花丸文庫お試し読みマガジン 健気受けセレクション

hanamarubunko otameshiyomi magazine

花丸文庫お試し読みマガジン 健気受けセレクション
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

1テーマ5作品をお試し増量で収録!! 花丸文庫お試し読みマガジン 健気受けセレクション

表題作花丸文庫お試し読みマガジン 健気受けセレクション

その他の収録作品

  • 響高綱『ホントの笑顔に逢いたくて』
  • 鈴木あみ『君も知らない邪恋の果てに』
  • 南原兼『パパと♡KISS IN THE DARK』
  • 水島忍『愛人修行はじめます!』
  • 凪良ゆう『初恋姫』

レビュー投稿数2

BL作品今昔比較ができて 面白かった。

unlimitedで。
古い作品ばかりだけど、電化製品がちょっと昔のものでズレがある程度
基本的に、どの作品も今の著作の微妙に違いがあり、案外楽しめた。
セレクションなので、どれも一部だけ。
健気な受は、どの作品にも存在しなかった。
編集側が捉える「健気受」の概念が異なるのかも?

●響高綱『ホントの笑顔に逢いたくて』・・活動休止の作家?
絶版本 逆さまつ毛の手術をしたら、顔の印象が変わってもてまくる主人公は、
気弱なだけで、決して健気ではない。

●鈴木あみ『君も知らない邪恋の果てに』・・単独版を既読。レビュー割愛。

●南原兼『パパと♡KISS IN THE DARK』
絶版本 宗方実良が毎晩抱かれるのは、養父。宗方鏡介は、人気タレント。
実は血縁関係がないと判明して、ミラの心が揺れる
・・これも、ちっとも健気じゃない、反発ばかりのお子様。

●水島忍『愛人修行はじめます!』
絶版本 倒産寸前の父親の会社を助ける代わりに愛人になれと、
・・これも、健気とは、違うよね?

●凪良ゆう『初恋姫』・・単独版を既読。
祖父の命を受け、ご先祖さまの主筋となる下町の定食屋の危機を救うため、住み込みで手伝いに入るが、迷惑ばかりかけてしまう
・・これは、健気、ではないとおもうな。

・・といった感じで、BL作品今昔を比較する楽しみがある作品でした。
今は虐待に触するので、学生が受の設定が減っているけれど、この頃は殆どが中性的な年ごろが受。
昔のBLは、捻りが乏しく、結末が途中で分かってしまう構成が多い。
その反面、余り考えないで読めるので、あっという間に読了できる。

0

どうにも疲れる…

これは健気受けを集めた物のはずなのに、健気というより南原さんにしても水島さんにしてもエロ担当と言えるのでは…
他にもいらっしゃったと思うのに、花丸さん。
チョイスおかしい気がします。

★響高綱さん『ホントの笑顔に逢いたくて』
→初読み作家さんでした。2005年の作品ということですが、高校のクラスメート・頰に傷(おいおい)・イケメン不良系×目立たない地味っ子というなんとも懐かしいカホリ…
ただわたしがほぼ10年振りのBL復活でしたので、確かに前はこういうのが王道だったかもしれません。
この攻めが不器用な優しさがあるのですが、それを知っているのは受けだけ…みたいな辺りも、こ、こそばゆいー。

★鈴木あみさん『君も知らない邪恋の果てに』
→受けは借金のカタに吉原へ売られる16歳の不幸系。そして攻めは医師を志す誠実系と、こちらも王道です。気持ちを隠した両想い。
この作品はシリーズ物で、他の花丸文庫お試し読みにも収録されております。
どこかでこの『花降楼』という廓の名前聞いたと思ったら、そういうことでした。

★南原兼さん『パパと♡KISS IN THE DARK』
→南原さんの90年代の作品ですので、キャラの名前もキラキラ(今は普通の名前が多いですが)で、そこだけでも恥ずかしいー。寝る時はシャネルのエゴイスト(香水)を纏っている攻めとか、もう助けてー!血圧上がる…罰ゲームですか!?
親子(一応)でエッチしていて、スタートからそこです。南原さんらしいといえばらしいのですが、今こういう設定はまずあり得ない(受けは15歳)ですねえ。

★水島忍さん『愛人修行はじめます!』
→実業家×高校生。やはり10年くらい前ですと高校生受けがけっこう多いですね(今は規制があるから…)。顔を合わせた直後に「俺の会社を見せてやる」と連れて行く攻めも、それについて行き父親の会社の立て直しの為に愛人になる受けも、ここ数年の作品とはもうテイストの違いにグッタリしました。

★凪良ゆうさん『初恋姫』
→こちら、かなりの数のレビューが上がっておりました。受けは元華族のお姫様(のように大事に育てられた)で、攻めは定食屋さん。
これは主要カップルよりも、受けのお付きのキャラが面白いです。とにかくお姫様扱いですし下へは置かない対応で、庶民には理解不能なところが笑えました。

無料なのに申し訳ないのですが、今回は疲れる作品が多かったのでこの評価とさせて頂きました。

0

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う