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大好きな年上幼なじみと同棲生活♥︎
senobisuru kara kiss wo shite
攻め様が受け様をとことん甘やかしつくす溺愛もののお話です。
攻めの城太郎は、かっこよくて紳士的で優しくて(実は受け様限定)、高層マンションに住み、仕事もできる完璧な男(だと受け様は思っている)。
受けの敬は年上の幼なじみである城太郎が大好きで、13歳の時に一度告白をしますが、「大人になったら、」という約束をします。20歳を前にして、進学を機に城太郎のマンションに同居することになる二人。敬はいよいよ恋人同士にと甘い生活を期待しますが、なかなか思うようにいきません。
敬は「大きい子犬」「人見知りの柴犬」と周りから可愛がられ(大人を意識する本人は不服ですが)、子供のように純粋で、素直です。そんな敬を守りたいと、城太郎は自分の気持ちを全力でセーブしています。城太郎の同僚と敬が二人で出掛けた時は、同僚に1時間ごと連絡をし、しまいには15分ごとになるほどの過保護ぶり。でも敬は自分にはメールもないのに、同僚の彼のことがそんなに心配なのかと複雑な気持ちになるのです。見事な鈍感さです。
同居、すれ違いから結ばれるまでの前編もキュンとしましたが、後編のラブラブっぷりも良かったです。
後編では、衣食住のすべてを城太郎に世話されていることに敬が不安を感じます。そして、自分が無力なことを受け入れたうえで、自分に何ができるのかと前を向き、少しずつ成長していきます。敬、いい子です。
料理で指を切った敬に真っ青になったり、「僕のためにタオルをたたんでくれるなんて」と感動したり、城太郎の親バカならぬ、敬バカぶりもほのぼのしました。
このお話に大人の男同士を求めてはダメですよ。可愛い受けが好きな方には楽しめるのではないでしょうか。
幼なじみの年の差もの、同居ものです。非常にわかりやすいハイスペック攻めだと思いました。
アメリカ帰りの高校生、敬と、アメリカ育ちの超ハイスペックなゼネラルマネージャー、城太郎が日本で同居するストーリー。
2人は年が離れていて、お互いゲイ。敬が20歳になったら付き合う約束をしていましたが、同居してからもそんなそぶりはなく、敬が一方的に焦る、という内容です。
一緒に寝ようとかお風呂に入ろうとか、必死にお誘いをする姿が可愛らしかったです。
途中までは城太郎がそっけなくて、城太郎の気持ちがわからずじりじりする展開です。
城太郎が本当に若干二十代なのか、と思うほど完璧で恐怖を感じるほど^^;反対に、敬は20歳にしてはちょっと子供っぽい感じです。ですが、この差があるからこそ成り立っているお話です。
年齢のわりに受けが子供っぽいのはセオリーかな、と思います。
展開はそんなに意外性がなく、安心できるお話でした。
敬視点のお話なので城太郎のことがいまいち理解し難かったのですが、敬からみたら優しいお兄さんなのに周りからみたら魔王といわしめるほどの城太郎の本性がどんなものなのか知りたい気もしました。
短いお話が二本入っている構成ですので、一つは城太郎視点でもよかったかもと思います。年の離れた受けがドロドロに甘やかされる展開が好きな方にオススメです。
ちょっと評価甘めです。と言うのも、つい最近、たまたま同じような設定の作品を読んだもののいまいちハマらなかったのですが、そちらと比べると面白かったと思うので。こういう評価って公平じゃないからダメな上に読んだ順番は完全に自分のせいだけど、切り離して考えられなかった…ごめんなさい。
幼い頃から大好きな年上の幼馴染・城太郎と同居する機会を得た大学生の敬。夢の同棲生活!と胸を高鳴らせて始まった二人の暮らしは、しかし敬の期待とは程遠いあっさりとした毎日で、敬は自分の気持ちが一方通行なのではないか…と悩み始めます。突然やってきた城太郎の同僚・ユーリの言動に惑わされながらも、敬が自分の気持ちを城太郎に正直に打ち明けると――…というお話。
城太郎もユーリもゲイというのは分かりやすくて良かったです。また、敬を取り巻く友人達がみーんな良い人なのも良かったです。良かったですが…作中にネガティブな感情が一切見当たらないので、甘さだけが残る作品でした。
城太郎はいわゆるスパダリって奴ですかね。マイナス要素がないのです。自分では「独占欲が強い」と言い、ユーリも「仕事では結構えげつない」と評してはいるのですが、如何せんその辺の具体的な描写がないので、内面的・人間的な深みがあまり感じられませんでした。敬に激甘なのは分かりました笑 前後編あるから後編は城太郎視点で読みたかったなー。
完全無欠の素敵な攻にうっとりしたい時にオススメの一冊です。
同レーベルの前作『溺愛わんこと怖がりな猫』も可愛らしいお話でしたが、今回もそういう路線です。
Bプリでは、さとむらさんはこの癒し系路線でいくのかな?
こちらは七歳差の年上×年下です。
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受けの敬は、20歳の大学一年生。
子供の頃はロスで育ち、13歳からは日本で生活しています。
童顔で無邪気ですが、見知らぬ人間には人見知りの引っ込み思案。
攻めは敬がロスにいた頃の幼馴染みで、7歳上の城太郎。
公認会計士の資格も持つ優秀なビジネスマンで、敬に対してはつねに優しさのみで接しています。
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いつまでも一緒にいられると思っていた、城太郎とのロス時代の日常。
けれど城太郎の大学進学と共に離れて暮らすこととなった敬は、城太郎への気持ちを自覚し、とうとう13の時に告白。
ただその返事は「大人になったら、もう一度話そう」というもので…
城太郎が東京支社へ転勤となったことと自分が大学生となったことをきっかけに、城太郎と同居することとなった敬はすっかりおつき合いモード。
しかし城太郎は今までと変わらない接し方、かつ絶妙なタイミングで接触を避け、なんだか自分だけで盛り上がっている雰囲気に敬は困惑してしまうわけですが、なんだかなあ、本当に世間知らずなんですねよね。子供です。
視野が狭いというようなことを指摘される部分があるのですが、悪い意味ではないものの確かにそんな感じがします。
子供のまま大人になってしまったような。
高校時代の陰でのあだ名が、もうまさに!です。
とにかく城太郎自体は敬へ誠実なのに敬だけがグルグルと的を得ない思考をしていて、ここまで子供だと実際にいたらイライラさせられそうです。
良くグルグル考えてしまう受けっておりますが、それとはまた違うんですよね。
20歳になってもこれかあと(思考自体は小学生レベル)、さとむらさんは好きなのですがイマイチとしか言いようがなかったです。
やっぱり自分の経験則でしか計れない子は、苦手を通り越して嫌いかなあ。
そして当て馬チックな城太郎の同僚も登場しますが、これもあまりスパイスが効いたとはいえない…
最初、大学一年生なのに20歳?浪人したの?と思っていたのですが、ロスから日本へ親の仕事の都合で越した際に日本語勉強の準備期間を持っていたとのこと。
わかってスッキリしました(笑
イラストは森原八鹿さんで、子供っぽい敬と大人の城太郎の骨格等の描き分けが素晴らしい(表紙の城太郎の体はおかしいか?)のですが、城太郎、よく見ると眉毛のオバケのようで(苦笑
そこを気にし出すとそこばかり目についてしまい、困りましたー。
ただ敬はすごく可愛く描かれていて、歳の差万歳!