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mitsumeteitai
ケンカするほど仲が良い
「ずっと君のことが」続編。前作がボリューム満点でかなり読み応えがあってお買い得品でしたが、こちらも！
やっと両想いとなり恋人関係を満喫かと思いきや、なにやら不穏な空気。あまあまなふたりの生活が覗けるのかと思いきや裏切られましたが、良い裏切られ方でした。
前作同様医療のが現場はとても詳しく書かれています。そんな職場で新しいメンバーが入ってかき回されたり、秀の政界への期待は高まるばかりで身内間での問題がいよいよ表面化しそうになったりと様々なことが起こります。
そんな中でふたりはお互いの誤解から一時期別れてしまいます。それでも仕事上ではお互いを助けあい、またも秀の家の問題では尚文が助けに入ったりとふたりの絆は強いものでした。
この続編ではそれだけでなく、ふたりの中学時代や高校時代のエピも多く書かれていて、ふたりが出会った頃からお互いに関心があってそして恋に落ちたのがわかります。
どちらかと言うと全体を通しても秀が尚文を想っているのがわかるのですが、いえ、尚文も口下手なのでなかなか伝わらないけれど確かに秀を想っています。
でも中学～高校時代のエピではいかに秀がやさしくて包容力のある尚文に惹かれたのがよくわかります。もちろんその尚文は秀にベタ惚れですけどね～w
いや～良いCPです。
しかしこのふたりは仲も良いですが本当によくケンカします。まっケンカするほど仲が良いって言いますしね（笑）
ヤクザさんたちの続編がなかったのが残念でしたが、今回もたいへん面白く堪能致しました。
医療もの続編 SSあり
ずっと君のことがの続編です。1巻に比べると、数多くの映画のように、続編って難しいな、と思ってしまった2巻でした。
相変わらず文章はしっかりしてるので、その辺の不安はないのですが、ストーリーの起伏にもりこまれたエピソードに無理を感じたのと、全体的な流れがスムーズでなく、色々な枝のまとまりがないように思ったのとで、読後の満足感は（作者さんの他の作品に比べると）あまりなかった。
尚史×秀のカップルは健在。今ひとつ、尚史のキャラが最後までつかめなかった。鈍感ワンコなはずなんだけど、すごくいいやつ、できるやつ、イケメンという属性があんまりぴんとこなかった。
秀は相変わらずうじうじしてるけど、純情な健気受け、Hでメロメロなのはとてもかわいい。
今回は”嫉妬”がテーマ。当て馬くん、当て馬ちゃんが活躍。大丈夫だと分かってはいるけど、ちょっとはらはらさせられました。
あとは脇キャラがよかったですね。受けの秀と同じ属性ながら、純情でナイーブな内面を嫌みな外面で覆い隠している永沼さん。SSではメインで登場します。こういう可愛いキャラはお得意ですね。
とはいえ、基本的にこの作者さんの作品は好きなので、他にも読んでみようと思います。
