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last
ああ、面白かった!こんだけ変態臭さが突き抜けているとある意味爽快!!
設定は過去の陰湿ないじめや残忍過ぎる動物虐待が背景にあるけれど、
攻めの空閑の一途さには感服しちゃいます。
始めはキモ怖で引き気味だった受け真人も相手が高校時代の同級生で、
今でも空閑を思い出しては自責の念を抱いていた真人にとってこれだけ熱烈に
子供のように必死にすがりつかれ求められ続けたら絆されるどころか保護欲が
湧き出て愛しいと思わずにはいられないでしょう。
内容はマニアックな脱出ゲームでかなり熱狂的なファンまでいるコアなゲームを
真人がハマってしまい、その第二弾の新作ゲームのテストプレイヤーに選ばれ
会場に出向いたことで始まります。
ゲーム会場として指定された場所は古びたビルで、困惑を感じた真人の前に現れる
イケメンの青年、明るく話しやすい相手だと思ったのも束の間、
あまりの馴れ馴れしさとスキンシップの多さ、そして、はぁはぁ状態の言動に
身の危険を感じる程の変態さに引く真人。
しかし、びっくりしたのは自分たち以外の二名の参加者、それは真人が忘れることが
出来ない過去の出来事と直結する、空閑をいじめて命の危険にまで晒した元同級生。
その二人はゲームのキャラとして地下迷宮に連れて行かれ、真人と青年はゲームの
プレイヤーとしてこれから始まる残忍なゲームのマスターとなるのです。
そしてその青年がゲームキャラにいじめられていた空閑だと解り、
空閑がゲームを利用して二人に復讐するのだと思い、真人はたとえ憎むべき相手でも
命の危険があるゲームから助けてやろうと、空閑の暴挙を止めるために
空閑の淫靡なお願いを聞くことになっていく。
残忍な復讐ゲームと真人を一途に5年間も想い続けていた空閑の強すぎる思いに
閉じ込められた空間で次第に冷静な判断も出来なくなるような時間が始まる。
タイトルのラストはゲームの名前でもあるのですが、最後にはそのゲームが
まるで真人への全世界に向けた告白のようにも思えます。
ヘタレの仮面をかぶった真人オンリーの変態さんですが、
実は真人が考えている以上に、高い能力で緻密に真人を手に入れるために
あらゆる策略を張り巡らせていたというオチ的な流れもコミカルで楽しい。
きっと真実が真人に知れることがあっても、一途な変態の情熱で何度でも
真人はほだされまくるだろうと思える作品で満足の1冊でした。
そして、真人の愛猫との暖かい思い出も愛猫マリちゃんが、
恨みよりも飼い主の真人を心配していたのかと思える夢の話も良かったです。
空閑のちょっと毛色の違う変態ワンコ、楽しめました最高です。
またまたやって下さいました、宮緒先生!執着変態攻め、今作はオタクなのですね…世界をどうこう出来そうな能力を一点集中。なりふり構わない純愛一途なはずなのにどんどん変態チックな方向にずれ込んで行くのが笑えます(^◇^;)受け止める方は大変よね~!いいように転がされてるみたいなのに真人の健全さに救われますよ~♪最近ゲームやってなかったけど、ダンジョンの中いっしょに謎解きしながら進んでいるようで最後までハラハラさせられました!!
宮緒先生!執着攻め極めて欲しいけど、新たな地平を切り開かれてもOKです!地獄の果てまでついて行きますよ~♡だって、面白いんだもん♪
高校時代ひどいいじめにあっていた空閑に再開した真人。
空閑のあまりの変貌ぶり(外見や性格)に驚きを隠せないが、さらに驚くことに
たまたま ゲームのテストプレイヤーに2人が選ばれた。
同時に選ばれた残り2人には当時、空閑をいじめていた本人とその小間使いもいた。
ゲームはゲームでも生身の人間を使った死のゲーム。
なんという運命のイタズラか、プレイヤーにはいじめた奴らが、
操作する側には、いじめられていた空閑が。
本物の迷宮で命を懸けたゲーム「ラスト」が始まる。
全部仕組まれていたという事が、最後の最後の最後に分かります。←ホントに!
テストプレイヤーの人選や、迷宮に無理やり連れてこられたのではなく連れて来た
ということ、空閑はいじめた奴への復讐なんかより真人の恋人になりたかったことect...
とりあえず、空閑はだいぶ変態だったこと、真人はめちゃいい人ということは、
確かでした(笑)
話も濃厚でとても作り込まれていることが解ります。
読んでいて何度ハラハラしたことか。
復讐がテーマだと思っていましたが、歪んではいたけど大好きな人のための復讐でした。
再読です。
数年前に読んで、最後の部分しか覚えていない楽しめるかなぁ~と思ったのですが読んでいると段々と思い出すものですね(笑)
ですが相変わらず最高の執着具合でした!
再会もので攻めがビフォアフして登場。
サイコパスさもありながら、時には泣きながら縋り付くワンコのような仕草に絆されまくり受け。
受けの前ではチワワだけど、その他…特に受けに近づく奴には狼にもなる。
そんな二面性を持つ攻めを書くのが得意とする宮緒葵先生。
もう、さすがの一言です。
安定の面白さです。
「たまらない、たまらないよ…!」という帯のキャッチコピーに、変態か?と本屋で笑ってしまいましたが、本当に変態でした。
脱出ゲームのテストプレイヤーとなった真人(受け)。
そして他、プレイヤーに選ばれた4人は偶然にも同級生。
簡単に言えば、高校時代のいじめっ子2人といじめられっ子2人で、バッチリ面識のある4人が勢ぞろいしているのです。
真人と空閑(攻め)は、ダンジョンマスターとして管制室へ。
いじめっ子二人はプレイヤーとしてゴールを目指すことになります。
二人がダンジョンで怪我を負ったり死にかけたりするのを、真人達二人は、管制室から一部始終見ることになるのです。
ラストが近づくにつれて、様々な謎がスピーディに解決されていく過程は、気持ち良かったです。
伏線は分かりやすく、謎解きも予想がつくものでしたが、無理矢理キャラを善人にしない、辛口のエンディングはとても良かった!
ラスト1行には、思わずニヤリと笑ってしまいます。
ただ…、空閑については、喋り方や態度もそうなのですが、100キロを超える巨体のオタクという、過去の印象が強すぎたことと、テストゲーム中も、口調とは裏腹の姑息な性格が見え隠れし、どうしても彼を好きになることが出来ませんでした。
一方、真人は清く正しい性格で好感が持てる人物でしたが、短髪すぎちゃって萌え感弱めでした(完全に個人の趣味…すみません)
それから、恐怖のダンジョンのイメージが上手くつかめず…☆
私の貧困な脳では、アスレチックを思い描くのが精いっぱいでorz
この部分にイラストがあったら嬉しかったかな?
色々書きましたが、とにかく「ラスト」だけにラストが良く、破綻の予測出来る、含みのある結末はとても新鮮でした。
こういうミステリ要素のあるBLはとても好きなので、同作家さんの次回作にも期待したいと思いました。
萌×2寄りの萌評価で!
中立より萌。
ストーリーは凝ったつくり。
最終章での独白っぽいかんじで一気にネタバラシされるのが少々残念。
空閑は少々ぶっ飛んでるけど宮尾先生にしてはエロ抑え目か。
でも無駄金使いすぎ、仕掛けが大掛かりすぎて、
そこが面白いところなんだろうけれども、ちょっと非現実すぎかなあ。
でも一番引っかかったのは、真人キャラ。
ちょっと出来過ぎ、天使すぎ、順風満帆すぎ。
ある意味チートのマコちゃんは正解か。
現実にいたら、陰で悪口言っちゃうかも。
表立って批判できない感じが怖い。まあ、批判する要素もないんだけど。
たしかに空閑には天使かもだけど、読者の私は萌えを感じられなかった。
衝撃的なお話でした。
サスペンスだと思って読むといいのかもしれませんが、
単純に恋愛モノとして読むと、気分がモヤモヤしそうです。
美麗なイラストが、恐怖を更に引き立てていました。
宮緒先生の描かれる執着攻めは、軽くホラーです。
ということで、好き嫌いがはっきりと分かれそうです。
愛情が深いというより、重すぎて怖いです。
お人好しで他人を疑わない真人が、空閑の本性に気づくことはなさそうなので、これからもそれなりに幸せにすごせるんでしょう^^;
宮緒さん、初読みです。
ちなみに表紙の短髪くんが、受けです。
受けの真人は大学四年生。
誰にでも好かれる穏やかな気質で、今は友人の大西から借りたゲーム『LAST』にはまっています。
攻めの空閑は、真人の高校時代の同級生で100キロオーバーの巨体の持ち主でしたが、現在はモデルのような容姿へ激変しました。
真人は学生時代、愛猫を自分の不注意で無残に殺されてしまったことを悔やんでいましたが、それを不器用に慰めたのが空閑。
彼はいじめられっ子で、ある事件をさかいに退学してしまいます。
それから五年、『LAST2』のテストプレイヤーに選らばれた真人がそこで再会したのは、高校時代、空閑をいじめていた同級生二人。
その二人が、テストプレイとは名ばかりの実験に捕まってしまい、それを助けようと奮闘するというお話でした。
真人の性格設定があまりに『良い子』で面白みがなく、その分リアリティがないかなと思いました。
ゲームの世界を体感するわけですが、サスペンスちっくな展開をさせるのに主人公のリアルさのなさは浮きました。
空閑の口調なども、ただ頭が弱そうというだけでなく妙にオタっぽいといいますか…
話の噛み合わない変態系で、わたしはダメでした(汗
ラストは、どこかで読んだことあるなーというオチです。
あらすじを読んだ段階でわかってはいましたが…
なので、サスペンス要素を求めて読まない方が楽しめると思います。
ラスト数ページの空閑目線の部分はやりとりが面白かったので、攻め目線で読んでみたかったです。
攻の空閑の変態犬ぶりがキモイとか、受の真人が全方位イイ子ちゃん過ぎだとか、言いたいことはあるけれど、それよりなにより、タイムスケジュールの破たんが気になる。
真人が公式サイトで会員登録してから、招待メールが来るまで一か月。
その翌月には実際にゲーム会場に行ってるわけで、そんだけの時間でこれだけの大掛かりな仕掛けができるものか? そもそも地下の工事ってたいへんなのに!
藤本たちを陥れる罠も、たった一か月ちょっとでできるもの? ドラッグの売人とツナギつけるのも簡単じゃないだろー。ていうか、罠にかけるためにドラッグ売りさばかせて、そのために人生狂った学生たちがどれだけ出たか……。とか、考えてないよね? 空閑はね?
真人がいなくても復讐するつもりで準備してて、そこにたまたま真人がサイト登録してきて狂喜乱舞で引っ張り込んだってゆーなら、まだなんとか。でもそーゆー感じじゃないし。
BLでそういう現実的な細かいこと言うなよ、とは思うけど、特に宮緒先生に、とは思うけど、気になりすぎて。
期待のエロも、空閑の性格がああなので、「淫靡」じゃなくなっちゃってイマイチでしたー。
変態は大好きなんですが、この攻めはちょっと合わなかったです。
童貞攻めが好きな私にとって童貞だと受けに嘘をついて実は男も女も喰ってましたと最後にネタばらしされるのはマイナスポイントでした。
これさえなければもっと良い評価を付けられたと思います。
でも、攻めが昔すごく太っていて受けの真人にふさわしくなるために一生懸命ダイエットしたというのはすごく微笑ましいです。
自分のことを豚だと言って貶していたのも個人的にクスッと笑ってしまいました。