Krovopizza
tougyuushi no ichinichi
『裸のマタドール』番外編。
表裏の表紙画像は、
華藤先生が現地で撮影された
スペインの風景と闘牛の写真で、見ているだけで楽しい。
話の内容からも、華藤先生は本当に
闘牛を愛していらっしゃるんだろうなーと
ひしひし伝わってきます。
また、理央の母親が
理央の仕送り金でタンゴバーの経営を始めたことなど
本編で説明が省かれていた箇所が補完されています。
特に、レジェスの理央への愛は
本編やペーパー以上にダダ漏れで、それは出会った頃から一切ブレがないと分かったのが非常に良かったです♪
【1 天国への階段 ―理央のモノローグ】
シャワールームで、
いつものように理央の身体を洗ってくれるレジェス。
記憶が戻り、ゆっくりだが言葉を紡げるようになった彼は
昔の尊大なレジェスと、記憶喪失期の穏やかなレジェスが
一体となったことで、
理央への愛情が二倍にも三倍にも膨れ上がっています。
闘牛場の理央がエロすぎるというヤキモチも、
シャワールームでの濃厚で情熱的な濡れ場も、たまらなく良い。
この話を読めただけでも、
この同人誌を買ってよかったーと思いました♡
【2 パパへの招待状 ―フェルのモノローグ】
若き闘牛士・フェルナンド視点の短編。
金をせびりにくる父親にカリカリするフェルと、
フェルの父のゲスっぷりを気に入る軽央との対比が面白い。
清濁受け入れる、理央の懐の深さは
元々の性格もあるだろうけど、
師であり恋人でもあるレジェスの影響が大いにありそうですv
【3 闘牛士の一日 ―レジェスのモノローグ】
理央が、メキシコの闘牛場で負傷し、病院に運ばれる。
レジェスは理央の無事を祈りながら、理央と出会った頃を思い出す。
理央を愛し、自分のすべてを注ぎ込みたい一心で
命を賭けた闘牛を続けてきた日々。
自分の哲学を理央に継承させてしまったことを
激しく後悔するレジェスですが、
病院で目覚めた理央は、翌日の試合に出る気満々で
牛の様子を見てこいとレジェスに命令します。
自分の意志を受け継ごうとする、理央の強い意志―それは、レジェスへの愛の証でもある―を悟ったレジェスは、ガラス越しに理央に口づけ、独り闘牛場へ向かうのでした。
濡れ場はなくても、
命を賭けた闘牛を通じ、この上なく深く愛し合っている二人の姿は
非常に感動的かつエロティックで、強く胸を打ちます。
もっとこの二人の物語を読みたいな~~~!
かつての師弟が、今では主と付き人という逆転関係にも萌えるし、
マタドールシリーズの中でも特に大好きな二人です。
※このシリーズは、
今後どういう形で書いていくかは未定ですが
ある雑誌の創刊に、短編が掲載される予定はあるそうで、そちらも楽しみです♪
Krovopizza
買いもらしは凹みますねーーーーー(泣)
私も同じような経験あるので
ターーーーーッとなるお気持ち、大変よく分かります(´д⊂)
izakaさんも何らかの形でゲトできると良いですね…!!!
とりあえず、どんな感じのお話か、雰囲気だけでもお伝えできていれば幸いです。
izaka
ターーーーーッ(泣)買いもらしましたーーーーーーっwwwwwww!