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oni no ou to chigire
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
高評価の書評が凄く多いので、興味を持って購読。
(´;ω;`) でも、出だし前半は鬼使いの鴇守が弱すぎて、ちっとも面白くない。どうして高評価をえているのか不思議なくらい面白くなかった。
面白くなるのは、退魔師と出会ってからの後半。面白くなるまで、じっと我慢して読み続ける必要があります。
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最強の鬼・夜刀は、鬼使いの鴇守が生まれてすぐに見つけて、赤ん坊の鴇守に一目ぼれ。
怖がる鴇守が怯えない大きさになり、無能を偽装して可愛らしい鴇守にまとわりつく。
正式に契約を交わして、鴇守とペアになった夜刀。
本当は巨大な鬼なのに、その後も40センチの大きさを維持して、腕に昔流行っただっこちゃん人形のようにいつもへばりついている。
小さい夜刀は、命令を受けて作業完了すると、ご褒美として、鴇守を舐めまわす。
鴇守は、臆病で「最弱の鬼使い」とバカにされるので、怒る夜刀は、鴇守に内緒でコッソリ仕返し。
ある日、当主に夜刀が実は最強の鬼であることがバレて、鴇守に後継者になれと命が降りる・・なんとか当主を辞退したい鴇守は悩む。・・
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2014年刊。
う~ん、当然ながらこの一冊目だけではこの物語がどう特化していくか見当が付かないと思う。
バトルファンタジーとはちょっと違うな、誰と闘うってのが明確じゃない。
まぁバトルものにしろオカルトものにしろ、この手の物語上でコンビを組める間柄って大好きな設定のはずなのに、どうも萌え心に火が付かない感がある。
矢背家は平安時代より鬼を使役できる契約を結べる能力を持つ一族で、今は限られた者しか鬼使いとして生まれてこない。
そんな羨望の能力を持って生まれた鴇守(ときもり)だが、本人は周囲に見える鬼達が怖くて仕方がない。
鴇守と5歳で出逢って8歳で契約を結び、15歳で共に仕事をするようになった使役鬼の夜刀(やと)は一見やんちゃな10センチ程の小鬼だが、それは鴇守の側に居たいが為の見せかけで、本当は最強クラスの鬼だった。
使役鬼には嫉妬心が強いという特徴があって、契約を結んだ鬼使いとは絶対的な関係を持っている。
BL攻めの溺愛と嫉妬心って結構紙一重なものがあったりするが、今のところ夜刀が見せる生来の嫉妬心はワンコっぽさを強く感じる。
それも鴇守が赤ん坊の頃から夜刀がずっと側に張り付いていた程の筋金入りだ。
鴇守が意識せずとも数多の鬼を惹き付ける能力は、矢背家の始祖・秀守の血を色濃く引き継ぐ先祖返り的なものかどうかはまだ謎となっている。
う~ん、これからの展開で鴇守が個人的好みの受けキャラに填まればいい、とは思っていたのだけれどね…
1巻のみを読んだ時点では。
彼がどう"化ける"かは次巻以降にてどうぞ。
人外が攻めだと、大抵ドSだったり理不尽だったり、こっちの心情を全く斟酌してくれずにマウントしてくる傾向があると思うのですが。
本作の攻めは鬼なのに、大変いい子で可愛い。
もちろん、多少暴走して受けの言うことを聞かないこともありますが、でも嫌われないように努力するあたり、とても健気だなと思いました。
番外編として収められている、「鬼と愛とオムレツと」でオムレツに描かれたハートに喜ぶ攻めが出てきますが、ハートを崩さないように食べようとするなど、めちゃくちゃ可愛いな!と思いました。
健気で一途な鬼攻め。レアな気がします。
話の内容も、ストーリー展開もおもしろかったのですが、萌えられるのか萌えられないのかよくわからなかったのは、攻めの鬼らしい外見(ファッション)。
裸に虎パンは、ちょっと個人的に反応に困った……(ラスト近く、黒いシャツに黒いジーンズという黒ずくめの服装になってくれてほっとした)。
でもあとがきで高尾先生が「鬼なんだから虎パンは外せない」と書いておられたのを見て、そういうものかと一応納得。
先生のこだわりなんですね。
あとがきといえば、「鬼なんだから虎パンは外せない」のくだりの一文に大変感銘を受けました。
「鬼なんだから虎パンは外せない、人外生物なんだから執着愛は外せない、変態でない攻めなんて攻めの資格がない、受けを愛しているならセクハラするべき、デリカシーは長い旅に出ている、ヘタレ、という私の心の棚にある萌え要素を足していったら、こんなことになりました。」
どれも大変重要な萌え要素だと思います。
前から気になっていた作品でやっと読むことができました。
面白かったです!
鬼を使役することができる家に生まれた鴇守(ときもり)は、赤ん坊のころから自分を守ってくれる、小さな鬼の夜刀(やと)と契約している。体長40cmの小さな鬼が使役だと、周りの鬼使いからも馬鹿にされるが、大きな鬼が苦手な鴇守は、今の生活に満足していた。でも実は、夜刀は本当は巨大な最強の鬼で、鴇守が大好き。あーんなことやこんなことをしたくてたまらないのだった…。
小さな鬼がずっとそばにいて、守ってくれる!というのは可愛いですね。
鴇守が家の存続しか頭にない両親や一族に冷たくされ、学校ではいじめられ…と
かなりシリアスに陥りがちな展開でも、夜刀の清々しい愛と破天荒さがぶったぎってくれます。
コメディとシリアス、萌えとアクションシーンのバランスがちょうどいい感じで、読み物としてすごく好きです。
ただけっこうバトルの描写が激しい部分があるので、妖怪とか、鬼の戦いとかに興味がないタイプの方は楽しめないかもしれません。むしろそういう妖怪大戦争系が好きな方は、バッチ来いな気がします。
エッチシーンも鬼の力ですごく気持ちよさそうなのが、痛い系苦手な自分にとっては嬉しかったです。
石田要先生のイラストも押さえるところはしっかりとおさえてくれ、
とくに夜刀が人間に化けたときのかっこよさは鼻血ものです。
続巻も読んでみようと思わせる、面白い小説でした。
あらすじに惹かれて読んだのですが
期待が高まりすぎたのか、なんだか不完全燃焼でした。
夜刀はもっと見せ場というか強烈な印象を与えられたのではないか
とも思ってしまうのですが、趣味嗜好の問題でしょうね。
可愛い執着攻と、臆病バンビ受という印象でした。
鬼を使役するという立場上、受の方が強気ではありますが、肝心なところではしっかりと攻が受を守るという構図がバランスよかったと思います。
王道展開なので、設定以外はこれといって目新しさはありません。
ですが、攻の性格がとても健気で一途で、執着というよりは、ご主人様に構って欲しくて仕方がない犬という感じです。
若干のおっさんくささと、変態ちっくなストーカーっぷりが際立ってますが、その辺りはご愛嬌。
逆に受の性格が女々しすぎてイライラしてしまったので、攻の設定が面白いだけに残念な気がします。後半、攻の血を取り入れたことにより、少し攻撃的な性格も垣間見えますが、全体通して弱気、泣き虫、臆病バンビです。
鬼を問答無用で惹きつけるフェロモンがあるそうですが、人間目線から見るとあまり魅力を感じません。
わかりやすいストーリーなので、ファンタジー設定ではありますが、非常に読みやすく楽しめました。
欲を言えば、もう少し鬼使いという設定を活かした話が読めたら良かったなと思います。
一族も沢山登場してますが上澄みすくっただけだったので、もっと物語の展開が広がると思ってた分、肩すかし食らいました。
個人的には退魔師の星合の方が気になったので、こちらでスピンオフを読んでみたい。
ずっと読もう読もうと思いつつ読んでなかったこのお話。
夜刀の一途に鴇守を思う姿にキュンキュンしました。鴇守も途中までぐずぐず言ってましたが、腹を決めたあとは正面から問題に向き合おうとする姿に成長を感じます。
ただ、割りと大事な決断であろう最後の部分がさらっと終わってしまったのが気になりました。もしかしたら続編があるのかな?とか思ったりしてますが、今のとこそれも無さそうなんで…
今後の彼らの行く末が気になりますね~。
高尾さんは「お侍、拾いました」と「二十六年目の恋人」しか読んだことがないのですが、どちらもすごく面白かったので、これも表紙を見て絶対好みだなと、どっからくる自信かわからんけども、当たりでした。夜刀が鬼なんだけど、どこまでもワンコです。チビ夜刀に萌を見いだせなかったので、このまま終わったらどうしようとやきもきしましたが、ちゃんと本来の姿になってくれてよかった。高尾さんは人外物がお得意なようですが、他の作品も読んでみたくなっています。
鬼が出てくるファンタジーが好きで、いろいろ読んでいます。その中でもこの本は今のところ一番好きで、何度も読み返しています。
もう鬼の夜刀の好き好き攻撃(攻撃と表現しちゃうくらい、パワー溢れてます)が、いじらしくて可愛くてたまりません。力の強い鬼なのに鴇守には頭が上がらなかったり、お風呂上りの鴇守の全裸をタオルを渡すのを口実にチラ見するのを楽しみに大慌てで帰ったり…。何せ、鴇守が生後数日の頃から好きなので、好きな年期が半端ないのです。
大好きな鴇守の為なら何でもできる夜刀なのですが、鴇守と離れることだけはできません。そのため「捨てるとか別れるとか、お前が命令しても絶対に駄目だ」と必死で懇願する姿に鴇守と一緒にキュンとなりました。ちび夜刀は可愛いし、190cmの夜刀は一途でカッコイイしで、何度もキュンキュンしました。最後も満足なハッピーエンドで、迷うことなく私の中の神作品です。
ちるちるさんにて評価が高めだったので手に取らせていただきました!
私の萌えどころはやはり、レビューにて皆さんが言われているように
攻め様である鬼にありました!
作品全体としても、攻め様である鬼が受け様に対して一生懸命なところや
大好きな気持ちがあぶれんばかりのシーンを
楽しむような作品でした(*´∀`*)
受け様に対して攻め様が、自分のことを見ていて欲しいと
懇願するシーンはすごい萌えましたし
なにより表紙めくってのカラー画2枚!
この作品を物語るもので微笑ましいです
萌え1つなのは、受け様が私的に萌えがちょいずれていたところからです