kirara
umanami
水壬さんと鈴木さんの恒例の合同誌です。タイトルがすごいですね~。
それぞれ3編ずつ(うち鈴木さんの2編は2CP・2部構成)。
鈴木あみさんサイドから。
2編目『初詣と姫はじめ』
前半が『男と同棲』より、後半が『妖精メイド』より。
『妖精メイド』のみ。
本編も好きなんです。この2人はいいなあ。
初詣に出た2人ですが、一柳が振り袖姿の女の子を見ているのに気付き、雪歩(商業誌本編では『幸歩』でしたが・・・)はちょっと不安に。でも、一柳が見ていたのは『女の子』ではなく彼女の『振袖』で・・・
・・・この後振袖プレイなんでしょうか。
5編目『一富士』
『花降楼』シリーズより2CP。
『恋煩う夜降ちの手遊び』編(諏訪×藤野)。
藤野がまだ花降楼にいた頃です。
藤野が諏訪に賭けを持ちかけるんですが、それがなんと『抜か六(抜かずに六連発)』だったんです。
ほぼHシーンか、と思ったら・・・
『臈たし甘き蜜の形代』編(岩崎×椛)。
こちらも、椛がまだ禿だった頃のお話
可愛い2人のお正月です。
6編目『二鷹』
『花降楼』シリーズより綺蝶×蜻蛉CPの、なんと女体化もの。
ごめんなさい、ノーコメントで・・・
水壬楓子さんサイド。
1編目『フィールドワーク』
『コルセーア』より。
本編がすごく苦手なので・・・
3編目『くまなみ?』
『幽霊ときどきクマ。』より。
年末、殺人事件の捜査に追われ、もう1週間家に帰れず恵にも会えていない辰彦が、それでも常に携帯してるらしいクマの中に恵がやって来ます。
『お正月くらいは一緒にすごしたいから』と事件解決に協力したいという恵。
結局、恵が被害者の霊から聞いた情報で事件は解決し・・・
なんだかんだでギリギリ正月前に恵の家を訪れた辰彦は、こちらもCPである恵の従兄弟コンビの(白方が天竜を妬かせる)ネタにされます。
そして、恵が丸1日潔斎に入りますが、そのあと一緒にお風呂に入ったり、3日には『森羅万象』シリーズの舞台である神社へ初詣に出掛けたり・・・
相変わらずほのぼの可愛いストーリーでした。
4編目『うまなみ?』
『ムーンリット・ラプソディ』より。
香菅×ハル(+香菅の兄・伊帥さま)ですね。懐かしい。
ハルがお正月は冬眠中なので季節感ナッシングですが、そこはファンタジーですから。
相変わらず食い意地が張ってるハル。蜜柑食べてます。
ハルが突然『香菅って馬並みなのか?』と言い出したんですね~。誰かに言われたらしいのですが、(つまり『見たことがある』ってことだから)かつて遊び人だった自覚がある香菅はいったい誰が!?と内心焦ってます・・・
それにしても、ハルはいまだに『キスマークは毎日舐めないと病気になる』って香菅のでまかせを信じてるようです。
水壬さんの『くまなみ?』と『うまなみ?』は本編がすごく好きなので、それだけでも嬉しかったですね。
基本コミカルでとても面白かったです。
2013年冬コミの新刊です。
鈴木あみ先生の商業誌番外編3編と水壬楓子さんの商業誌番外編3編を収録。鈴木あみ先生の花降楼シリーズ番外編「一富士」と「二鷹」の2編を読みました。
「一富士」
藤野が娼妓、椛が禿だったころ。
師走も近いある日の夜、年末年始にかけて忙しくなるからしばらく花降楼に登楼できない旨を藤野に告げた諏訪。すると藤野は諏訪に賭けを持ちかけます。〈抜か六〉に挑戦してみないかと。〈抜か六〉とは中に入れたまま、抜かずに6回射精することです。諏訪が6発続けてできたら藤野は次回の登楼の際に身上がりし、できなかったら掛け金を全額藤野に渡す。賭けに乗った諏訪は藤野に挑みますが…。
登場カップルは『恋煩う夜降ちの手遊び』の諏訪芳彦×藤野、『臈たし甘き蜜の形代』の岩崎光士郎×椛の2組。諏訪×藤野のお話にページが割かれているので、岩崎×椛はおまけ程度にしか登場しません。
「二鷹」
ある朝目覚めると女性の体になっていた蜻蛉。ばれたらまずいが、娼妓の仕事をさぼるわけにもいきません。隠れる場所を探して見世の中を彷徨った蜻蛉が最後に逃げ込んだ先は思い出の隠れ家でした。ところが、その場所には先客がいて…。なんと綺蝶がいたのです。
『愛で痴れる夜の純情』の主役カップル・綺蝶×蜻蛉のお話。なんと女体化もの。女体化に関しては個人的には抵抗感や違和感があるのですが(せっかく男性同士の恋を読んでいるのに、登場人物が女性の体になられると水を差されたような気持ちになるので。女体化って意味あるの?って思います)、花降楼シリーズの番外編だから読みました。鈴木あみ先生はストーリテリングがお上手なので、設定はともかくまあまあ楽しめました。
登場シーンは少ないですが、遣り手の鷹村や禿時代の忍も出てきます。鷹村が好きなので、このサプライズは素直に嬉しかったです。