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いい顔だ。啼かせがいがある。
shuuai ryoshuu
サブタイトルがマフィアと復讐者になっているし、重い作品かと思ったら
以外にあっさり読めるし健気な甘さもたっぷりあるラブでした。
父親がクラッシクのピアニストで自身もその勉強をしていたが、自由に音楽に心を
躍らせる事が出来るジャズに転向して父親からは絶縁状態なジャズピアニストの弘樹。
唯一の理解者であるはずの姉が婚約者と事故死してしまい、自分の所へ来たからだと
思い込み、更に追い打ちをかけるように姉たちがマフィアに殺された事を知り、
ピアノを弾く手に銃を握りそのマフィアに復讐しようと若き総帥であるリカルドに近づく
しかし、あっさり正体を見破られ、弘樹にリカルドに復讐しろと唆した相手が
誰かを口を割らせるために凌辱されてる。
そして直ぐに姉を殺したのがリカルドでは無いと解り復讐はあったり終わるが、
弘樹はそのままピアノを弾きながら契約的な愛人にされてしまう。
それに復讐者は実はリカルドだったりするのですよ。
マフィアの権力争いで家族を叔父に殺され、叔父に復讐する展開です。
そこにリカルドと弘樹の仲が同時進行するような流れであります。
リカルドは弘樹自信もそのピアノも実はかなり前から愛している、いわば片思いで
自分を殺しに来た相手が弘樹だと知り、本当はかなり舞い上がる程嬉しかったようで、
かなりマフィアらしくない感じで、ラストでは組織のドンになったのに、
弘樹に改めて思いを告げる姿は健気な恋する男って雰囲気で受ける弘樹とも
甘々な雰囲気になるラストでした。
タイトルや表紙イラストの印象よりも軽い感じで読めるマフィアものでした。
新刊チェックで粗筋を読み、復讐と豪華客船が気になり、
特典ペーパー付きということで、いつもの書店で予約して購入しました。
あとがきにも書いてある通り、舞台が豪華客船ということで、
重たい感じのマフィア物の作品ではなく、残忍さも無かったので、
マフィア物としては読みやすくて、安心して読める作品だと思いました。
受けが感じていたように、受けに対して攻めの言動や行動に
愛情が常に溢れているのがとても良く伝わってきました。
受け視点で物語が進むので、攻めが受けに執着しているという感覚は
あまり感じ取れませんでしたが、長年に渡って受けを想い、
守ってきた攻めに好感を持ちました。
受けは芯がしっかりしていると思いました。
攻めの言動や態度など、そのまま受け取るだけでなく、
攻めの真意を読み取り、攻めのことをきちんと理解しようとしている姿勢に
好感を持ちました。
今回の評価は、あまり迷うことなく「萌」です。
物語の内容や展開、人物設定など、適度に萌えました。
復讐のために敵陣にのりこんでサクっとつかまって
サクっと犯されるという高率のいい展開(* ´艸`)クスクス
馬鹿な子ほどかわいいとはこのことでございます。
拘束された挙句ちゃっかり犯されて気持ちよくなってしまうという案の定な展開。
嫌よ嫌よ言いながらも結局というのはお約束ですが
レイプものはやはり萌える。
もっとこの手のジャンル増えないかしら。
お話しはといいますと
マフィアだの復讐だの~が渦巻いておりまして
真実がどーだとか。本当はこーだとか。
正直設定があんまり興味ないのでサラッと読み流してしまいました。
むーん。