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dekia ouji no sweet dinner
2014年刊。
架空の12国からなる世界でのお話。
鎖国を解いたばかりのヤマト国の第二王子・ソウシ(当時6歳)は、親切にしてもらった大国ルーナ・ノワ王国の第一王子・ユーリアンに一目惚れしたものの、間違えて告白した後から王女と勘違いしていた事が判明。
これが子供のたわ言と捉えてもらえずに後のソウシの運命となるのだった。
12年後。
病弱な兄に代わって12国の世継ぎの王子しか入学できないとされるブルジュオン学院への入寮を許可されたソウシは、そこでユーリアンと再会する。
ユーリアンの世話焼きは溺愛以上に腹黒さが滲み出ていたのだが、肝心のソウシがおぼこすぎて世間知らずな為、彼の行為を親切心と疑う事がない。
もうユーリアンのやりたい放題だ(笑)
まぁずっと鎖国状態にあり性文化の慎ましい?ヤマト国で育ったとなると無理もないのか?
とはいえ、ユーリアンに丸め込まれ過ぎている様子には少し苛ついた。
実はソウシは武道を嗜んでいて己の身を守れる程度の腕っぷしの持ち主なのに、彼自身の見せ場が女装のドレス姿でのエッチシーンってのもねぇ…
それにしても、生徒である王子さま達が皆同世代?ってのもスゴい環境だね。
ユーリアンとソウシ以外にも、他の王子さまカップルの話も読みたかった。
確実に2カップルは出来上がっているぞ。
総ホモも嵌れば楽しい(笑)
面白そうな設定なのに、これがルビー文庫内でシリーズ化とならなかったのは、キラキラ度とエッチシーンのバランスが合わなかったからだろうか?と下手な分析で勘ぐってしまう。
やけに作中のエッチシーンに力が入っているなぁと…
それも長くて生々しい描写でねっとりしていたから、エロが苦手な人は少し厳しいかも知れない。
自分はちゃっかり楽しめたけれどさ。
これは良き腹黒王子さま攻めだな、って好感触があった。
しかし、『ジェム・ジュエル』という各王子が所有する象徴の宝石を奪う事で主従関係を築くシステムがあるのに、その設定が活かされる事なく終わったのは何とも勿体なかった。
架空の国を舞台にした一種のファンタジーテイストの作品で
世界が12のに国で出来ていて受けになるソウシは最近まで鎖国をしていやヤマト国。
攻めになるのが12の国でもっとも力がある大国で太古より妖精やユニコーンや
魔女が住むと言われている神秘の国の第一王子のユーリアン。
鎖国を解いたばかりのヤマト国が最初に国交を始めたルーナ・ノワ国の第一王女に
ヤマトの第二王子のソウシは6歳にして一目惚れの初恋をするのです。
いつも外遊に行くたびに王女自らソウシを出迎え歓迎してくれる。
その天使のような可愛さに、大国の王女様だと知りながらも告白し、
王女様にも応えてもらうが、なんと王女様だと思った相手は第一王子で、
ルーナ・ノワでは同性婚も認められているので、ソウシがユーリアンの嫁になることに
幼くして勘違いで運命を決めてしまった哀れなヤマト国のソウジが腹黒王子に溺愛され、
無事に?花嫁になる甘くてコミカルなストーリーでした。
それでもユーリアンの国では18歳になるまで結婚できないので婚約状態。
両国の王も認めた婚約者同士なのですが、1年前にソウシには何も告げずに
ユーリアンが12カ国の第一王子だけが入る学校へ黙って入学したことで、
ソウシは婚約は子供の頃の話だったのかと安心とも落胆とも言えない感情がおこる。
しかし、その1年後本来ならソウジの兄が入る学校へ兄が病に臥せっていることで
第二王子のソウシが入学しそこでユーリアンと再会し、昔と変わらぬくらいに
甲斐甲斐しく世話を焼かれるソウシなのです。
ソウシはユーリアンを優しくて綺麗で大国にふさわしい王子だと思っているのですが、
実はかなりの策士で腹黒なんです、恋愛にウブでユーリアンを信頼しているソウシには
わからないうちに立ち消えになったと思っていた結婚が着々と進行中で
貞操に危機になっていることにも気がつかず過剰なスキンシップを仕掛けられ
徐々に身も心もユーリアンのものにされると言う話でした。
6歳の勘違いで大変な王子に見初められた幸せな花嫁の話かも。
異世界設定ですが、読んでたら雰囲気が理解しやすくて設定は面白いです
受け様は日本的な設定の国の第2王子で、きまじめちゃんで
チビっこといわれ気にしています
攻め様はキラッキラの王子様ですが、悪魔のような所行の王子様ですw
受け様は、まあ攻め様の事は好きなのですがきまじめな性格が災いしています
そして攻め様から、ほだされまくって最後にはあれよあれよとw
攻め様はキラッキラ王子ということですが、優しいんだか怖いんだかw
いたしているときには「鬼畜だ!」といわんばかりでしたが
最初の出だしで、バラが舞い散るような設定かな?と思うぐらい乙女な感じでしたが
中身をあけたら・・・面白いです
もっと変態な感じでも面白かったかなと思いますw
次回作は新婚生活編とかあれば面白いかなw
そして 妖精の犬がすごい気になる最後でした・・・犬!
海外セレブのシンデレラストーリーかと思ったら異世界ファンタジーでした。
あまりファンタジーファンタジーしてはいませんが、妖精なども普通にいて、同性婚も出来る、という幸せな感じの世界観です。
ただ、設定がものすごくラノベ感があり、それは活かせばとても楽しくなりそうな設定なのですが、この短いページ数の中に詰め込みすぎている感じがしてもったいなかったです。
主人公のソウシは小国の王子ですが、世界で一番経済力のある国の王子、ユーリアンと婚約しています。
最初から2人はラブラブ、結ばれることになっているので恋愛に対する葛藤や恋人になるまでの悶々などは一切ありません。逆に言えばこれ以上安心感を持ってよめる話も珍しいかも。
そして、舞台は学校です。
登場するのは12人の王子達で、それぞれカラーの違う宝石を持っており、デュエルでそれを奪った者は奪われたものを服従させられる、という学園内のルールがあります。
この設定がわりとティーン向けっぽいなあと思ったのですが、読んでいてイマイチ重要な設定なのか何なのか微妙なところでした^^;
ソウシの宝石が奪われたり奪ったりみたいなことにも特にならないし…
他の王子達は宝石を奪ったり奪われたりしていますが、とても全員にスポットライトを当てていたら終わらないので王子達の中で数人のカップルのお話だけフォーカスしています。しかし、それもどれもちょろっとしか見せられていないので本当に勿体無い。
メインはソウシたちなので仕方ないのですが、ちょっと中途半端寒かも。
なにより、ソウシとユーリアン2人しか挿絵がなく、それぞれの王子達の描写が描かれてはいますが頭の中で10人近くの王子達を想像で補うのは苦しいですね^^;
個人的にちょっと合わないと思ったのが、たくさんある女装シーンです。
女装させることが服従させるということなのか何なのか…。
この学校には女装するという罰が多くあり、その女装した王子を別の王子が得意げに引き連れているのですが、せっかくBLなのに、女の子の格好をさせて楽しいのか??男のこの人が好きじゃないのか?と疑問に思うところです。
ソウシも女装シーンが多く、最初からユーリアンはソウシを花嫁だと言っているので、経済的にもユーリアンのほうがソウシより立場が上なこともあり、やや対等ではない気がしました。
しかし、このユーリアンがあまり見たことないキャラで、それがとても面白かったです。
ユーリアンは決してソウシに意地悪などはせずベタベタに甘やかしていますが、自分の力は絶対だと思っていて、笑って相手を服従させるタイプです。
こういうタイプ、意外と見たことがなくて新鮮でした。
ですがユーリアンはもっと深い二面性がある…みたいなのですが、それがわかるのも他の王子達のセリフによって、です。
デュエルの設定といい、世界観設定といい、ユーリアンの裏の性格といい、作者の頭の中だけで進行している部分がやや多すぎる気もしました。
ストーリーは自分にはややライトすぎるかな、と思ったのですが、何だかんだでカップリングには萌えられました。
あまり難しくないライトなファンタジーを読みたい方にはオススメだと思います。
物語の主な舞台は、王として即位する前の社会勉強・各国の王子同士の友好の場として設立されたブルジュオン学院。
世界の中心・大海の孤島に位置する断崖絶壁の閉鎖的な学院に12国の王子達だけが集められ共に暮らす。
12国や、中心にある海に囲まれた島・各国王子のキャラクター性…と、どうしても被るものがあって某有名作をふたつほど思い浮かべてしまいますし、設定にも突っ込みどころは沢山あるのですが…それはそれとして。
表紙のイラストのイメージ通り、王子達が集まる華やかでキラキラとした雰囲気のコミカルなファンタジー作品でした。
大国の王子・ユーリアン×小国の王子・ソウシという組み合わせの今作。
腹黒執着攻め×純真無垢な生真面目受けといったところでしょうか。
初恋の相手同士かつ既にくっ付いているようなものなので、恋に落ちるまでの葛藤等はなく、腹黒な攻めに翻弄・寵愛されていく内にいつしか身も心も囲われてしまう受けの図が続きます。
ですので、純朴で攻めの言う事は何でも信じてしまう真っさらな子を可愛さあまって甘くいじめちゃう攻めがお好きな方は丸々1冊楽しめる作品だと思います。
全体的に楽しくは読めたのですが、私には少し攻めの腹黒成分が合わなかったかなあ。
ユーリアンを信頼しているのにずっと騙されているようで、読んでいてソウシがかわいそうになってしまった。
ソウシ以外はどうでも良さそうに扱っているところと、精通も自慰もじっくりと教えてあげたかった発言はユーリアンの濃ゆい執着が見えて好きだったのですけれど。
そんな2人のベッドシーンは、なんと初夜は30ページにも渡る超大作となっております。
初夜だけでこの熱量な事にも驚きますが、それ以前にも本番なしのギリギリなところまでは致しているので、ストーリーというよりはエロス方面に特化している印象です。
作家さまのエロスへの並々ならぬ熱いものを感じる…
ユーリアンのフェラチオ描写が、ミルクを飲む飲まないなんだかんだとすごくねちっこくて、もはや変態執着と言っても過言ではないのかもしれない…(笑)
そして、ルーナ・ノワ国では千回種付けをすると子供が出来るらしいです。
この感じだとかなり励むのではないでしょうか。
互いが持つ宝石を決闘して奪い合い、相手の宝石を手にした者は服従させる事が出来る「ジェム・デュエル」という下克上システムがとても面白そうだったのですが、あまり生かされておらず残念。
ここはもうちょっと読みたかったな。
掘り下げたら絶対面白いと思うんですよね…女装方面にいってしまったのが悔やまれる。
サブCPも魅力的なのに中途半端に描かれていて、こちらももっと読みたかった。
あとは、日本男子感溢れるソウシの下着がボクサーパンツだったのも残念。
浴衣を着るような生活をしていたのなら、そこは褌が良かったなあなんて。
他レビュアーさまも書かれている通り、学院の罰則で女装をするというものが多いのも気になりました。
ソウシの女装シーンが長くて、挿絵でも2カットも割かれていますし、この作品はBLである必要はあるのか?と思っていたら、作家さまはTLメインでご活躍されている方だったのですね。
うーん、TL作品の女の子を男の子にした印象を受けました。
ライトに楽しめるルビー文庫らしい作品だとは思いますが、好みが分かれそうかなとも思います。
全寮制ものや学園ものを期待して読むとちょっと違うかも。