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hanamarubunko otameshiyomi magazine
古さを感じるのは、挿絵。絵のセンスが幼稚で昔過ぎ、楽しさ半減。
花郎先生の作品が二つ掲載されていて、
この本が切っ掛けで、花郎先生の作品を幾つか復刻版で読みました。
花郎先生は、文章がとても上手い。
花郎藤子『禽獣の系譜 上』
主人公の列が、せめて挿絵くらいの強さと意地があれば、違う人生を辿れたんじゃないかと・・
「愛の賛歌」の歌詞をなぞるように生きる列。
気の毒なほど思い込みが強くて、他に選択肢は無かったのか、と悶々。
響高綱『彼の事情と僕のヒミツ』
広域暴力団・三郷会の会長の父と、その片腕の兄
・・たまたまやくざの家に生まれてしまった気弱な主人公。
そして、マフィアの一人息子がホームステイにやってくる。
小川いら『悪い男でゴメン!』
ズル賢く社会の裏側で生きている男、時田が、収監。
獄中で出会った遠藤牧緒。
・・この作品は、しゅみじゃなかった。
花郎藤子『黒羽と鵙目・1』
鵙目隆之x黒羽斉彬
『禽獣の系譜 』に同じ名のキャラが登場するけど、この作品の鵙目は、別人物の設定。
浅井美奈『背徳は聖母のほほえみ』
静翠会野幹部、東条龍司の弟を、ヤク中に陥れた神父・保科真言への復讐。