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zashikiwarashi ni koi wo shita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最初は表紙を見て、金髪の男の人はカラスで女の人はタヌキの妖怪なんだと思ってました。人形に変身できるとかの妖怪。
金髪の男の人は狐で女の人は二口女という妖怪でした。
最後の妖怪ってどんな姿?
猫くらいな大きさでトカゲみたいな妖怪ってどんなだろう。
祈が咲楽とセックスしていて、気持ち良くて泣いてる所をいつの間にやって来たその何だかわからない妖怪。
祈が痛くて泣いてるのかと思って涙を舐めてるんだけど、咲楽が痛いんじゃない気持ち良くて泣くこともあると説明してもわかってくれなくて、祈が自分で説明するとわかってくれて姿消しちゃうんだけど、それが何だか可愛いんです。
妖怪の名前は二口女さんが教えてくれました。
垢舐りって名前。検索したら可愛くなかった。
もっと可愛いの想像したよ。
すねこすりくらい可愛いのかと思ったよ。
狐の恋の話は悲しかった。(表紙の金髪の男)
外見は三俣さんがあの人は綺麗だなって言ったのを真似ただけらしいです。
三俣さんは稲荷神社の神主だけど、妖怪の気配は感じても姿は見えなくて狐と言葉で会話することが出来ない。
でも、狐は三俣さん慕っていて三俣さん亡くなった時に自分も一緒にって決めてるんだって。
ちなみに三俣さんは50歳。
どうなるかはわからないけど、人間と妖怪の恋って最後を想像すると悲しいすぎる。
祈も先にいなくなっちゃうんだよね。悲しいね。
いおかさん初の人外ものは、吸血鬼とかモフモフ系ではなくオヤジ化した日本古来の座敷童が主役。
関係ないとは知りつつ今流行りの妖○ウォ○○を思い浮かべるが、あいにく私はこのブームに縁のない環境だ…。
亡くなった祖父の住んでいた家を相続した祈(いのり)は、そこで幼い頃の初恋だった座敷童の再会を期待していた。
なのに、その座敷童・咲楽(さくら)は当時の可愛い女の子の成りを潜めてオヤジみたいな容姿に変貌していて祈はショックを受ける。
気を取り直して同居生活を始めたら、今度は幼い頃から妖怪が見える力を買われて、咲楽のサポート付きで祖父がおこなっていた妖怪退治も引き継ぐ事になる。
妖怪退治といっても、祈の立ち位置は困っている妖怪たちを助けてやりたいというもので一貫している。
全体がほのぼのしていて人情味にあふれている内容で派手な展開はなくとも、いおかさんの持ち味の変に話が逸脱せずに常に地に足ついた安定感が出ていると思う。
ただ、どうも座敷童と人外攻めってのがイメージが=(イコール)で結びつきにくいせいか、エッチシーンではエロ的な萌えを感じ辛い。
その代わりに、咲楽が家に居着いてまで祈の訪れを待っていたとか、巻末短編の狐のプラトニックなエピソードにある精神的に必要な存在とか、家族的な繋がりとかのほうが印象に残る。
そんなこんなで祈の人の良さと座敷童・咲楽の御利益にあやかろうと少しずつ家に集まってくる妖怪達。
これから家族が増えていきそうなのは多分間違いなく、咲楽にとってラブラブな蜜月は縁遠いものになるだろうな(笑)…。
妖怪の見える青年・祈と、今は亡き祖父の家で同居することになった妖怪たちの、ちょっと変わった日常のお話です。
妖怪譚としての派手さはありません。祈を含め登場人物がみな淡々としているというかオトナというか…感情の起伏が激しくないので、ドラマティックさや萌えという点では今ひとつかなー。憧れの妖怪ライフにワクワクしている祈は可愛くて癒やされました。
座敷童の咲楽(攻)はクールで頼りがいのあるイケメンおっさんという感じでカッコ良かったですが、二人が結ばれる展開がさらっとしすぎているし、祈も最後までちょっと掴みどころのないキャラクターだったので、全体的にぼんやりした印象の作品になってしまった気がします。