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常識を壊せ!! 誰にも屈しないお前がいい。
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作家さんの新作発表
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なんちゃって攻×攻シリーズ、第11巻。
いつかリバってくれることを信じて(?)読み続けていますが、もう攻受固定のまま安定期に入りつつある二人です。
神宮(攻め)と一馬(受け)は、神宮と同じ大学出身の研究室助手・涌井と知り合う。
同時期に、一馬は警察学校の同期・一ノ宮と再会。彼に頼まれ、連続中毒死事件を独自に調べ始めるが…。
このシリーズ、正直もう攻×攻を売りにするのは無理があるほどガッツリ攻受固定なんですが、精神的に攻×攻っぽさが保たれてる点はかなり好みです。
攻めの神宮がたまに見せる脆さが良いのだろうと思います。
今回も、容疑者にDV被害者の伯母を重ねて庇ったり、落ち込んだり。
弱っている神宮には妙に色気があり、それを励ます一馬は本当に男前で、良いカップルだと思います。
(一馬がそうやって油断するたびヤられてしまうのはお約束)
さらに、今回の神宮は犯人に捕まり全裸で縛られる…!!
それを一馬が助け出すわけですが、それ普通受けの仕事でしょ?って役割をあえて神宮にやらせるところに面白さがあり、エロスを感じました。
助け出された神宮のリアクションは普通にクールで、変に恥じらわないところも◎
毎回、手を変え品を変え一馬を手ごめにする神宮ですが、今回は格闘技にボイスチェンジまで!?
一馬を抱くためどんどん新たな特技を身につけているのだと思うと、何だか可愛くも思えてきます(ボイスチェンジの方は昔からの特技なんですが、それを会得した理由に神宮の隠れた優しさがよく表れており、良いエピソードでした)。
プレイ的には、目隠しされた一馬が、神宮にいつもと違う声色で攻められて興奮するシーンが一番エロかったかな。
新キャラとしては、一馬の同期でSATの一ノ宮がいい男でした。
神宮の元彼・桂木と並べたら絵になりそうな・・・
この二人でスピンオフ希望ですw
推理物として目新しいトリック等はありませんでしたが、キャラクターの魅力と随所に挟まれる人情エピソードのおかげで楽しく読むことができました。
「エンジェル」というタイトルも、読み終わってみるとなかなか切ない意味合いがあることに気づかされる、よく練られたネーミングだと思います。