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himitsu no nekomimi restaurant
ロシアンブルーに似た猫種の人間が主役のファンタジー。
ロシアンブルーが出てくるだけでテンションがいつも以上に上がってしまう。
大好きな品種の猫ちゃんなので、思いっきり妄想が渦巻きます。
ちょっとしたことで耳や尻尾が出て正体がバレることを恐れるあまり、
人里離れた山奥で自分ひとりが生きていくためだけにオープンしているレストラン。
それでも死ぬまで一人は淋しいと、1日ひと組だけの予約でディナーを提供して
僅かな人とのつながりで満足している受けになる透也。
半分引きこもりのような透也を子供の頃から気にかけてくれている幼馴染が
連れてきた攻めになる仙道と出会い、初対面から気になる存在。
肉食系男子の野性味に惹かれ、透也の料理を気に入ってくれているが
ひとつだけ、アルコールに耐性もなく、匂いだけで猫種変化をしてしまう透也は
作る料理にも酒は使わないが、仙道に酒があれば満点以上の料理と言われ、
負けず嫌いが仇になり、仙道に自宅で作る出張料理を依頼されることになり。
そこから、思いがけず抱き合う関係になります。
自分の正体がバレることを恐れ、極力人と深く関わらずに来た透也が、
気がつけば仙道のことを本気で好きになってしまう。
でも正体がバレるわけにはいかないと、切なくて甘くてケモ耳もふもふもたっぷりと
思い浮かべると食欲が刺激されるお料理に駆け引きめいたエロ描写。
ブルーの尻尾が揺れるさまは萌萌でした。
身近にこんなニャンコが欲しい!一生奴隷のように尽くしたいと妄想しながら
楽しませて頂きました、幼馴染の美容師長毛ニャンコだったのはビックリで
その話も読めればと密かに熱望致します。
表紙買い。
この表紙、絶対可愛い!超好み!
と、うきうき読み始めましたが、中身も負けず劣らずよかったー!
昨夜1時頃から読み始め、止められず2時過ぎ、怒涛のように読了。
なーにがよかったって、お料理!!!!
ジビエの記述が、肉好きでない私にまで、「・・・おいしそう・・・」
と思わせる、濃厚な記載というかなんというか・・ああ赤ワインと一緒に食したい・・・
これでもか というぐらい様々なお料理の記載の数々。
素晴らしいです!
それと、表紙から可愛い控えめな猫を想像していたら
意外にや、自分からのっかちゃう子でした(笑)
ビッチじゃないです。
自分のつがいを きちんと見分けている。
イリオモテヤマネコ? なんしか野生の猫ですね。
攻めさんも強気、受けさんもしっかりもの、
心情的に待ってるタイプではない印象でしたので
楽しかったです。
挿絵もすべて素敵でしたが、一押しは
耳、しっぽ付きでマウンティングされてるところ!
しっぽが最高でした!!!(しっぽ好きな私)
山奥にあるレストランの店主の透也。
彼は普段は人として生きているのですが、
実は猫種でロシアンブルーに似た姿をしています。
そんな獣人の透也と、実業家の仙堂との恋のお話です。
最初、仙堂がツンツンした堅苦しい人だから
好きな攻めじゃないかもしれない…!って思ってたんですけど
読めば読むほど強引な強気攻めで、イイ…!ってなりました(*´▽`*)
透也が晃司から嫌がらせをされた時、圭輔はもちろんなのですが、
仙堂の助け方がとてもスマートでかっこよかったです…!
それにしても晃司…!お前は許さない…!
この二人の恋には圭輔が必要不可欠な存在でした。
圭輔がいなかったらこの二人が出会うことはなかったし、
圭輔は透也にとって兄のような存在で、頼りがいがあってとても良い人でした(*´▽`*)
ファンタジーなお話なんだけど、仕事(料理)のお話もしっかりと書かれており
お昼前に読んだので、お腹がとても空きました(*´▽`*)
透也のお店の料理が食べたいな~♪
受け様は山奥でひっそりとレストランを営んでいて
猫種で猫耳にしっぽつきという姿にもなるし猫の姿にもなれるという
設定的には種なしなので、結婚という考えはないようです
攻め様は、仕事のできる男ということでしょうか・・・
表紙絵を見れば、雰囲気わかるかな!?w
ファンシーな話なのかと思いましたが、しっかりと仕事も絡んでくるし
いとなみも大人な絡みでしたw
けっこう受け様、積極的でエロな雰囲気でした(*´∀`*)
ねこみみですがファンシーではなく大人なお話でした
松尾マアタさんの、大人っぽく可愛い挿絵により
物語の魅力がグンと増しているように思われます!!
素敵な猫耳ファンタジー作品でしたv
森で小さなレストランを営む透也(受)。
猫種で、いつもは人の姿で暮らしているが
繁殖能力がないため人間と結婚する気はなく、
正体がバレるのも怖いので
人と深く付き合うことは避けている。
ある日、客としてやってきた実業家の仙堂(攻)に
惹かれるが…というような話。
ほかの種族は出てこないので
(雄に繁殖能力がないため絶滅寸前)
ファンタジーとしてはそんなに話が広がりませんが
その分、透也の孤独と、せめて料理を通じて
人と関わっていたい願望みたいなものは伝わってきました。
だからこそ、そんな自分の料理を心から楽しんでくれて
一緒に仕事がしたいと言ってくれる仙堂に
恋をする流れが、とても自然に思われます。
この仙堂(攻)は、最初こそ傲慢な金持ちキャラに見えますが
知れば知るほど、仕事に真面目で遊び心もある良い男で
透也の正体を知っても
猫好きだから全然OK、程度にあっさり受け入れるあたり
ちょっと天然なところもあるチャーミングな人でしたw
絡みは、
透也がやはり猫だな~と思わせる積極性で仙堂に迫り、
仙堂もさすが愛猫家なだけあるな~と思わせる余裕で
透也を可愛がっていて、
どこか飼い主+猫のじゃれ合いのような微笑ましさがありました。
透也が、興奮して猫耳を出してしまうシーンがあるのですが
そのときのイラストがすごく可愛くかつ色っぽかったです♪
あと、松尾マアタさんの絵は
やはりバックが断然いいなと思いましたw
スタイリッシュなのに、裸体だけは妙に肉感的で(とくにバックが!!!)
そのギャップにドキッとします♪
欲を言えば猫姿の透也もイラストで見てみたかったです。
ロシアンブルーに似てるならきっと可愛いはずv
ライチョウって検索したら、可愛い鳥でした。
白地に黒の模様で頭に赤色。食べちゃうんだ……食べれるのか?これ、というね。
ジビエがたくさん出てくる話ですが、シカ肉は食べたことあります。
でも、食べた瞬間からそこにシカがいるんです。お口には合いませんでした。
浅見茉莉先生もこの作品を書くにあたり、ジビエを食したのでしょうか。
そんなところが気になってます。
びっくりしたら耳としっぽが出ちゃうなんて可愛いな。
でも、びっくりして耳としっぽが出ちゃうのは1回だけなんですけどね。
レストランの名前がハーミット。検索したら隠者という意味があるらしく、隠れ家的なレストランなんで納得しました。
「シャレのつもりならもはや化石ですから」
「シャレだと思うほうが化石だ」に笑いました。
仙堂が透也に食べさせたマスカットの皮を出せと手のひらを差し出す。
透也は遠慮しながらも皮を出すけど、仙堂は何をするでもなくゴミ箱に皮を捨てるだけ。
最近、食物プレイ的なのが目に付くようになりました。
カラーでは透也は茶色い髪なんだけど、モノクロでは白くなってるから別の人に見えちゃいます。
晃司が嫌な奴だった。最後に謝ってたけど嫌な奴キャラは消えない。
We LOVE ケモミミ
良い言葉です。
小さなレストランを中心に繰り広げられるもふもふファンタジー。魅力的な料理名が大量に出てきて、想像しながら読むのが楽しかった。
ストーリーは気になる点はありつつ面白かったが、途中を読み飛ばした?と疑いたくなる曖昧なきっかけと急な展開でくっつき、一番良いところで置いてけぼりにされてしまった。
猫種の秘密を守るため、辺鄙な土地で小さなレストランを一人で営む透也。仕事関係以外の人との絡みがほぼ描かれないため、人間性が分かり辛い。心理描写から受ける印象と対仙堂のときのセリフの印象が異なり、後半になってもまだ透也ってこんなキャラだったんだ……と驚く。
恋に落ちていく様子はヒトより猫の方の本能優位な描写で面白かった。エロシーンで積極的なのは猫だからかな。
仙堂もいつの間にか透也に惚れていたらしいが、そこまで透也が特別だと気持ちを重くするほど?と違和感があった。仙堂の気持ちは終始見え辛い。
ストーリーはセフレか恋人かふわっとした状態の仙堂に、透也の秘密がいつどうやってバレるかとワクワクしながら読んだ。が、バレ方は地味だし、その後避けるのは分かるが、仙堂が女といるのを見たからって透也は豹変しすぎ。それで襲って決定的にバレて逃げようとする意味不明さ。
関係性が変わろうかという大事な場面で、納得できる心理描写もなく気持ちが変化するきっかけも描かれず、覚悟の一つもできていない中で変な行動に出られてもついて行けない。なんかいきなりくっついたな……と遠くから見つめる感覚だった。
気になったのは透也が簡単にランチを休みにしていた点。普段は予約なしの客が入っていたが、遠いところから来てがっかりして帰った客はいなかったのかと思った。BLキャラの仕事舐めてる感はいつも不快になる。
番外編は仙堂視点。恋人に対し独占欲の強い誠実キャラになっていて、本編でその顔を見せて欲しかったと思った。