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shinjuku taikutsuotoko hitoku no renjo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
もうこのシリーズ、スピンも入れて9冊目になるんですね!
友紀のお兄さんの件が落着して、早乙女の家の問題が発生して、一応メインの人物のあらましなんかは明らかになったんですが、シリーズとしての終着点は一体どこにあるのかな?と常々思っていたわけで。
仲間がいっぱいいるわけだから、その分だけストーリーはできるわけで
その仲間が織りなすという部分で他社の「スナイパーシリーズ」とたまに混同したりしちゃうんですが(汗、、)
さて、そんな期待とも杞憂ともつかないこのシリーズ、
今回はO次郎ことヤクザの碑文谷の事情と、思いがけない京の恋心が露見いたしました!
そうですね~結構人情話になっていたかな。
その点はやる事大仰な早乙女だけに、ちょっとビックリするような仕掛けを仕込んで読者は友紀視点と同じ立場になってこのストーリー展開を見守っていきます。
碑文谷の事情とは、彼の生い立ち。
ヤクザの父親に嫌気がさして彼と父親を残して出て行った母親と、その母親が再婚先で生んだ碑文谷の弟、というのがキーになります。
いつもおチャラケている碑文谷に何故か悲哀を感じて、それを隠しているような、でも、彼は真剣で、そして思いやりがある男なんだという部分が見えました。
その決断と行動は、やりすぎ?と思わないでもないですが、
なんてったって、早乙女と友達ですからね!突飛もなくて当たり前なのかな(笑)
彼等を見てると、ケセラセラ?それとも先をきちんと見通している?
早乙女と碑文谷の真面目な会話を聞いてみたいな~
そんな碑文谷でしたが、始まりが碑文谷が刺された!?そして命を狙われている!?
という事件から始まりましたが、毒舌ツンツンの京が顔色を変えて碑文谷を心配しているのです。
そこから見えるのは、ひょっとして京は碑文谷を・・・?
奥さま達に絶大な人気を誇るキャスター春野が京にいつもちょっかいを出していたから、ひょっとして春野×京という組み合わせが可能性として…と思っていたところ、読者の自分も驚きでした!!
あ、でも京が友紀に冷たくあたるのも、碑文谷への密かな心ゆえと思えばなんとなく納得かも(笑)
碑文谷、男前だったよ♪
さて、肝心の主人公達は、早乙女へのはっきりした気持ちを前のあたりからきちんと示すようになった友紀ですから2人は恋人ではありますが、いつもの万年発情の早乙女ペースでいつでもどこでも押し倒されて~の流れではあります。
今回、大事な友人の碑文谷の件で苦悩もありそうな早乙女でしたが、それでも友紀を襲ってやっちゃうあたり、絶倫な気がしますw
あ、電話とイラストで登場ですが香港の王と友紀の兄が登場しますよ♪
一体どこに着地があるのかな?臨機応変で不思議に思うシリーズです。
今回一緒に出たラブコレはこの本編後のハワイ編です。
Lovers Winter Fair2015小冊子のため購入。
シリーズ9作目となる本書ですが、既刊未読でもそれなりに楽しく読めました☆
あらすじ:
元刑事の友紀(受け・「俺」)は、恋人の早乙女(攻め)の下で働く『便利屋 早乙女』所員。
ある日、早乙女の親友でヤクザの碑文谷が何者かに刺され、ヤクザを廃業すると言い出して…
作品の第一印象としては『和製○ーシャンズ11』(11人もいない?)。
攻めの仲間や、受けの兄とその恋人など個性豊かなキャラが続々登場し、協力し合って事件を解決していきます。
便利屋の早乙女を筆頭に、キャスターにヤクザに…と実に人材豊富な早乙女ファミリー。
受けがパッとしないところも、受けを目の敵にする毒舌美少年が登場するところも、いかにも愁堂作品らしいです。
今回は、侠気あるヤクザ・碑文谷の生い立ちと、彼が母親と弟に対して見せる優しさが一番の見どころ。
彼に協力しつつ、親子関係の修復にも手を貸す早乙女ファミリーの面々もいい味出しています。
個人的には、主人公のユキちゃんにもう少し活躍の場が欲しいところ。
碑文谷を見張ったり元刑事のツテを使ったり、それなりに仕事はしてますが、いつも肝心なところで早乙女や碑文谷にフォローされているのが残念。
元刑事でそれなりに男っぽい性格なのに立ち位置はヒロイン的なチグハグ感がありました。
早乙女とユキの二人は、最初から最後までラブラブで大安定。
仲間のことでちょっと気分が落ち込んでも、愛し合うことで互いの不安を癒やそうとする関係が良かったです。
絡みも数回あって良かったですが、喘ぎ台詞に「あっあっあーっ」はやめた方がいいんじゃないかと思いましたw
機会があれば二人の馴れ初めやスピンオフ等の既刊も読んでみたいです!
スピンも含め9作目。
2017.4の段階でこれが最終巻となってます。
全ての始まりであるユキちゃん兄の件も
細かいゴタゴタも解決してるので
これが最終巻ですよーと言われても納得かな?
今回も例によってトラブルが舞い込み
時折ツッコミどころがありつつのドタバタ劇となってます。
メインに輝いていたのはまさかの碑文谷!
他人事には手助け惜しまないくせに、自分のこととなると迷惑をかけたくない長男気質。
豪快な男気と、おちゃらけた中にある何気ない気遣いと、家族に対する優しさ。
碑文谷の魅力がたっぷり発揮されています。
守りたい者を守るためなら自分自身を厭わない姿勢が切なくもカッコ良かったです。
そんなに碑文谷に対する京くんの恋心疑惑。
疑惑から確定ラインになりましたねw
碑文谷に振り回されて泣いたり怒ったりする姿は可愛らしかったです。
ただ、京くんはキャンキャンうるさ過ぎてちょい萎え。
ユキちゃんに対して完全に意地悪い小姑で読んでて疲れる。
いくら何でも馬鹿にしすぎな発言にゲンナリでした(;´д`)
事件のメインだったのが碑文谷だったせいか
主役の早乙女×ユキちゃんの存在感が薄かった印象。
(ユキちゃん目線でお話が進んでいるのになぜだ)
碑文谷の魅力に霞んでしまったのか…?
でも2人の恋仲の繋がりが強くなり、
言葉でなくとも分かり合えるような絆が見て取れたのは良かったです♪
そして!!
少しだけでしたが王×真紀の登場が嬉しかったーー!!!
仲良く香港で暮らしてるようで一安心&萌え( ´͈ ᐜ `͈ )
一番好きなCPなのでテンション上がりましたw
この本の後日談が収録されてるラブコレ11thは必見です♪
ちょい引っかかったのはユキちゃんのセリフ。
本人には「早乙女」と呼び捨てしてるのに、
碑文谷や春野の前で「早乙女さん」「所長」と呼ぶのに違和感。
今まで所長なんて呼んでないよね…?
何でいきなり変えたんだろうか(-ω-;)ウーン?
個人的には早乙女×ユキちゃんはお腹いっぱいなので、
続刊希望を出すなら王×真紀のスピンオフ。
きちんとした形でラブラブしてるのが見たい゚+.((人д<o))゚+.
「新宿退屈男」も、これで完結なのでしょうか? (続けようと思えば続けることもできるでしょうが)
今回は、"退屈男と愉快な仲間たち"というか"早乙女ファミリー"のヤクザの組長・碑文谷さんがメインとなる家族絡みの人情モノ的なお話です。この碑文谷さん、普段はふざけてばかりいるけど、実はカリスマ性のある男という設定ですが、どうにもイマイチ「すごいヤクザ」感が漂ってこないんですよね。うーむ…。
しかし、早乙女との軽妙なやりとりなどが楽しい魅力的なキャラクターではあります。
そして主人公であるユキちゃんは、今回もいまいち頼りなく。元刑事という設定なんだから、もう少し有能で男らしいところも披露させてあげたらいいのに、といつも思います。毎回毎回組み敷かれて喘がされているだけじゃねぇ。(そしてあんなにしょっちゅう絶頂で失神ばかりしてるのも、彼の健康状態が心配になりますよ…病院行って!って感じ)
もしもこの後も続くようでしたら、他の方も書いていらっしゃいますが、王&兄ちゃんのストーリー希望です。幸せにしてやってほしいものです。