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作家さんの新作発表
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『ぼくプロ』シリーズ第2段!
2巻目以降から全て『専制君主〜』で始まるタイトルになります。
そして『コイビト』からもわかるように、今回は、慎一とひかるが晴れて恋人同士になるまでが描かれていきます。
ストカーの如くアプローチし続けてくる松村を諦めさせる為、ひかると慎一は仮の恋人を演じます。
それでもしつこく迫る松村から身を守るため、ひかるは慎一宅で暮らすことに!
セクハラ大王なる慎一の強引なスキンシップと、松村の画策で大混乱に巻き込まれていくひかる。
強硬手段に討って出た松村の行為に、深く傷つけられ…
死に物狂いで逃げてきたのに、慎一に誤解され、逆鱗に触れてしまい…⁉︎
2人の酷い男達に振り回され、さんざんなクリスマスを迎えるハメになります。
でも、その事がきっかけで、ひかるは慎一への気持ちに気がつきます。
絵描きの風見慎一を尊敬しているだけの好きではなく、涙腺が壊れてしまうくらい…とりかえしが付かないくらいに、慎一の事が、最初からずっと好きだった事に気づかされるひかる。
彼の絵も!彼自身も!せつなく思えるほどに、愛おしく、好きな人だということに…!
凄く鈍感なひかると、オレ様な慎一の、焦れったく、すれ違った関係は⁉︎
どういった展開で、本当の恋人になっていくのか⁉︎
ひかるの心情変化が丁寧に描かれていくので、ハラハラ&ドキドキ見所です!
今回は、本当に災難続きで可哀想なひかるでした。
「ぼくはノーマルだ!」と踏ん張っていたひかるでしたけど…
一枚も二枚も上手な、個性的な男達に振り回され、葛藤の末、散々な目にもあいましたけど、前作から待ち望んだ結果通り、無事オレ様な慎一につかまってくれて嬉しかったです(笑)
そんなひかるの魅力は、酷い男達にいいように流それていくだけの、健気な受様じゃないところ!
どんな苦難が降りかかっても、ポジティブに考えて、周囲も驚くような行動にでて乗り切っていきます。
今回も突拍子ない行動力で楽しませてくれています(笑)
いつも明るく、元気いっぱい!
間違っていたり、駄目だと思うことをハッキリ言うくらいには、気が強く、意地っ張りさある。
だけど、慎一の過剰なまでのスキンシップや、ひかる限定の激変ぶりには、ただ1人気付かない、ちょ〜鈍感さ(笑)
自分の人生を一生懸命考えながら、真面目に努力し続ける悩ましい姿など、このトータル的なバランスがとても愛らしく、可愛らしい魅力を生み出してくれているので、ひかるのキャラはとても好きです!
慎一は、専制君主〜いつもオレ様1番、偉そうで傲慢な攻様という割には、読んでいると結構ひかるに振り回されているところが、慎一のオレ様キャラの魅力。
今回も、ひかるが怒って、堰を切ったように泣き出した瞬間、逆鱗だったのは何処へやら⁉︎
困惑しながらも、直ぐ必死に謝る姿のギャップは笑ってしまいます。
どんな立場でも、先に惚れた方が負けなんだな〜としみじみ(笑)
でも、包容力のある所もたっぷり見せてくれるからいいんです♡
ひかるへのスキンシップの仕方や、視線、言動など、甘さが前回以上に増しているので、ニヤニヤしながら美味しく読ませて頂きました。
本当に最後までジレジレを堪能させてくれた2人。
まだですか⁉︎と何度もツッコミながら読みました。
ひかるのポロリ口をついだセリフと、その後の初H♡展開や慎一のオレ様大告白は見所!
恋人になってからの、慎一の手加減なしのアマアマさは萌×2で美味しかったです♡
第1作目から登場する、昔慎一が描いた、『出航』と『港』という2枚の絵。
この絵は、シリーズを通して、せつなさ、悔しさ、嬉しさ、幸せ…今後も、2人の間に深い意味をもって登場するキーポイントになっていきます。
今回は、ひかるが自分の気持ちに気付くキーポイントになるんですけど、このシーンはせつなくて泣けました。
そして強烈なキャラの松村。
今の段階の彼は、薄気味悪い怖い、人としても最低最悪なので大嫌い!
そんな彼に、執着されたひかるは可哀想なんですけど、シリーズが進むうちに、彼なりの魅力が出てくるから、不思議と憎めないんです。
松村のお陰で、慎一とひかるはくっついて、ひかるも負けずに、松村をネタに無事ボーイズラブ小説をかける訳ですから(笑)
忘れてならないじゅん先生!
今回も豪快で素敵でした。
このシリーズを読む時は、いつも気分はじゅん先生になってしまいます。
ジャンルを問わず人気小説家のじゅん先生。
個人的にボーイズラブ大好きで、慎一とひかるをからかって楽しんでいる様で、2人を見守り続ける優しくて、かっこ良くて、綺麗なじゅん姉さん!
彼女は、読者である私の心の内を、気持ちいい位に代弁してくれます。
出来れば、彼女になって2人を見守っていきたいほどに!
もちろんからかって楽しみたい気持ちも大です(笑)
慎一のもの(恋人)になったひかる。
幸せな気持ちもいっぱいだけど、これまで我慢していた分、いろいろしたいという慎一に、やや困惑(笑)
まだ謎も多い人なので、ひかるはこの先、いろんな無体な目に遭いそうな気配…。
そこに、手強いライバル松村と、
新たな男の影も⁉︎
まだまだ、ひかるの意志とは関係なく、振り回されていきそうな予感です!
2人の漫才のようなやり取りがほのぼの楽しく、とても微笑ましい、甘々なカプシリーズなのでオススメです!
ぼくのプロローグシリーズ2巻です。
ちるちるでは2巻と表記されていてとても助かるのですが、実際の本は2巻と表記されていないので、購入時には名前にご注意。
天才イラストレーター・風見慎一(25)俺様執着攻め×新人作家で大学四年生・月充ひかる(21)天然一途受け
ひかるが松村にストーカーされているので、安全の為に慎一の家に同居することに。
慎一の思いが読めないのと自分の気持ちがわからなくて悩んでいたが、また松村に襲われて。
何カ月計画ですか!という感じでひかるを手に入れる為に、策をねっていた松村が純粋に怖かったです。
こんなに恐ろしい奴だったとはとゾクゾクしますが、個人的に彼は嫌いじゃないです。不屈の魂、あの慎一に平気で挑戦し続ける勇気といい、諦めの悪ささえも、なんだか好きです。
そこまで愛していても、ひかるには慎一がいるので愛してもらえないので、同情してしまいました。
恋人とは割り切ったつきあいで一度きりが多いという慎一が本当に自分を好きなのか、ノンケな自分が慎一を好きだなんてと、ひかるが思い悩む姿が切ないです。
それだけじゃなく、ストーカー松村のこともあって、2巻にしてハードな展開です。
恋人になる為のひとつの山で、コメディーありシリアスありで楽しかったです。
エロ:★3 ついに初H
総合:★5 鳴りを潜めていた松村の本領発揮と、2人がきちんと恋人になるまでのテンポがよくて読み応えありです。