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気高きリンクス一族の当主×運命の伴侶のもふもふシンデレラストーリー!
bijuhakushaku to mofumofu no hanayome
ある日突然、頭に獣耳の生えてしまった大学生・名緒。
名緒は、幼い頃に両親を亡くし、いとこの家に一緒に住んでいた。
そんな名緒の元に、名緒の夢によく出てきていた中型獣・リンクスが現れる。
その獣は目の前で金髪碧眼の美しい男に変身し、「時が満ちた。おまえを攫いに来た」と名緒を突然抱擁してきた。
男曰く、リンクスに変身する能力を持つ伯爵家の当主・ヴァルトで、彼と同じ血を引く名緒は、生まれた時から彼の「番い」として選ばれていたという。
一族の掟に倣いヴァルトは彼の国の森の館へ名緒を連れて行って……という話でした。
作者様のご趣味が全開のもふもふ話でした。
ただし、もふもふなのは攻。
受は耳だけが生える感じ。
受けはちょっと世間知らずで一生懸命で、攻は大人な感じ。
そういう話が好きな方には是非、お勧めしたいです。
今回はリンクスもふもふということで、
狼とかは想像付きますがリンクスとは・・・ネットで検索しましたw
孤高の伯爵さま×前向きに頑張る健気な天然君?
という感じでしょうか
攻め様は一族のためと頑張っている感じで
受け様を見つけた時はすごい喜んでる方です
受け様は普通に今まで人間として生活していたのですが
突然の攻め様の登場&耳が生えてしまって慌てますが
臨機応変に対応できる方です
前半は、受け様をかっさらってきたのはいいのに
攻め様は受け様をけっこうのばなしにしていて、
森を駆け抜けるシーンとかはよかったのですが
どうなんだろう??と思っていたところに
あて馬登場で、受け様は混乱して攻め様への気持ちに気が付きます
後半もりあがったかな?と思いながら意外に軽い感じで終わっていますw
2人もあて馬が出てきてソワソワしちゃいました(*´∀`*)
北欧とモフモフが堪能できる1冊です。今度のモフモフはリンクスで、それは何?と思ってネットで調べると、猫を大きくしたような可愛い動物でした。
大学生の名緒は、5歳の時に両親を亡くしました。でも、両親の親友だった春山家で大切に育てられてきました。名緒は、百獣の王の狼の子孫だったと言われながら…。
そんな名緒がよくみる夢は、自分が狼になって森の中を駆け回る、臨場感たっぷりなものです。目覚めるとよく喉が渇くほど。そして、喉が渇くとなぜか愛用のククサで水を飲まないと、渇きはいえないのです。ククサは両親からもらった大切なもので、寂しい時はそれで慰めてきました。
ある日、名緒は自分の頭にケモ耳のようなものが付いてるのに気づきます。きっと夢の続きだと思っていると、今度は綺麗な動物に会います。それは、耳の先端からツンツンの毛の束が伸びている、リンクスという動物です。
その動物は、名緒に「ようやく見つけた」と言うのです。驚いていると、リンクスは、綺麗な青い瞳の美しい男に姿を変えます。
そして、男は、名緒は自分のパートナーだから一緒にスウェーンランドに帰ろうと言います。半信半疑ながらも、ケモ耳をなんとかしたいとついて行くことに決める名緒。
行った場所は、夢でみたような森でした。
そこでの暮らしは快適だけど、相変わらずケモ耳は出たまま。
そして知ったのは、ヴァルトのパートナーになれるのは、変身する力が強いものが選ばれるということと、パートナーとは番のことで、ある儀式が必要だということです。
ヴァルトと過ごす内に、優しくて孤独で、自分の態度で一喜一憂するヴァルトにだんだん惹かれていきます。
そんな時に現れた、完璧に変身できる美少年のヨナス。自分こそがヴァルトの番だと主張します。
あんなに日本に帰りたかったのに、ヴァルトと離れることを恐れる名緒。ショックで名緒のケモ耳が消えたほどです。
名緒のよくみていた夢とヴァルトの関係。ククサの秘密。
ヨナスはヴァルトの地位に惹かれて番を希望したけど、名緒はヴァルトを幸せにしたい、地位じゃなくてヴァルトが欲しいと初めて自分から行動します。
実は、ヴァルトは子供の頃から名緒に惹かれていたという…。
結ばれてからは、一緒に日本に里帰りしようと名緒を誘ったり、嫉妬を隠さなくなったり、名緒を溺愛して甘々なカップルになりそうなヴァルトにニヤニヤします。
名緒の世話役のカールがイイ子で、いつでも名緒の味方だったのが良かったです。二人でヴァルトのファンクラブを結成したのが、おかしくて微笑ましいです。
ちなみに、ククサってホントに売ってるんですね。欲しいと思ったけど、値段が高すぎて手が出ません(笑)