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おまえには政治の世界は危険すぎたようだな
aiyoku rensa
代議士の秀介(攻め1)と秘書の千尋(受け)は、幼馴染みで秘密の恋人同士。
ある日、家を出ていた秀介の弟・亮介(攻め2)が戻ってくる。
秀介と千尋の関係を知った亮介は、千尋を脅迫し、身体の関係を迫り……。
序盤は優しい年上攻め(兄)とのラブラブHシーン、その後は年下オラオラ攻め(弟)に陵辱される展開が続き、更にそれが兄にバレてからは監禁されお道具プレイ編に……
二転三転する展開は、ストーリー的にもエロ描写的にも面白く、飽きさせません。
最初は弟の方が悪者に見えますが、じつは悪徳企業と癒着していて監禁趣味もある兄の方がヤバい人?
いや、諸悪の根源は彼らの父親か?
次々明らかになる一家の深い闇、兄弟の確執の背景に、目が離せなくなります。
しかし、千尋が兄のヤンデレ属性も弟の脅迫も全て許し、二人を同等に愛するという展開は、流石に都合が良すぎる気が。
いくら善人とは言え、ここまで酷い目に遭って尚この兄弟に尽くそうと思えるなんて、よほどのドMなのかお母さん気質なのか?
なんというか、3Pオチに持っていくため無理やり物分かりの良いキャラにされている気がして、あまり納得できない展開でした。
兄の、実は良い人でしたオチも、現実的に考えるとちょっと無理があるかな。
千尋の心理描写にはもう一捻り欲しかったですが、エロ描写や攻めの病みっぷりなど、ドロドロの限りを尽くしたようなストーリー展開は突き抜けており、楽しく読めました。