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mikadukihime no konin
笠井先生おっかけでこの本に到達。
笠井先生、きっと総絞りの振袖などを描くのが好きに違いない!
この緻密な絵ったら、楽しんでお描きになられてるとしか思えない。
美しすぎる・・・
お話の方はちっと足りなかった。
なぜかわからんが 攻めさんが「ふふふ、じつは悪党だぜ、俺は」てな
展開だと思い込んでて、いつ化けるいつ化けると
ドキドキしながら読んでたのに、「げ、終わってもた・・・・どゆこと?!」
という肩透かし感満点。
勝手な思い込みではありますが、やっぱ足んないよう。
当て馬的に出てきた従兄弟叔父?だかなんかの奴も、別に悪党ってほどでも
なかったし、なんのためにあいつがいたんだようー・・・
表紙と扉絵(公衆の場ではopenを差し控えた方がよろしいかと)は
神 なので 萌・・・
辛口評価でごめんなさいー
画廊オーナー×女の子として育てられた画家の孫息子。
受けが5歳のときに出会って、それからずっと受けを好きだった攻めさんです。ショタです。いや当時は受けを女の子だと思っていたのでむしろロリです。
ありがちな設定にありがちな展開、受けをひどい目に遭わせそうな脇キャラとかが出てきても全然そんなこともなく、祖父から受けている虐待もさほどでもなく、割とまあ普通? な話でした。攻めの描写が足りなかったなー。受け以外の口から「実は悪い男」みたいには説明されるんだけど、受けの前ではただ甘い人で、少々物足りなかった。
笠井あゆみさんの和装女装イラストがひたすら美麗でした。タンノウしました。
初読みの作家さまでしたが笠井さんの表紙に釣られ購入。内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。
高名な日本画家を母方の祖父に持つ冬姫。ある理由から女児として出生届を出され、以来女の子として生活しています。冬姫は私生児として産まれ、娘(冬姫の母親)を溺愛し、故に出産を反対していた祖父から愛情を与えられることなく生きてきたため、自身の存在価値を見いだせないでいます。
そんな中現れたのが画廊を経営する久慈。この二人は冬姫の母親の葬儀で出会っていますが、13年たって再会します。再会してすぐに結婚を申し込む久慈ですが、冬姫は久慈は自分を女の子と勘違いしているから自分を欲しているのだと思いこみます。
早逝してしまった母の代わりに、女の子の着物を着せられ祖父の絵のモデルをさせられている冬姫は、「男の子である、本当の自分を愛してくれる人はいない」と悲しむのですが…。
というお話でした。
何というか、スルスル~と話が進んでいってしまうんですよね。冬姫は祖父から虐待まがいの体罰を受けていて、唯一自分を愛してくれた母も早くに亡くし、自分の意志も通らず、まるでお人形さんのように生きています。そんな冬姫は健気で可愛いのですが、なんかそれだけ、というか…。
久慈も懐が広く、冬姫を本当に愛しているのは理解できました。二人が出会った時のエピソードも非常に可愛いらしくて萌えました。冬姫が彼に救われた部分も大きかったとは思うのですが、強引なところも多く、「?」と思うところも多かった。
当て馬である祖父の弟子であり冬姫の母親の従弟の珠樹も、立ち位置がブレブレというか結局彼は何がしたかったのかよく分からなかった。冬姫を愛していて、だから結婚したかったのか、自身も画家を目指しているために冬姫の祖父の名前が欲しくて冬姫を欲していたのか。
祖父も冬姫への愛情の示し方がなんともしっくりこなかった、というか…。女の子として育てている理由が理由だけに愛情が無いわけではないと思う。それならああいう態度を冬姫に取る明確な理由が欲しかった、というか。
設定もストーリー展開も非常に好みなのですが、それを生かしきれず話が終わってしまった、という感想を持ちました。前半は凄く良かったのに、後半の失速感が否めなかった。辛口な感想でゴメンナサイ。
ただ全体的に甘い空気が流れ、ホンワカと読めます。笠井さんの美しい挿し絵がこれまた非常に良かったです。
女装、美しい受け、婚姻、と自分の大好き要素が揃っているのにイマイチ萌えきれませんでした。
似たような展開ばかりで間延びした印象を受けました。
それなのに肝心なことは実にあっさり片付いしまうという…設定が素晴らしいが故に惜しいなと。
攻めの『愛を誓った夫婦なんだから命令には従いなさい』という台詞にも何だかモヤモヤ。
この攻めは結局のところはどういう人物にしたかったの?と人物像を掴みきれなかったです。
主人公達を含めサブキャラ達も薄い印象に感じました。
いろいろ辛口で言ってしまいましたが(すみません。>д<)、純粋無垢な受けが仕方なく振袖に身を包み、女性として偽る仕草にはキュンとくるものがありました。
笠井あゆみさんのイラストはやはりいつ見ても美麗で眼福この上ないです。
それだけでも読んだ甲斐がありました♪