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ai ni nureru koe wo kikasete
王道なので、最初からラストは見えているのですが、それでも読んでいて楽しかった!
それが一番の感想です。
絶対音感の持ち主の攻めの、「音の周波数を調整するために声を聞かせてほしい」という奇妙な依頼も、笑っちゃうといえば笑っちゃうのですが、でもその間、攻めが本当に受けを慈しんでいる気持ちが伝わってきたので、あまりアホくさっ!とは思わなかった。
またラストで攻め自身も「苦しい口実だと思った」とも言っていたし。
唯一、難点といえば、受けの苦悩があまり共感できなかったこと。
同じ、ピアニストを目指していたけれど傾向が違った(攻めは表現性が豊かで、受けは技術が巧みとか)なら攻めとの違いに素直になれないのはわかるのですが、別にそうじゃないなら、そこまで悩むことかな…?と思ってしまった。
いやでも、わからなくはないのです。攻めがスパダリすぎるし。でも受けは「同じ男として」苦悩するってタイプでもなさそうなので、ん…?と少し引っかかりました。
なのでマイナス1で。