電子書籍限定短編
tsunaide anata no mo ni shite
めちゃめちゃ良かった〜‼︎短い分展開が分かりやすいというのもあり、それでもキャラや萌え成分豊富でした。
叔父が子供の頃から好きでひたむきな香矢が、彼目線では割としっかりしているのに、叔父と話してる時にはほんとに拗ねたような可愛い感じになるのが堪らなかった!目隠し状態で好きな人の名を読んで感じるのとか、大好きな叔父の指だと気づくのも最高でした…
叔父は叔父で悩んでて、自分が香矢を好きなの本人に気づかれてるんだろう、それで甘えてるんだろうとか考えてしかも暴露がベッドなんだけど言葉遣いが丁寧でつくづく最高。
彼らがハッピーでも堕ちてくでももっと読みたいと思うとこで終わりましたが、その短さもまた妄想を掻き立てて良かったです(でも続きの同人誌読みたい…)
好きな人が振り向いてくれないから、他の男で埋めるのかわいい……。
例のメールの相手はだいたい予想が着くでしょう。ご名答!
香矢が、男の中指に気付いて、そこから男が種明かしをして〜の流れにぐっときた。
香矢は叔父にずっと恋している。でも叔父の怺嗣には3度も振られている。
だけれども諦められない香矢はあてつけのように夜遊びを繰り返していた。
ある時から差出不明のメールが届くようになり、決まりきった怺嗣の説教に耐えかねてその誰かもわからない男とホテルで待ち合わせをする。
男から目隠しをして待てと指示されていた…
メールの相手ももちろんホテルに誰が来るのかもわかってしまいますが、「目隠し」というキーワードにちょっとどきどき。
声も出さず目隠しをした香矢を抱く誰か…
叔父として甥をそんな風にしてしまった罪悪感とそして愛してしまった罪悪感。長い長い間怺嗣だけを想ってでも報われないので想ってもいない相手と遊んできた香矢。
苦しんだのはふたりとも一緒。
だからと言って養子である自分が兄の子にこんなことをしてしまってと最後の最後まで苦悩するのはわかります。
それでもやっと香矢の気持ちに応えてくれたのです。気持ちを解放してからの「繋いでおけばいいんですね?」にゾクっとしますw
困難ばかりの将来かもしれませんが、幸せになってほしいふたりでした。
表紙のイラストが素敵♪ 叔父さんメガネ…萌え度UPです!