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nageki no tenshi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
貴族の結婚は、愛がない。
ランバードにとって、唯一味方だった、兄。
その兄を騙し死に追いやった男に復讐を誓った。
荒廃した家を建て直し、復讐相手の醜聞をひろめ。
最後に、修道院で育てられた、彼の息子を手に入れた。
ただ、彼の息子ノエルは天使だった。
その容姿だでなく、修道院の奥深くで純粋無垢のまま育った天使。
カトリックのノエルが、自分を慕っているのを知り
愛したふりで、彼を抱いた。
ランバードを信じていたノエルは、
偶然、聞いてしまった。
自分を抱いたのは、復讐のためだと・・・
ショックを受けながらも、ランバードについていくノエル。
母にも父にも愛されず、兄だけを頼りにしていたランバート。
兄の復讐のために、
結局一番ランバートに愛をくれたノエルを傷つけた。
ランバートに裏切られたノエルの切なさ、
復讐に成功したはずなのにスッキリできないランバート。
一番自分が欲しいもの、望んていたもの
それに気が付くまで
ランバートはノエルを追い詰めていく。
切ないストーリー。
うーん。
設定自体は好きなのですが、攻めのランバートが好きになれませんでした。
ノエル(受)→修道院育ちで純粋無垢。父の暴力から逃れるために母親が修道院に預ける。
ランバート(攻)→ノエルの父親に家をめちゃくちゃにされ母と兄を失う。ノエルの父に復讐するためにノエルを利用。
伯爵ランバートは純粋無垢なノエルを利用して亡き兄の復讐を果たすのですが、あまりに容赦なくて心が狭い人になっちゃっています。
復讐にとらわれるあまり周りが見えなくなっちゃっている。
修道院、貴族、健気受け。。等。
個人的に萌え要素が詰まっているはずが感情移入できませんでした(><)
一方ノエルは健気にランバートを愛します。
一回り以上年が違うのにノエルの方がランバートよりずっと大人。
ランバートが憎しみに囚われているさなかにも、罪を犯し続けた父親の心を無償の愛で癒す。