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kiss to tokei to rasenkaidan
オカルトっぽいあらすじが気になって手に取りました。
読んでみると…
思った以上に救いの無い運命。
かなり血生臭い。
主人公は、建設会社の若き専務・菱沼。
菱沼は夢で自分の前世を20通りくらい追体験していて、それは全て同じ相手と恋仲になり最後には自分が相手を殺したり、相手に殺されて終わる人生だったということ。
そして今世でも、また同じ相手と…
…と始まります。
前世を覚えているのは自分の方だけで、相手の仁科は全くそんな状況を知りません。
菱沼は運命から逃れようと仁科とは距離を置くけれど。
そんな感じで、菱沼はある時は強い自制心、ある時はやはり揺れる恋心を見せますが、そこに挟み込まれるのが数々の悲しい結末の前世。
お互い男だったり女だったり、動物の時も昆虫の時もあるのです。
全てどちらかが相手を殺してのエンド。
この話、どうなんの⁉︎と思いつつ読むのですが…
なんというか、一応オチがあるんですけど、これは私にはズッコケというか…
確かにオカルト的な一貫性はあるとは思うのですが、別に超常現象/怨霊?を出さなくても、2人の学びが終わって運命が書き換えられたという方向性でも良かったんじゃないかなぁ…と感じてしまいました。
ホラーともオカルトともサスペンスともつかない。「萌」で。