吸血鬼はあいにくの不在

kyuketsuki wa ainiku no fuzai

吸血鬼はあいにくの不在
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
7
評価数
5
平均
2.2 / 5
神率
0%
著者
愁堂れな 

作家さんの新作発表
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イラスト
雪路凹子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784199007682

あらすじ

「どんな依頼でも受けよう。報酬は君の甘美なる血だ」
警視庁の若手刑事・栗栖は、とある事件の捜査で探偵事務所を訪れる。
出迎えたのは、漆黒の長い髪に赤い唇の美しい探偵・ヴィットリオ。
なりゆきで共に軽井沢の資産家・一ツ木家に赴くことになるけれど、そこで子息たちが次々に惨殺!! 首筋には謎の噛み痕が…!
なぜか夜しか姿を見せず、魅惑的な微笑を浮かべる探偵を疑う栗栖だけど!?

表題作吸血鬼はあいにくの不在

ヴィットリオ・サルバトーレ,探偵(吸血鬼)
栗栖直道,警視庁捜査一課の新人刑事,25歳

その他の収録作品

  • ヴァンパイア、求愛する
  • あとがき

レビュー投稿数1

吸血鬼モノかと思いきや……

挿絵が雪路凹子さんで
出てくるのが美形のヴァンパイアと
彼に仕える毒舌美少年・・・
とくれば嫌でも某作品がチラついてしまうw

それでなくとも
【変人攻】×【ぼんやり受】+【受にキツい毒舌美少年】という組み合わせは
愁堂さんの『猫耳探偵』シリーズまんまで
デジャブ感が半端ないです。
持ちネタ(?)があるだけ、まだ『猫耳探偵』の攻の方がキャラが立っているような…。


あらすじとしては、
軽井沢の大富豪一族が一人ずつ不審死。
その事件を
新人刑事の栗栖(受・主人公)と
謎の探偵・ヴィットリオ(攻)、
助手のクリスティーン(クリス)が追うという話。


メインは事件の話で、
あとは栗栖とクリスの名前被りギャグとか
栗栖とクリスの他愛ない口喧嘩とか……
すみません、ヴィットリオと栗栖はいつになったら恋愛するんですか??
と思っていたら
最後の方でいきなり告白してちょろっとエッチして終わりって……エェェェェ(;´д`)

そもそも、一応主人公のはずの栗栖が
ただのリアクション要員と化していて、どういうキャラなのかイマイチ伝わってこないのも微妙でした(--;)


また、せっかくの吸血鬼モノなのに
ストーリーは愁堂作品おなじみの
2時間サスペンスドラマとあまり変わらず
目新しさがないのも残念。
いつもの探偵モノに落とし込むのではなく
もっと吸血鬼設定を生かした話を
読んでみたかったです。

雪路さんの挿絵は耽美で怪しげな雰囲気がよく出ているだけに、すみません、ちょっと勿体ないな~と思ってしまいました。

4

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