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darlin' I love you
これからも、僕と一緒にオムライス食べませんか?
キャ━━━━(゚∀゚*)━━━━!!
何これ!!
ハルのプロポーズがもうっ(*´Д`)ハァハァ
いつも変Tシャツ着てるのにスーツ着てプロポーズとか、ホントにこの子はっ!!
ってハルは28歳だっけw
來徳先生もいいキャラ過ぎてちょっと萌えるw
男運が悪い暁だけど、中鉢くんや問題はあれど來徳先生がいて良かったよなーって思う。
大好きな1冊になりました。
栗城さんの作品は、いっとき貪るように読んでおりました。
今回は攻めさんが外国人です。
栗城さんもあとがきで外国人攻めは初めてと書かれてらっしゃいましたが、確かに比較的地味な作品(褒めてます)が多いのに外国人攻めは珍しいですよねえ。
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受けは自宅で書道教室を開く、24歳の暁。
自分では地味顏だと思っている尽くし系のゲイで、派手顏美形が苦手。
攻めは28歳のアメリカ人、ハル。
暁の家がホームステイ先で、超絶・派手顏美形の持ち主。
しかし性格はいたって明るくフレンドリー。
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美形が苦手だけど、好みは美形という変わった嗜好の暁。
なのでハルに対して初対面時は少し、苦手意識がありました。
が、ハルの方はもうサクサクと暁に気持ちを寄せていて、ラブぅな感じが読みとれます。
暁も苦手苦手と言いながら、ハルの素直な感嘆の言葉や正直さに気持ちがグラグラになっていくのに時間はかかりません。
うーむ栗城さんさすがだと思ったのは、雑誌掲載で本編100ページちょっとなのにも関わらず、出会って→恋して→当て馬に煽られて→告白&えっちと、ちゃんと全部含まれているのに、あまり駆け足感をこちらに感じさせないところです。
しかも当て馬で大学准教授、40オーバーの來徳が、このページ数なのに魅力的に書かれていて、フラフラぁっと寄って行きたくなるタイプ。
來徳のスピンオフがもし出たら、予約して買っちゃうなあ。
とにかくメタメタに優しく甘々な攻めが大好きなわたしは、ハル最高!でございます。
來徳のようなちょっと胡散臭い余裕のある大人攻めも好きなので、この作品は大満足でした。
彼らの一人称が『僕』だったのもポイントが上がった原因の一つです。
たーだー、書き下ろしで暁がハルの浮気を疑うのですが、『その相手はさあ…ないよ…』な気分でした。
暁!冷静になれ!
この二人じゃあ攻×攻って感じで夢見れません(涙
書道家つながりでもう1冊(もう1冊は名倉さんの「愛の一筆書き」)
こちらの作品は、アーティストの書道家というよりもうちょっと地味な、書のお仕事で生活をしている、お習字の先生が受け。
日本家屋でお習字を教えながら地味に暮らしているゲイの暁の元に、アメリカ人の超美形白人がホームステイすることになって、、、。
地味顔コンプレックスと尽くし体質のせいで、顔だけクズ男に酷い捨てられ方ばかりしていた暁は、すっかり恋愛に臆病に、
今では、付き合いがあるのは、來徳先生とのセックス抜きのお食事くらい。
そんな暁を、ハルは「ヤマトナデシコ」と呼び、賛辞とスキンシップを惜しみません。
このお話は暁視点なので、ハルの賛辞やアプローチに素直になれない暁の悶々で、じれったくお話は進みます。
愛と感謝を惜しみなく表現するアメリカ人のハルと、自己評価が低くてなかなか恋愛に踏み出せない暁。
そんな暁をからかいながらも背中を押す來徳先生(この來徳先生が、お話を動かす重要な役割なんだけど、曲者過ぎて時にイラッとさせられたりして)。
異文化ギャップの楽しいラブコメディです。
栗城先生の作品は初めてでしたが面白かったです!
書道家のゲイ、暁のところにホームステイにきた、明るい親日家の外国人、ハルさんの温かく甘いお話。
この暁くん、美形の男にこっぴどく振られることが多いらしく、恋愛には消極的になってしまっています。そんな暁を理解してくれているのは、大学の先生、來徳。二人は時々会って、割り切った大人の関係を続けています。
そんなある日、暁の前に現れた美形の外国人ハル。暁は当然警戒心を持つのですが、このハルさん、裏表がなく純粋な超いい人! 毎回、日本語の面白Tシャツを着て、クスッとさせてくれます(笑)
暁がだんだんと、ハルに心を開いていく様子が自然で、キュンキュンしました。
私が好みだったのは、当て馬の來徳先生。こういう飄々としたキャラクターが、本気の恋をして悶々としてるようなところを、ついつい見たくなっちゃいます。でも暁にはところどころ、本気なんじゃ? と思わせるようなところがあったような…。
後半のお話は、他の方のレビューにあるように、私も引っ掛かりを覚えてしまい、あまり乗り切れませんでした。
でも二人が結ばれるまでのお話がとても良かったので、そこまでだけでも萌2とさせていただきます!
栗城先生の他の作品も読んでみようと思います。
外国人と日本人のカップルですが、よくあるハイスペックでキザな外国人ではなく、日本に興味津々の大型わんこ系なキャラでした。(ハイスペックには違いないのですが)
主人公の暁はゲイですが、尽くすタイプのザ・大和撫子な人間です。
書道教室を営む暁の屋敷にホームステイという名目でやってきたハルは超絶美形なのですが、暁は今までの経験からハルのようなタイプには恋しないようにと自分を律します。けれどもしだいに惹かれていってしまう・・・
この惹かれていく部分が無理なく自然な感じでよかったです。
暁の嗜好を知っていて、昔少しだけお付き合いしていた來徳が事態を引っ掻き回すのですが、それも王道ながら楽しめました。
この來徳さん、40過ぎの准教授ですが、事態をややこしくするのが好きだと言うキャラで脇役にしておくにはもったいない味のあるキャラでした。正直ハルより個性が強かった。
前半は2人が付き合うまでのお話、後半は付き合ってからのお話で、後半があまり自分としてはよくなくて、前半だけならもっと高く評価したかったです。
というのも、後半はハルが書道教室の女生徒に告白されたり、自分に内緒で來徳と会ってたりして暁が不安を募らせるお話なのですが、その不安感がちょっと行きすぎてる気が。
ハルに気のある女の子に嫉妬するならまだしも、元恋人(?)の來徳と今の恋人(互いに攻め同士)ってちょっと有り得ないんじゃないでしょうか。
しかもハルは未だ暁にちょっかいをかける來徳に敵対心むき出しなのに・・・
女生徒の告白にもハルは、「好きな人がいる」と断ってるのに、暁がそれを自分のことじゃない思うのもちょっと鈍いを通り越して逆に疑問です。
何故ここまでハルの愛を疑うのか?
來徳とハルが寝たのかも…て、一体ハルの愛を何だと思ってるの^^;ハルって浮気するキャラには見えないんですが。
ですが、告白のあとの「ふつつか者ですが、よろしくお願いします」というセリフに対して、「生ふつつか者?!」とテンションのあがる日本マニアのハルは面白かったです。
普段キャラが日本人であるということを意識したりはしないので、こういう奥ゆかしいとか、大和撫子だとかが可愛いなあ~て思える作品は新鮮でした。
とにかくハルが暁に甘いので、攻めが受けに対し甘々でベッタリがお好きな方にはオススメです。
タイトルからわかるように、ラブに溢れまくってるワンコな超美形外国人に惚れられて……という非常に微笑ましいお話でした。
男を見る目がなく、美形だけどゲスい男に尽くしまくっては酷い振られ方をされてきた受け。
そのせいで美形男には超警戒するようになってしまった&自己評価が低くなってしまった受けの元に、ホームステイでやってきたのは、超〜美形な外国人。
攻めが受けに一目惚れし、その後も何かとアプローチしているけれど気づかないのは鈍い受けだけという両片思いだし、とにかく攻めが惚れまくってるのが伝わってくるので、途中の攻めの浮気疑惑ですらまったく心騒がず安心して読めます。
というか、なぜ受けは攻めを信じられないんだろう?と思ったし、攻めの「結婚したい相手がいる」という言葉を又聞きしてしまった受けが、それは誰?みたいに思うんだけど、あんたに決まってるだろーが!としか思えんかったです。
そして、バブリーなプロポーズ計画を内緒で進めていたために受けから浮気を疑われる羽目になったのだけど、そのプロポーズがわぁ〜素敵〜!とは思えず、そんなのにこだわる必要はどこにあったんだか?と思ってしまった……。
それと、受けの元カレというか元セフレな來徳が思わせぶりな態度を取って攻めにヤキモチ妬かせたりと、結果的には仲介役を果たしているのだけど、少々スパイス効きすぎな気がしました。
でも、攻の変な日本語Tシャツの数々には笑ったし、受けのお手製オムライスが大〜好きで、受けのことを「マイオムライス」呼びしちゃったり、プロポーズにオムライスを持ち出すあたりが微笑ましくてかわいかったです。
読む本を電子で物色している最中に目にとまり購入しました。
読み終わってから確認したらこのお話、2014年の出版なのですね。
5年前なら暁の『ヤマトナデシコ』ぶりの方がBL界でも普通だったかもしれませんが、最近のお話は屈託なく同性同士で恋に落ちてしまうものも多いので、かえって新鮮な印象を受けました。
もうひとつ。
主人公の暁が書家、それも『書道の先生』というだけではなく、本の装丁に使う字を書いたりもしている書家なんですよ。これも「あー、なるほど。そういう仕事をしているんだ」と面白かったのと同時に『ヤマトナデシコ』のバックボーンを表すものとして面白かったです。
なんでこんなに『ヤマトナデシコ』を連呼するのかと言いますと、攻めのハロルド(ハル)が『ニッポン大好きアメリカン』だからなんです。
このハル君が、いかにも『ニッポン大好きアメリカン』でねぇ……これはかなり笑った。
ありますよね?『日本好きの幻想の所為で勘違いをしている外国人の生み出す笑い』っていうのが。
ハル君は本当に日本文化が好きらしくてとんでもない勘違いはしていないのですけれど、だからこそ彼の過大な期待が生み出す幻想がやたらリアルでとても可笑しかったんですよ。お約束の変な日本語のプリントされたTシャツも(彼らは流暢に話せても漢字が苦手みたいですよね)。
LOVEの方は、大型ワンコ(無邪気)×男運の悪い美人(儚げ)が繰り広げる王道といった感じです。
当て馬というか「私、この恋を成就させるために当て馬やらせて頂きます」と大声で宣言している様な登場人物が出て来ますが、読者に大声で喋っちゃっているので(笑)何の心配もなく読めます。
だから、2人の関係の進展を書くこと、特に悪い男とのおつきあいが続いたため恋することに消極的になっている暁の心の解ける様が丁寧に描写されていると思いました。
糖度の高いラブストーリーで、あったかい気持ちになれる1冊です。