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nekomimi tantei to koibito
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1作目で全く萌えずにするっと終わったのですが続編をようやく読めて、猫語が可愛かったので萌にしました。お話はやっぱり二時間サスペンス(かつ謎解きは完璧に終わってないやろ)という印象。「事件ありのお話本編210pほど+あとがき」です。
1作目で恋人継続中、同居中の二人ですが最近の会話はもっぱら猫語vs日本語(爆笑)。180越え30歳越えの超絶イケメンが「にゃにゃ」といって夕食の相談なんて笑うしかないですよっほんとに。冒頭それで笑ったと思ったら、1巻でも出てきた等々力の同僚、箱林くんが飛び込んできて「等々力さんを助けてほしい」と依頼してきて・・と続きます。
登場人物は、
等々力さん(警部補、イケメン)、箱林(等々力大好き刑事)、事件関係者、剛田(警視庁刑事部次長)、攻めの義理父、実母ぐらいかな。
**変人ぶりについて2
前作で変人と思っていましたが、人心を解している様子がとても見えて、ちょっとまともに思えるようになりました。猫耳カチューシャ装着に加えて猫語駆使もありますが、ああ変わった人だなと思う程度になったのは、猫語のあまりの脱力感のなせる業かもです・・・ただカチューシャつけて推理に挑むという謎は説明無かったですね。もういいや、探偵もののお約束だ!と飲み込みましたww
今回は等々力さんをなんとか助けよう口説き落とそうと美少年箱林君の健闘も合間に挟まってきて、ビジュアル的には目福倍増です。
そう、挿絵は猛烈に好き。ちょっと前の笠井先生の絵で、色っぽいシーンが少ないので汁ホワイトがなく線がやや少なめに思えてすっきり素敵♡なんと今作、tnkの絵がない!笠井先生が挿絵されている本で、tnk無しってあまり記憶ないですね・・・スーツ多いし、メインカプとは少しテイスト違う美少年が出てきたし、挿絵的には大満足です!
お話はサスペンスドラマということで、さくっと読めますし、変人攻めがにゃと鳴いて可愛いですし、笠井先生ファンの方でしたら、一度手に取っていただいてもよいのでは、と思いました!
猫耳探偵羽越と成り行きで助手になった環が恋人になってから3ヶ月。
初っ端から「にゃー」とやっていて、バカップル全開w
甘いムードで始まったこの続編だが、羽越の親友・等々力刑事が殺人容疑で捕まり
イチャイチャはお預けとなる。
事件の内容はお約束の火曜サスペンス劇場的、
経過の中で前巻での因縁の剛田が絡み、更には羽越の生い立ちの事情も出て来る。
途中でコスプレよろしく、タキシード姿になる羽越も出て来て、
テンプレがあってシリーズ化?という感じ。
等々力ラブの美少年(と言っても27歳)箱林刑事のキャラや
それに全然気がつかない朴念仁の等々力、彼と羽越の友情など
モチーフは魅力的だし、ライトな作りは楽しいし悪くないのだけれど
とにかく環が一々マヌケに「え?」とか口を挟んでいるのに
笑うというよりはイライラしてしまった。
(心の声:変人だけれどスーパーな羽越は、なんでこんなのがいいのか?)
事件解決後のイチャイチャは、甘々。
環に好感が持てれば、評価は全然違うだろうと思うのだけれど
個人的にはそこが興を削いで、「中立」。
1作目で続編が出れば評価も変わるかもと思っていた作品の続編で軽く期待しました。
そして蓋を開ければまさにメロメロ状態から始まっている。
1作目はラブ度は薄い気がしていたのですが、恋人同士になって思いを重ね合わせたら
こんなに甘いバカプルな二人になっていたのねとビックリしました。
内容は1作目から3か月たった頃で、二人は蜜月、しかしそんな蜜月をぶち壊すような
事件が起きてしまう、それはネコ耳探偵その人羽越の友人で刑事の等々力が
殺人事件の現行犯で逮捕されてしまったから。
そして個人的に好きなキャラの童顔美少年風の等々力ラブの同じく刑事の箱林の
キツイ性格キャラに妙な萌えを感じてしまうのです。
そして親友の等々力の事件と羽越の因縁の相手である警察幹部とが過去の事件で
繋がりがあり、その幹部を完ぺきに排除することは出来ないまでも無傷では
いられないような解決に導く話です。
前作でちょっとすっきりしない感じがしていた内容もすっきりして、
前作とは違って深みが増したような展開で楽しめました。
ラブ要素も今回は意外に多かったし、ネコ探偵に環がメロメロなんも実感出来て
かなり楽しめました。
猫耳探偵シリーズ第2巻。
何げに続編を心待ちにしていた、お気入りのシリーズです。
キャラはそれぞれ個性的だし、笠井さんの挿絵も素敵。
2時間サスペンス風の展開に、お約束のやり取りや小ネタなど
テ〇朝の刑事シリーズを思わせるような、ベタな安心感が好きです。
「罪」シリーズみたいに末永く続いてくれたら嬉しいかも。
主人公の環は、美貌の変人探偵・羽越の助手兼恋人となって三カ月。
猫耳カチューシャを愛用する羽越の「にゃー」だけで、
大まかな意志を理解できるくらいには成長(?)する。
ある日、箱林という知り合いの刑事が事務所を訪ねてくる。
美人ホステスのストーカーが三人、立て続けに殺された事件。
その犯人らしき男が刺殺された現場で倒れていたのは、
箱林の想い人で、羽越の友人でもある警部補・等々力だった。
等々力の殺人容疑を晴らすため、捜査に乗り出す羽越と環だが…。
上層部の妨害で情報が得られない羽越は、ある人物との「コネ」を使う。
その人物との辛い子供時代を環に話し、抱き合うシーンでは
羽越の、環への愛情や幸福感が伝わってきて、静かな感動があります。
事件絡みの会話では、ワトソンのオーバーリアクションを華麗にスルーするホームズ役に徹していますが、本当はそんな環の素朴さを心から愛しているのでしょう。
環も、少しでも羽越の力になりたいと決意を新たにし、
絆が深まった二人の絡みは、短いけどラブラブで何よりですv
事件に関するツッコミどころや、裁判の決着など
気になることはあれど、刑事ドラマでいう「泣き」の展開はよかったです。
犯人の悲しい過去、事実を隠蔽した側の苦しみ、等々力の誠実な人柄など、シビアながら少なからず救いもあるエンディングが魅力的。
その他脇役では、「小林少年」ならぬ箱林少年が
腹黒元ヤンキャラとして強烈な個性を放っています☆
好きな人(等々力)にはデレデレ、環には舌打ちしまくる極悪美少年。
彼のスピンオフも見てみたいけど、等々力が鈍すぎて…?
酔ったところを裸でベッドに連れ込んでも
『昨夜は暑かったんだろうな』
で片付けられては…望みないですね~~;
落ち込んでる箱林が面白いので、これからもガンガン玉砕する方向でお願いしますw
そんな脇カプの行方や、
環の、助手&猫語通訳としての成長もまだまだ読みたいシリーズです♪