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usagi no kuni no kyuuri
シリーズ3作目も笑わせて頂きました!
今度の式神はお察しの通りのきゅうり様、でも今までと違うのは翼ありの人でした。
前作の2作はいわゆる普通の人間でしたが、今回の受けになる九里はウサギの国と
同じ時空間の離れた島の出身なので普通の人間と違って黒い翼を持っています。
でも翼はあるけれど飛べない鳥でしたね、それにウサギの国へ来る前は亀族と
戦をしていて、敗北の末に捕まり島流しになる途中で船が難破してウサギの国へ
流されてしまう設定です。
でも今回の主役には過去に出会いがあっての再会モノでもあります。
九里の13歳の時に嫁を決める儀式で召還された人物が今回の攻めの十四郎で
でも召還された十四郎を鳥族が認める訳も無く数週間でウサギの国へ帰されたことがあり
10歳と13歳の二人は、特に十四郎は羽を持った神様に遊んでもらった記憶が
今でも残っていての再会で簡単に言えば相愛なのです。
でもあのウサギの国ですから式神と神主見習いの二人では九里にはわからない
身分違いの恋の想定があったりして十四郎が命一杯九里のえろーすに惑わされます。
本人たちのラブは身分的なすれ違いが中心になる内容で、九里は鳥族なので
今までの受けたちとはかなり違うものがあって、葱が媚薬になったり針金が興奮するほど
大好きで自分が針金で編み上げる籠に入りたいとか、前世は籠の鳥ですかと思う展開で
コミカルな展開で楽しませてくれます。
そして、髭剃りネタも今回もパワーアップしてたように思います。
うさぎさんたちの髭剃りに対する過剰な興奮が笑いと共に伝わりますね。
その後の主役たちの生活ぶりも気になるので是非とも続刊希望します。
ほのぼのしてるのに絶倫で貞操観念の低いウサギ族達のお話第3弾です。今回の受けは人間界の人ではなく鳥族の長の息子・羽根つきです。表紙の絵が巫女さんみたいで何とも可愛いです。
もう一人の式神(?)で前回色っぽかった那須のえろーすな場面の文と挿し絵も見られるのでお得です。今回のカップルは運命の人同士というか最初から両想いだったのに、ずっとすれ違いでなかなかうまくいかないのでもどかしいです。
このシリーズ特有のとっても笑えるへんてこワールドは健在で、ウサギ族に加えて今回は鳥族の変な風習も見どころです。登場人物達は大真面目で悲劇的な所が読み手にとっては喜劇になる所が面白くて、今回も楽しめました。
ウサギの国のシリーズ、もうこれ第三弾だから、ちょっとマンネリかもなあと思いながら読んだけど、いやー全然。
互いの思いを伝えないがゆえの進まない二人という、松雪さんお馴染みのパターン。
今回のキュウリが鳥族とあって、針金に目がないだとか、植わってるネギを見て動揺したり恍惚となったりがおかしかったです。
よくまあこんなこと思いつくもんだなあ(笑)
小説なのに漫画を読んだようなさくさくっぷりがまた不思議な松雪作品さんです。
ウサギ王国シリーズ、前回の式神・ナス編に続いて登場は、式神・キュウリ編。
今回のキュウリ君は、人間界から降臨じゃなくって、海から漂着した有翼族。
亀族との戦いに敗れ、捕らわれて航海中に難破し、ウサギの島に流れ着きます。
今回は異世界ではなく、海の向こうの別の島の種族のようですが、異文化故のすれ違いでお話は進みます。
このシリーズの最大の特徴は、貞操観念が薄い絶倫ウサギ族なのに、異世界から来た受けには一途になって、もうひたすら愛しまくるってところですが、今回の二人は?
九里を最初に見つけた十四郎と九里の間には、元もと縁があって、実は二人は相思相愛なのに、お互いの風習の違いを知らないばっかりに、無駄に遠回り。
鳥族の抗えない変な本能もおかしかったです。
それにしても驚いたのは、海に本当にワニがいたこと。
そして、最後の、驚愕の切断シーン。
このシリーズ、もう、これで打ち止めなのかなぁ?
それとも、
一体どこまで行くんでしょうね。
お次はキュウリ!って思った皆さん。
はい、やってきました九里(キュウリ)さん。
今度は羽が生えています。
『ウサギの王国』『ウサギの国のナス』と続いて3作目。
今回ウサギの国に現れしは、普通の人間ではなく
背中に翼が生えている鳥族の九里くん。
元の世界では、一族の長として仲間を率いて戦っていたのだけれど
戦い破れて島流しになる途中で難破し、何故か気がついたらこちらに……
助けたのは昔神隠しにあって2週間程鳥族の国に行っていた十四郎。
お互い忘れがたかったところに、まさかの再会。
十四郎は、そのままお世話係になったものの
おもてなし役以外は、式神(と九里は思われる訳で)に触れるなど叶う訳もなく……
文化のギャップもあったりするし、色々なすれ違いがあってドタバタの上、
最後はメデタシメデタシという話なのだが、
前2巻のような面白さはなかったなぁ……。
町の人々がカミソリに欲情してバッタバタとか、
鴨がネギ背負って……の下りとかは、笑えるんだけれど。
世界観の斬新さではもう惹き付けられないし、
ということで鳥族という新しいしかけなんだろうけれど、
生かしきれていなかった感じ。
九里の性格は嫌いじゃないけど、サクサク読了でした。
それにしてもこのシリーズ、なんで毎回絵師さんが違うんでしょ?
主人公の受けがウサミミ族の国に迷い込んでしまうシリーズ三作目。
たぶん、いきなり本作を読むと意味不明な所もあるので、一作目と二作目は読んでおいた方が絶対に楽しめます。
あらすじは詳しく書かれている方がいらっしゃるので、割愛して感想のみで。
前二冊との大きな差。
それは、ツッコミ役の不在。
今までの作品は、現代日本からウサギの国にまぎれこんでしまった受けが、トンデモ常識を持ち、かつ思いこみの激しいウサミミさんたちに対してツッコミ役になって笑いをうんでました。
今回は、その頼みの受けからして鳥族で、ウサミミ族ほどではないにせよ我々とは少し価値観や常識がズレています。
ズレてる×ズレてるっていう組み合わせもなかなか新鮮でしたが…先ほど言ったように、前作を知らない方には向かない展開です。
今までは受けがコミカルにツッコミいれてるのを呑気に読んでいれば良かったわけですが、今回は時には読者がツッコまなくてはいけないので気が抜けません(笑)
かもネギとか、舌切り雀とか、小ネタは楽しいですが、ひげ剃りネタとかはもう新鮮味がないので、今までほどの斬新さとかはないです。
すっかりできあがったウサミミの国の世界観を楽しむってかんじでした。
あと、受け、攻め交互の視点で語られているのでわかりやすい。
っていうか、最初から両想いじゃん!ってことが読者には丸わかりです。
攻めは10才の頃、受けの国の魔術師に召還されたことがあり、その時から二人は惹かれあっていて、久々にウサミミの国で再会するのです。
すれ違いもありますが、読者は二人の気持ちはわかっているので、あまりジレジレせずに見守れました。
今回、ちょっと評価が控えめなのは(2作目は萌萌、一作目は、レビューしてないですけど、神か萌萌かな)、受けの九里の性格がイマイチつかめず、でも文章や展開は上手いのでするするする~っと読んでしまい、気づけば2人はくっついていましたみたいな感じだったんです。
九里は、たぶん不器用なツンデレみたいな子なんですが、なにせ背負ってる過去が複雑すぎ。のわりに、異様にその設定を本人もあまり気にしていないようで、そこが違和感でした。
親兄弟はじめ、将来自分が族長になるはずの一族
が戦で死に絶えて自分だけ生き残ったら、もっとトラウマとかになっちゃいそう。
あんまり気にせず攻めのことで頭がいっぱいっていうのはちょっとモヤモヤします。
ってかその設定必要だったの?ってかんじです。
九里が普通にいい子だけに残念。
なので最後の切断シーンも、感情移入ゼロで読んじゃいました。
というわけで、今回の主人公カップルは私的にはツボじゃなかったわけですが、今までのキャラたちがその穴を埋めてくれたので読んで良かったとは思ってます。
今回は王弟カップルが結構活躍していましたね。
王カップルは、相変わらずラブラブ?というか王の独占欲強いエピソードはあるものの、二人そろっての直接的ラブラブシーンはありませんでした。
私的、今作のハイライトは、王が独占欲のあまり、莵神や式神の世話係たちに貞操帯の着用を義務づけたことwww
いや、これはもう莵神こと稲葉さんは着用済みなんでしょうね……と、確信します!www
次があるなら、王カップルや王弟カップルががっつり出てくる短編集とかがいいな♪
松雪さんのトンチキで笑わせて欲しい!と思いこの作品を読んでみたのですが。
そうだった〜!このシリーズはすれ違いが長いんだった〜。
エロースや貞操の解釈違いと式神のもてなしで二人が切ないですね。
読んだ覚えがないのに評価がしてあって、初めの方はなんとなく覚えがあるんですが。
二人がうかつに気持ちを伝えたり触れ合えない関係なのがもどかしい。
十四朗は掟を守らなければ九里のそばにはいられない。それが九里を傷つけ本人も苦しんで。
面白くて楽しくて甘くて、でもハラハラして読み終わった後に達成感を感じられる本が読みたい…。すれ違いはほどほどで。
丸ごと一冊、ひとつのストーリー。
主人公の2人は、1作目の2人とも2作目の2人とも違います。
1作目と同じ「ウサギの国」でのお話ですが、
ウサギの国に迷い込むのは、康英くん・那須くんとは別の場所から九里くんがやってきます。
もちろん、1作目&2作目のの主人公達も出てきます。
同じ国の話ですが、1作目・2作目とはちょっと違う印象を受けました。
十四郎と九里の擦れ違い、読んでる側としては2人の気持ちが
既に解っていますからとってもイライラしましたw
少しの擦れ違いくらいならストーリーとして楽しめたと思うんですけど
ちょっとその擦れ違いが繰り返され過ぎた・・・という印象。
それも、九里が先輩康英くんと那須くんの話を聞かなかったから。
それも解っているので、「聞いときゃこんな事にならんのに!」と
読みながら思う始末w
決して面白くないというわけでは無いです。むしろ面白かった。
ですが、前の2作がこれ以上に、とってもとっても面白かったので、
ちょっぴり残念な気分で読み終わりました・・。