江名
ten count
コミックの描き下ろしやペーパーやAGF限定本に載っていた、
短いお話を音声化したものです。
あっという間に終わってしまう感じですが、
新書館の付録のCDってどれもこれも基本短めなんですよね…
もうちょっとー!と思いますが、こんなもんか…という諦めの気持ちも。
大体、短いだろうって分かってても結局毎回買っちゃってるしね(^^;)
■「ねことしろたにさん」
喫茶店を出たところで、ネコに出会いびっくりする城谷さん、
ネコは小さい頃に少しだけ、しか触ったことがないよう。
不快なのか、羨ましいのかよくわからない表情をする城谷さんを、
黒瀬くんが興味深い…と思う、そんな短いお話。
これは音だけだと、ちょっと分かりずらいなぁ
■「黒瀬くんと城谷さんと花粉症」
花粉症のふたりのが、偶然ドラッグストアで会って~というお話。
黒瀬くんがいつもよりも饒舌になって、
すごい朦朧とする強い花粉症の薬を、
俺が買ってあげましょうか?と城谷さんに薦めたり、
薬飲むの我慢して涙目になってるのもいいですよね…
なんて言ったりして、可笑しいです♪
■「黒瀬くんと城谷さんと手袋」
毎日同じ手袋だと飽きない?という質問から、
黒瀬くんが、流行りアニメの魔法少女のデコラティブな手袋は?と、
変な薦めを城谷さんにしてきて、
その手袋で社長秘書をする城谷さんを妄想~~
黒瀬くんって、ちょっと残念な人っぽいよね?と思えてきて、
こちらも可笑しい♪
■「黒瀬くんと城谷さんと弱点」
黒瀬くんに苦手なものを尋ねると、
「ないですね、…小さい頃、なまはげが家に奇襲してきた時も、
真顔だったらしいので」とのお答え。
それを聞いて自分の家に来られたら…と考える城谷さん。
黒瀬くんの声で、なまはげの「悪い子はいねぇかぁーー」と、
城谷さんの「ドア触らないでぇぇーー!」が可笑しすぎましたww
■「黒瀬くんと城谷さんと変な顔?」
いっこ前で、弱点を考えておきますと言っていた黒瀬くん、
手のひらを人にくすぐられるのがダメで、
くすぐられると変な顔になると、打ち明けて、試してみます?と。
試してみたいけど、触れない、でも見たい…!
と思った城谷さんが、
爪楊枝でこしょこしょ~~…でも、爪楊枝じゃダメだった…
という可愛いお話。
城谷さんが、ちゃんと自分の手でくすぐれるようになるのはいつかな~
■「キャストコメント」
自己紹介と本編もぜひお手に取って~という短いもの。
キャラに合わせて最初テンション低めだった前野さんに、
立花さんがツッコミを入れてるのが、可愛いかったです。
原作既読。
Dear+の雑誌付録CDです。普段雑誌は購入しないのですが、CD目当てに。
なのに、なのに……ものっそい物足りない作りになってます。
CD販促目的だというのは分かってるんですが、これお目当てに購入してる人って結構いると思うんですよ。それも初めて聴くというよりは、もう本編聴いててという人。
そういう人は、わざわざこのCDのために雑誌を購入する必要はないような気が……。
ペーパーや小冊子なんかの短いお話5つの詰め合わせになっていて、最後に申し訳程度のキャストコメント。全体で10分程度です。
付録CDというのがはじめてなので、こんなものなのかなと無理矢理納得。
個人的に気に入ったお話は4番目のお話。
なまはげよりも、なまはげが突入してきた時に、ドアに触られることに怯える城谷さん(立花さん)のズレっぷりが笑えました。
黒瀬(前野さん)は相変わらずの低空飛行で、プチ変態っぷりを披露してます。
本編では絶対に見ることの出来ない、コミカルで可愛らしい、ちょっと抜けてるふたりのやり取りを聴いてみたい、という方にはオススメです。
何度聞いたかわからないけど、
何度聞いても頭に入ってこない。
印象に残らない。
本当に短編集。
一話一話が短い。
ペーパーとかのストーリーを音声かするよりせめて、もう少し長くしてくれたら、
小刻みに切られるより、一話きっちりの方がまだまし。
こんなに短い短編集に神をつけるほど採点は甘くはないわけで。
本編作品ファンでもこれは一回聞いたらもう
、引き出し奥にしまってしまうと思うのです。
聞いたからといって、得した気持ちもなければ、聞かなかったからといって損した気持ちにもならない。
おまけと思えば納得。まさにそれ。
これにお金をとってはダメです。
おまけなんです。割りきってるなら聞いてみてもありかも。