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ijimekko no renai senryaku
神香さんを読んでて初めての日本が舞台のお話でした。
イラストがみずかねりょうさん!
アメリカで幼なじみだった兄スペンサーと弟ウォーレン兄弟と純。
純はスペンサーに憧れるものの彼は女子にモテモテで朝帰りとか平気で。
初恋のきっかけのエピソードが鍵となります。
ちなみにウォーレンは純に惚れてるのに意地悪したりからかったりで嫌われ、最後っ屁?に純に無理矢理ベロチューして喧嘩別れ。
そして9年後。純は日本で老舗ホテルのフロントに着いて半年。ここへウォーレンが客としてやってきて…。
うーん、可哀想に。9年ぶりで純はスペンサーだと思い込んで…。
スペンサーのフリをしたウォーレンは紳士で甘くて、でもたまになんだかウォーレンっぽいなって言動もあり…。
純は口説かれ恋人になるも成り代わりに気がつき…。
言いたいこと遠慮なく言い合えて、ハンサムで優秀で一途でウォーレンの方がいいじゃない!
チョロかった純はウォーレンには睨みあげて反抗するも、ウォーレンの仕事ぶりや自分を好きだったことに気持ちが傾いて。
そして鍵となるエピソードの真相がわかり、なんだ!俺の初恋はウォーレンだったんだ!となり。
ウォーレンは俺様強引意地悪だけど、一途でネガティブで女々しくて。あれれ?本当はそんなキャラだったの?
でもそれもひっくるめて好きって純に言ってもらえて。
好きだから意地悪な攻め、女々しい攻めが好みな方はたまらないお話かもしれません。
溺愛ですが女々しいのはなんだかな。まあ幼なじみだし対等な関係ですね。
ついつい紳士攻めを読み慣れてしまって…。
もう少し攻め様視点のぎゃふん振りも読みたかった、と思ったり。
案外ヘタレな攻め様の内心を想像してはにまにまなお話でした。
受け様は、ホテルマンの純。
攻め様は、純の幼なじみのウォーレン。
好きだったのに、ちょっかいを出して苛めてはケンカして、純からは嫌われていた自覚ありのウォーレン。
大人になり、忘れられない初恋の人である純を、今度こそ手に入れるため再会をはたすのですけど。
ホテルのフロントで声をかけたら、嬉しそうに兄のスペンサーの名を呼ばれちゃう。
こちら、最初と最後辺りにちょっと攻め様視点があって、途中はずっと受け様視点で進むのです。
この、最初にスペンサーと間違えたシーンも純視点なのですけど、ウォーレンはさぞショックだったろうねぇ、と想像してはにやにや(* ̄∇ ̄*)
純は、初恋の人だったスペンサーだと信じて、今目の前で好意と情熱を傾けてくれるウォーレンを好きになっていく。
スペンサーのふりをしたままで、好きだと告げて、恋人になったらどうするつもりだっんだ!?ウォーレンは(^_^;)
実はウォーレンだったとバレた後も、今度は職場の上司として顔を会わせざるを得ない純。
セクシャルな接触にカラダが熱くなる純に対するウォーレンの言動に、受け様をなぶるようなあり方が好きじゃない私は、グーパンものでしたよΣ( ̄皿 ̄;;
その後純に退職届を出されて、ザマァみやがれ、と心の底からせせら笑いました。
でも、そんな展開、大好きですからね( ☆∀☆)
ウォーレンってば、俺様かと思いきや、肝心なところでヘタレだったのか。
なんだ、純の方が肝が座ったらかっこいいじゃないか。
男らしいおおらかな純に受け入れてもらってよかったねぇ、ウォーレン。
イラストは、みずかねりょう先生。
表紙から美しいです(´∇`)
全てのイラストが男の色気を湛えていて素敵でした。
幼なじみ(いじめっこ×いじめられっこ)の再会ものです。
好きなのに素直になれずについ意地悪をしていた10代の自分を後悔し、立派な大人になり純の前に現れ告白したウォーレン。
ところが純は優しかった兄の方だと勘違いし……
勘違いの身代わり系なのかと思いきや、結構あっさりバレます。
告白してきた男が初恋の人・スペンサーではなく、あのイジメっ子のウォーレンだったと知る受け。
いじめといっても陰湿だったり酷いものではなく、好きだからちょっかい出しちゃうというやつです。
それに何かと一緒に過ごしていて、馬に乗って遠乗りしたり、ベルの鳴らし方で合図を決めて二人だけにわかるやり取りをしていたり……とか、何この子たち……喧嘩しつつもめちゃくちゃ仲良しさんだったんじゃないの…と微笑ましいエピソードがちらちら登場するのが良かった。
純はやられっぱなしではなく、結構強気で言い返すキャラで、彼が次第に主導権を握っていくところもまた楽し。
それに対してウォーレンは傲慢な俺様攻めだけど、次第にヘタレていくところもまた可愛い。
俺様攻めなのに、心底惚れてる相手にはどうしても頭があがらない……みたいなのが好きなので、この主導権の逆転みたいなのには萌えるし、ガキンチョだった己を反省して、純をゲットするべくどこに出ても恥ずかしくない立派な男になるまで努力したウォーレン、あっぱれです。
最後か駆け足ぎみで、もうちょっと読みたい!と思ったところで終わってしまったのが残念だけど、さらりと読めて楽しかったです。
読み終えてみれば、俺様な攻めが受けを落とそうと必死にあがき、受けは色々誤解しつつも最後には誤解が解けてハッピーに、という超王道展開でした。
昔ホームステイ先で憧れていた兄弟の兄の方。その兄にそっくりな弟が、仕事先のホテルにやってきます。それを兄の方だと勘違いした受けの純は、誘われるままつきあう形に。
やがて弟の方だと分かるのですが、その後は、純が兄の方を好きだと思っている弟、ウォーレンの思い込みすれ違い系の展開になります。
純はお仕事ができるウォーレンの方に段々惹かれて行き、さらに過去の憧れも実は勘違いだった、というオチがつきます。
俺様設定なウォーレンが意外にヘタレで、後半尻尾をたれたワンコのようになっていくのがいっそ面白かったです。
全体に軽く、王道好きな方にははまりそう。
主役の二人は、子供の頃好きだった子をいじめて嫌われた青年と
子供の頃隣家のいじめっこが大嫌いでその兄が初恋のホテルマンです。
ルビーっぽい王道なお話でした。
いじめっ子が実は好きでついイジワルしてしまったことを後悔して、大人になって真面目に告白したら優しかった兄と勘違いされて受け入れてもらえたというもの。
かわいそうだけれど自業自得でですよね。
だけど子供の頃に優しくされたエピソードや落馬した時助けて励ましてくれた記憶がずっと兄の方だと思いそれが恋を自覚したきっかけだったのに、実はいじめっこの弟の方だったことを知り…というかわいいストーリーでした。
姿も声も似ているし結局どっちでもよかったような気がします。
先に再会してしまったのが弟の方だったということで。
逆に兄の方に先に会っていたらどうなったでしょうね。
思い出の初恋の王子様が弟の方だったと知っても弟の方の方を好きになることはないだろうと思いますよ、と言ってしまっては身もふたもありませんがウォーレンにしてみれば早く会えてよかったねって感じです。
好きになる過程もあまり唐突でどこが?と疑問に思うくらいでした。
個人的にはあまり萌える話でもなかったんですが、みずかねさんの素敵な絵には萌えました。なので+1ポイントで萌です。
よくある話ってわけでも、かといって王道を大きく外れているわけでもなく、読みやすくて楽しめました!
強引だけど二枚目な外国人×真面目な日本人という組み合わせが好きな方には楽しめるのではと思います。
私は外国×日本人カプが大好きなので、組み合わせは楽しかったです。
冒頭は攻めであるウォーレン視点で、残りはずっと主人公の純視点です。
攻めと受けの交互視点というのはあまり好きではないけど、この本に関していえばこれは最後まで交互視点でもよかったんじゃないかなあと思いました。
ウォーレンは子供のころ、アメリカで近所に住んでいた日本人の純が好きで、でもいじめまくって嫌われたまま、純が日本に引っ越して別れ別れに。そのまま時が過ぎ、大人になったウォーレンは今度こそ純をものにしたいと、仕事で日本に来る傍ら純の勤めるホテルに姿を現します。
一方純はウォーレンの兄、スペンサーが初恋でいまだに思い出してはあれほど好きになれた人はいないと感傷にひたる日々。
突然表れたウォーレンの姿を見てスペンサーと間違えます。
ウォーレンは否定しないまま、スペンサーとして純を口説いていい関係に…
こういうのは正体がばれたとたんに破綻してしまう関係なので、ドロドロした修羅場を迎えたら嫌だと心配していたのですが、意外と正体がばれるのが早く、しかも開き直るウォーレン・・・。
前半はスペンサーと思いこんでの擬似的な恋愛、後半はウォーレンと知ってから改めてウォーレンを意識しての恋愛が始まります。
物足りなく感じたのは、後半がわりとさらさらよめる展開に感じたこと。この、初恋の兄と偽るという設定がおもしろかったので、もう少し一手間かけたお話でもよかったのに、と思いました。特にラストの、本物のスペンサーが表れてからの展開は予想できる内容で物足りなかった。
お仕事中の健気で真面目な純とはうって変わって、ウォーレンを相手にしている時の純は口が悪くて威勢がいいです。
いじめっこといっても、好きなこについ意地悪しちゃうという幼さ故のいじめっこで、ホントに意地悪というわけではなく、純もおとなしくいじめられているというタイプでもないので、そこまで酷いことをされるような描写はありません。
大人になったウォーレンは我慢強くて純を大事にしているのが伝わってきます。むしろ、子供のころからすっかり嫌われもののウォーレンがなんだか不敏で、違うんだよ、好きだからいじめてるんだよ!と純に対して弁護してやりたくなります・・・。
純はずっと嫌われてるからいじめてくるんだと思っていたようですが、そのあたりももどかしい。
まあ全部ウォーレンがまいたタネでなのですが。
作者さまが、いつもは受けが不敏だから、もう少しで幸せにするからね!と思いながら書くところを、今回はウォーレンにもう少しで幸せにするからね!って思いながら書いたというコメントは納得いきました。
なので余計に、ウォーレンの視点が最初だけでなく、間も読みたかったなあと思います。
神香先生の萌えツボは確実におさえてます。
お決まりばっかり期待して~なんて思われるかもしれませんが、神香先生の本で神香ツボがないと寂しいと思ってしまうのですよ…
だけどばっちりOKです。パンツもビキニです!(重要)
ホテルマンの純(受)は子どもの頃、アメリカに住んでいました。
その時仲のよかった優しいスペンサー(兄)と意地悪なウォーレン(弟・攻)
いろいろな誤解が積み重なって、純はスペンサーのことが忘れられない人になってしまいました。
(今書いてて思い出しましたが、『英国紳士の意地悪な愛情』と三人の属性が似てますね)
冒頭からウォーレンの正体が丸分かりなので、純と一緒にドキドキしたり出来なかったことは少し残念…
ですが、純目線でウォーレンが我慢してる様子や頑張ってる様子を見るのは楽しい。
ウォーレンはちょっと陰気なところがあるんだけど策士です。
後ろ向きでヘタレだけど実行力のある策士w
嘘ついてまで純に迫ってたというのに、スペンサー本人が現れると動揺していきなりヘタレになるのが…もう…可愛いのですよ。
純は純で流されまくってるので、この二人、なんだか妙な感じです。
押せ押せなヘタレ攻め、意地っ張り受けがお好きなかたにオススメです。
オレ様で過去に好きなくせに受けである純を苛めて嫌われた失敗をやり直して
今度こそ純を手に入れようとする幼馴染のイケメンオレ様ウォーレンが見せる
後半のネガティブヘタレ感が好きでした。
海外で暮らしていた純は両親と共に日本へ帰国し10年弱、ホテルのフロントで
働いているのですが、そこへやって来るのが初恋の相手でもあるスペンサー。
でも本当は純をいじめていたウォーレンなのですが、
今度こそ失敗しないようにする予定が初っ端からスペンサーに間違われ
訂正しないまま、スタンレーに間違われたままで純を口説き始めるのです。
純は過去に落馬したことがあり、その時に自分の手を握り励ましてくれていた
スタンレーに恋心を始めて抱き、初恋となっているのです。
そこへ忘れられない初恋の相手から口説かれれば恋になって甘やかな雰囲気に。
それが実は嫌いなウォーレンだったと知り、今までの可愛い感じが吹っ飛んで
かなりウォーレンに辛辣遠慮のなさで拒絶します。
もっともウォーレンは諦める気は全然ないので、ウォーレンとして再びアタック。
純も仕事面では尊敬できるウォーレンに少しづつ気持ちが傾いていくが
そこへ本物のスタンレーが現れたことでオレ様で自信に満ち満ちたウォーレンが
拗ねたワンコみたいになってしまい、逆に純の方が過去の初恋相手が実はウォーレンだと
その誤りに気がついたことでウォーレンへの気持ちが固まりますが、
ウォーレンは純がスタンレーのことが今でも好きだと思っているので
どっぷり落ち込むのですがその姿が可愛そうだけど可愛いのです。
こんな風に俺様で自信家が好きな相手の言葉一つで浮き沈みする感じが
恋愛の醍醐味みたいに思えて楽しかったです。