お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
真夜中の標的を読んで、この二人の先を読みたくなったので手にしました。
図書館には何故かこれだけが蔵書されていたので、前後は電子書籍。
(なので微妙に書き下ろしとかが違うのかも)
で、この作品で、二人の関係がかなり近づくというか、固まっていったように思うんで、読んでよかった。。。
父親に玩具として育てられてしまい、男娼として生きてきた那月。達観した人生観に現れたのは、刑事の史郎。彼は交番時代に知り合って熱烈に迫ってきた弥生を事件の際に巻き込んで殺されてしまった過去を持っています。
ある事件で那月と知り合って那月は史郎に惹かれる(というか初めて史郎ほど欲しいと思う相手に出会った)ことに。これは前作で書かれています。
史郎の方は前作では、ほっとけない奴、、、で保護者として同居するだけ。二人の間には関係はありませんでした。今作でそれが進展します。
史郎の寡黙な態度それゆえに那月は良く暴走するんですが、なんとか最後には愛あるエッチにたどり着けるという。めでたい。良かったね、那月。
刑事モノであるが故に、ストーリー展開は面白いです。二人の関係が遅々として進まないのが焦ったいですが、那月が頑張る姿に脱帽。
史郎の方も弥生のこともありつつ、ちゃんと那月のことを好きになっている、大事に思ってる、ってのがわかって良かった。
萌どころは少ないけれど、作品としては面白かったです。
イラストなんだけど、、、藤代のクルマがセリカなのに、挿絵のクルマはセダンにしか見えず、ちょっと凹みました(爆)
後は史郎が意外にもキャリアだという設定にもむむむ。もしかすると今後の鍵になるのか?!