれました。
主人公の自分は自分を好きになってくれるような人しかすきになれないと思っていたなどという心理描写が書かれているページがすごく好きで共感しました。
当て馬はかわいそうでしたが、かなり好きなキャラクターです。
単純ですが「ランドセル男子攻め」という言葉に釣られ、
ポチリしてしまいました。
ランドセルをからってるってことは、最高でも12歳ってことだ!
それが攻め!?
ぷ、プラトニックなの……?
エッチシーンなし……?
え、違う?
うぉー興味津津!
ということで、ドキドキしながら最初のページをめくりました。
でも、この単純な好奇心は、後から裏切られるのですが…
◆◆ ◆◆ ◆◆
12歳の小学生・無垢で天真爛漫 × 26歳の普通のフリーター
岳(攻め)は、12歳の小学生。しかし外見はどう見ても大人。
しかも外見は抜群にカッコ良い。
でも中身は普通の12歳よりずっと幼くて、稚い。
それをひょんなキッカケから隣人として、面倒を見るようになった
朝陽(受け)の物語です。
14歳差!!
しかも攻めが小学生……!!
年下ワンコ攻め好きな私でも、コレはいくらなんでも
設定に無理があるのでは……と思いましたが、それがどっこい
全然そんなことありませんでした!
岳の無邪気な笑顔、仕草…一挙手一投足が、可愛くて仕方ない。
幼い一途なワンコとでも言えばいいんでしょうか。
自分の全世界が、朝陽であるかのように、ずっとついて回って、
朝陽の言葉に喜んだり、しゅんとしたり……。
世間的には、ませた小学生も中にはいますが、岳(攻め)は、
完全に逆です。天衣無縫とでも行ったらいいのか…
心が真っ白で綺麗で、それでいて無知で……まるで天使のような存在です。
最初は、岳が朝陽に惹かれ……その熱のある視線に気づいた朝陽もまた
岳に惹かれ始め……。
自慰すらしたことがなかった岳は、泣きじゃくり、
朝陽が自慰の仕方を教える……。
そこで初めて、キスをして…。
でも、朝陽は何度も何度も自分の心にブレーキを踏もうとします。
何故なら、岳は小学生だから。
たった12歳の子供だから。
自分はただの隣人でなにも責任を負えない。
世間で言えば、幼い子に猥褻を働いている。
法律や世間がそんなことを許すはずがない。
岳に惹かれる気持ちを懸命に堪えて堪えて……。
徐々に迫る、岳への気持ちとそれと同じく増していく「罪悪感」。
その「罪悪感」こそが、私を物語に引き込んで行きました。
世間や法律が、こんなにも2人に厳しいなんて…。
立ちはだかった壁は、あまりにも高く感じました。
でも、2人にはどうしても幸せになって欲しくて、
祈るような気持ちで、先へ先へと読み進めました。
そして、朝陽はついに決意します。
岳とセックスをする。
そしてその後は……
岳(攻め)と朝陽(受け)の初めてのセックスは、
岳がまだ12歳の小学生だということを厭というほど
感じさせるもので、でもその時だけは朝陽は「罪悪感」や「背徳感」から
完全に解き放たれているのが分かって、
読んでいて、胸がぎゅっとなるセックスシーンでした。
朝陽が決意したことは、
「セックスの後、岳が18歳になるまで会わない」ということ。
岳の未来ある幼い子どもの将来を潰したくない。
いずれ岳にも好きな女の子ができる。
その時、自分は忘れ去られたほうが良いのだと……。
今後、6年間会わない。
あまりにも悲しい決意で、読んでいる私も切なくなりました。
そして、4年が経過し……
岳はついに高校生になって朝陽の前に現れます。
朝陽は言います。
「おまえ、高校生ならもう分かるよな…?
俺が昔、なにをしたか…」
ああ、もう!
そんなに自分を責めないで欲しいよ、朝陽。
あの時は、お互いちゃんと好きあっていた。愛し合ってた。
だから肌を重ねた。
それじゃあ、ダメなのかな…?
こうして、4年が経過し、岳と朝陽は恋人という関係になり、
ひとまずハッピーエンド。
(エッチだけは18歳まで待てず、フライングしましたが)
ひとまずはハッピーエンドなのです……が、
やはり岳が12歳のあの日々に、何故朝陽と岳の愛は
許されなかったのか……?
世間と年月の差の残酷さを感じずにはいられませんでした。
◆◆ ◆◆ ◆◆
朝陽が岳を身内に引き渡す時。
そして、岳が4年後に姿を現した時。
思わず、涙が出そうになりました。
朝陽の気持ちに同調してしまったようです…。
涙をボロボロと零す朝陽。
抱きしめる岳の震えた声。
この話のハッピーエンドを願わずには、いられませんでしたが、
こんなに嬉しかったラストは、久しぶりです。
著者の方があとがきに書いているように、
この先、何十年も2人で生きていって欲しいです。
切に願います。
26歳の朝陽と12歳小6の岳。
この二人が恋をするってね、想像も付きませんが想像も付かないから読みたい気持ちが強くなる。
そしてどうにもならないことが生きてると様々あって、その1つが誰かを好きになるということで。
朝陽の心の葛藤がそのまま、読んでいる私の葛藤になって途中かなり苦しかったです。
常識やモラルや世間体やそんなものを考え出すとキリがなくて、もうどうしようかと思いました。
もし自分の子供が小6で、その大切な子が26の男に…!と思えば許せないのに、朝陽と岳にはどうにか幸せな未来が待っていて欲しいと願ってしまう。(特にクソな親に放っておかれた寂しさを岳には2度と味わって欲しくなかった)
そんな矛盾だらけの自分の気持ちに疲れました(~_~)
疲労感半端ないので、これはもうお話の世界なんだと割り切って読むしかなかろうと、中盤から気持ちを切り替えて読破。
結末は予想通りなのですが、逆にそうでなかったら困るし!
14歳の年の差はいつまで経っても縮まる事はないんですが、長い目で見ると岳が大人になって30歳と44歳のカップルになったら別に大した問題じゃない気がするな。
そうなるまでずっと一緒にいてほしいです(*^^*)
長めのお話が読みたい気分だったので、取り敢えず背表紙が広かったこの作品を購入させていただきました。
登場人物は居酒屋バイトで26歳の朝陽達哉、達哉がよく行くコンビニに女連れで時々現れる青年である菅谷岳のふたりです。
仕事帰り、深夜にコンビニに寄り、夕飯を買うことにした達哉でしたが、夜遅いこともあって、達哉の喉を通りそうなものは残っていませんでした。渋々諦めて帰ろうとした達哉でしたが、ふと声をかけられます。声を掛けてきたのはここのコンビニに女連れで現れるとこがある男。男は達哉に弁当を押し付けるような形で去っていきますが、達哉はそれをありがたく受け取ることにしました。後日、達哉が信号を待っていると、小学生の集団が向かいにいることに気付きます。その小学生の中に170センチほどの身長の子供がいて、ランドセルや黄色い帽子が浮いて見えます。実はその小学生、昨日達哉に弁当を押し付けた男で…
いい意味でも悪い意味でも「12歳とは…??」と思ってしまうような作品でした。取り敢えず私はおもしろいし感動する話だと思います。
挿絵がひなこさんだと言うところも評価のプラスポイントでした。
小学生が攻め、という設定が許せる方には是非おすすめしたい作品です。多くの人に読んでいただきたいです。
どんなものなのかと興味本位で読んでみた。
12歳×26歳。
ファンタジーでも、見た目18歳以上に見えたとしても、小学生の放置子が隣のオジさんに世話をしてもらっているうちに恋愛感情が芽生えるというのは、ちょっと無理があるような気がした。
自分的には、せめて中学3年生とかだったら良かったかも。
情景描写が今ひとつで、もう少し丁寧に表現してくれればもっと物語に入り込めるんだけどな、と思うところが幾つかあって残念だった。
★ためらいといたずら 246P 岳:小学生12歳 朝陽:26歳
父親にネグレクトされ、一人暮らしてるような生活に自分を心配してくれ、一緒にご飯食べてくれたり、遊びに連れてってくれたりと生活の一部に嵌りこんでく中で、岳が朝陽を段々好きになっていくのはまだ理解できるが、
朝陽が岳に惹かれていった理由がまったく共感できず・・・。
岳は、確かに人目を惹くぐらい容姿端麗で170センチ超の長身(12歳の割りに)ですが、しゃべれば幼く、電車に乗ったらはしゃぎ、水族館に行けばはしゃぐ子供らしい(12歳らしい)中身。
朝陽が岳を
可愛い、愛おしいと思っても14歳も年上の男が、本気で小学生を恋愛対象として好きになっていくのは全く理解できませんでした。(まだ、岳が中身も相当大人びてたなら理解できるかもだけど・・・。)
百歩譲って、好きになったとしても12歳の岳と(精通したばかり、しかもやり方教えたのは朝陽)最後の一線を越えてしまうのは大人として・・・。
それに性知識も乏しい岳が攻で、雑誌で勉強したからって最後まで出来るなんて・・朝陽が積極的にリードしたわけでもない。
年齢差恋愛否定派ではありませんが・・・ぎりぎりラインととして、12歳の岳とは‘かきっこ‘までにしておいて欲しかったと思う(´`υ)
やり逃げのようにその次の日に
‘18歳になるまで会わないでいよう、6年たっても岳の気持ちが変わらずまだ、好きでいてくれたら会いに来て、逃げずに待っているから‘
と岳を説得し、別れますが(岳は祖父母の家へ)・・・・・・結局、朝陽は引越しバイトしていた店も辞めて岳から逃げます。
朝陽は苦渋の決断をした?
いやいや、本当に岳の事を思ったらやはり最後の一戦越えちゃいけないよ!
朝陽には、結局自分可愛さの身勝手なズルイ大人という印象しかない。
★春といたずら 11P 岳:高校生1年生 朝陽:30歳
岳が、約束破って4年で朝陽を探し会いに来るお話。
朝陽の居場所は、当て馬の塚本(朝陽の事が好きだった)情報。
救いは、岳が擦れてなかった事ぐらい。
岳に金だけ与えほったらかしてたのに、自分は別にしっかり家族(妻子)を作ってたクソ親父だったから。
あの当時、朝陽と出会えたことは岳にとって救いとなり恋したのだと思う。そこは理解で来るんだけどな・・・。
高校生の岳となら一線越えてもいいのに!
余談ですが
冒頭12Pぐらいまで、文書が読みづらくイライラしちょっと挫折しそうになりました。